市来神社

今日ご紹介するのは、鹿児島県いちき串木野市にある市来神社(いちきじんじゃ)ですっ!こちらの神社は2006年から八咫烏を祀るようになり、八咫烏をシンボルとする日本サッカー協会公認のお守りや絵馬を販売し始めていますっ!

 

八咫烏とは、初代天皇である神武天皇が大和を征服して天皇に即位する「神武東征」の中に登場するカラスです。高皇産霊神(たかみむすびのかみ:大木の神様で、物事の創造の神様)が神武天皇に道案内役として遣わせた鳥です。

 

八咫烏は太陽の化身として考えられており、咫(あた)とは長さの単位で、八咫でとても大きいという意味を表しています。神武東征のお話は古事記にも日本書紀にもありますが、八咫烏が三本足であるとの話は特に書いていません。中国の陰陽道の影響を受けたとも考えられています。

 

八咫烏は神武天皇の出征に味方したことから、軍事関係である陸上自衛隊の一部の隊のマークとして採用されています。日本サッカー協会のシンボルマークとなったのは昭和6年、日本に初めてサッカーを紹介した中村覚之助氏に敬意を評し、出身地の熊野那智大社の八咫烏が選ばれたのだそうです。

 

そんなわけで今日の神社紹介は以上です!ワールドカップもいいけど野球もね!これまでの神社紹介まとめはこちらからどうぞ!

 

最終更新:2014年06月15日 15:26