オリンピック

今日ご紹介するのは、ギリシアのペロポネソス半島にあるオリンピアの古代競技場跡です!画像の通り今は更地ですが、かつては競技場と、ギリシャ神話の最高神であるゼウスの彫像がありました。そしてここ開かれた競技会がもととなって現代のオリンピックが出来上がりました!

紀元前8世紀、ギリシアは伝染病により多くの人が苦しんでいたのですが、当時の王様が音楽と拳闘の神であるアポロン神のお告げを受け、競技会を始めることにしたのです。日本でいうところの雨乞いの儀式みたいなものですね。この競技会は1000年以上続いたそうです。

また、ここには世界の七大建造物の一つと言われたゼウスの像があります。座っている姿ですが全長12メートルもあり、当時としては最大級の彫像だったようです。乾燥しないように常にオリーブの油で磨かれていたそうです。

ゼウスとはギリシャ神話で全知全能の一番すごい神様です。弱気を助け悪を挫く、正義と慈悲の神なのですが、その一方で浮気がちな人でいろいろな女性と浮気をし、奥さんにバレないようにごまかそうとする一面もあります。ちなみに浮気はいつもバレて神々の争いが起きました。ふぇぇ…

現在のオリンピックで必ず灯される聖火は、ここオリンピアのヘラ神殿で、へこんだ鏡を使って松明に灯され、それが開催国まで運ばれてくるんです!火はギリシャ神話では文明や知恵の象徴とされていることから神聖なものと考えられているんです。

次のオリンピックの開催地は、日本の東京に決まりましたね。東京に届けられる聖火も同じようにギリシャで灯された神聖な炎です!そう思うと開会式もちょっと楽しみですよね!そんなわけで今日の紹介は以上です!これまでの神社紹介まとめはこちらからどうぞ!

最終更新:2013年09月28日 13:11