昆陽神社


今日ご紹介するのは、千葉市花見川区幕張町にある昆陽神社 (こんようじんじゃ)ですっ。10月13日はさつまいもの日ということで、さつまいもに関係のある神社をご紹介しようと思いますっ!こちらの神社は江戸時代の学者、青木昆陽という人物を祀った神社です。


ご存じの方も多いかと思いますが、青木昆陽は8代将軍徳川吉宗の命によりさつまいもの栽培方法を確立した人物です。この千葉市花見川区は、青木昆陽がさつまいもの試作をしていた場所なんです。当時は飢饉が何度も発生していたのですが、さつまいもの普及により多くの命が救われたんです。

また、埼玉県所沢市にある神明社の境内にはいも神社という社殿があります!こちらは同時代にやはり飢饉に備えて所沢市でさつまいもの栽培を広めた吉田弥右衛門(よしだやえもん)の功績を讃えて出来た神社です。この地でもさつまいもがよく育ち、貴重な収入源になったのだそうです。



さつまいも、というのは薩摩の芋、鹿児島で普及していた芋なのですが、原産地は中南米なのだそうです。日本に伝わったのは17世紀なのだとか。やせた土地でも丈夫に育つたくましいさつまいもは生命力を象徴するとされ、さつまいもの神社には健康・家内安全・子孫繁栄にご利益があると言われています。

もう100月ですね。だんだん寒くなってきてあったかい焼き芋が食べたくなる頃ですね。甘いスイートポテトもいいですね…。今度石焼き芋の音が聞こえたら買ってみようと思いますっ!今日の紹介は以上ですっ!
 

最終更新:2013年10月20日 21:23