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 今日ご紹介するのは、海外に飛びましてオアフ島ホノルル市北ククイ街二一五にあるハワイ出雲大社ですっ!前に米にあるアメリカ椿大神社をご紹介しましたが、同じくアメリカのハワイにある出雲大社ですっ!(続く)

出雲大社とは、大国主大神(おおくにぬしのみこと)を祀る神社であり、前に白兎神社のところで少しお話しましたが、国造りの神、農業神、商業神、医療神などとして信仰されています。また、大国はだいこくとも読めることから、神仏習合においては大黒様のお父様のとみなされました。出雲大社とは、大国主大神(おおくにぬしのみこと)を祀る神社であり、前に白兎神社のところで少しお話しましたが、国造りの神、農業神、商業神、医療神などとして信仰されています。また、大国はだいこくとも読めることから、神仏習合においては大黒様のお父様のとみなされました。

このハワイ出雲大社、1941年の真珠湾攻撃をきっかけとし、FBIにより土地を没収、神社関係者は身柄を拘束され、教団を無理やり解散させられてしまった事がありました。拘留は戦争が終わる1945年まで続き、終戦後、その土地はアメリカのものとなってしまいました。(続く)

終戦後の1952年、宮王重丸の訴えにより、社殿の返還をめぐる裁判が行われました。そして神社側は1万人を超える署名を集め、社殿返還を求める請願書をホノルル市議会に提出しました。そして1961年6次にわたる返還運動の末、最終的に教団側が勝訴し、返還が認められました。

さて、このハワイ出雲大社、かつてはそんなに有名な場所ではなかったのですが、日本のとあるテレビ番組による取材がきっかけとなり、日本においても有名な観光地となり、ツアーも組まれるようになったようです。番組関係者と神主さんとの交流は毎年続けられているそうです。(続く)

新年三ヶ日の初詣にはハワイの地元の人々を中心に1万人を超える参拝者があり、様々な人種の人々が訪れているそうです。また毎年8月6日には、ホノルル市から寄贈された平和記念の鐘のもと、仏教、キリスト教、ユダヤ教など他宗教の宗教者と共に世界平和への祈りが捧げられています。

日本とハワイ、戦時中は色々ありましたが、現在では色々な国籍の方が世界平和を願う場所となりました。素晴らしいことですね!そんなわけで、今日のご紹介は以上ですっ!これまでの神社紹介まとめはこちらにありますので、よろしくお願いしますっ!

最終更新:2013年05月19日 19:07