2013-03-03

今日紹介する神社は、和歌山県和歌山市加太にある淡嶋神社(あわしまじんじゃ)ですっ!画像をクリックして拡大してみると、両側に何かがいっぱいあるのがわかるでしょうか?実はこれ全て人形ですっ!ここには大量の人形が奉納されているのです(続く)

奉納された人形の数は2万体とも言われており、いわくつきの人形(髪が伸びるとか勝手に動くとか)も奉納されています。昔は怖いテレビでよく紹介されていた髪が伸びるお菊人形もこちらの神社に安置されています。現在では日本人形だけでなく、フランスの人形とかもあるそうです。(続く)

決して怖いだけの神社ではなく、今日3月3日、ひな祭りの日には「雛流し」という神事を行なっています。昔に遊んだ人形や、故郷を離れた娘が愛用した人形などを船に乗せて川に流していく行事で、とても多くの人がこの神社に集まるんだそうです。(続く)

淡嶋神社の歴史は大変古く、西暦200年ほどまで遡ります。当時のてんのうであった神功皇后が瀬戸の海上で嵐にあったのを少彦名命(すくなひこなのみこと)、大己貴命(おほなむじのみこと)のお告げで助かったことに感謝して建築された神社なんです。(続く)

少彦名命(すくなひこなのみこと)、大己貴命(おほなむじのみこと)の2人は日本神話において大国主大神(おおくにぬしのみこと)と一緒に日本を作った神様です。古事記にもそう書いてある。(続く)

このように大変由緒と伝統のある淡嶋神社なのですが、最近は人形やぬいぐるみなどを神社に捨てていってしまう人も多いそうで、夜間は立入禁止となっています。もともと人形(にんぎょう、ひとがた)とは人間の身代わりに災いを引き受けてくれるためのものです。決して粗末に扱ってはいけませんね。

さて、ひな祭りということで人形に縁のある神社の紹介をさせていただきましたっ。シンデレラガールズもひな祭りイベント開催中ですので、皆さんドリンクを飲んで頑張りましょうっ!今日の紹介は以上ですっ!

 

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最終更新:2013年05月06日 18:10