(寺院紹介の準備を焦りながらしている)
そろそろ教の寺院紹介をしますねっ!
(そろそろ教……?)
教ご紹介する寺院は、スペインアンダルシア州コルドバにある聖マリア大聖堂ですっ! この寺院はメスキータとも呼ばれています。メスキータとはスペイン語でモスクという言葉ですが、メスキータという固有名詞としてこの大聖堂が指されます。
(ふぇぇ…漢字間違えた……)
あれっ、モスクはイスラム教の礼拝堂なのにどうしてキリスト教のマリア大聖堂のことを指すの?と思った方もいるかも知れませんね。それにはこのスペイン、コルドバの歴史的経緯があるからなんですっ!元々はキリスト教の寺院だったのですが、後のイスラム勢力によってモスクにされてしまいました。
またその後のレコンキスタ(キリスト教国による再征服運動)によりまたキリスト教の建物になり、更にその後16世紀には「キリスト教のものでもありイスラム教のものでもある」ということになりキリスト教の特徴とイスラム教の特徴を備えた建物にしようとなり、世界でも珍しい建造物となりました。
そんな不思議なマリア大聖堂は歴史的経緯と内部の美しさから世界遺産と認定されました!内部の写真を一部ご紹介しますっ。ここは円柱の森と呼ばれるアーチが並んだ場所です。
不思議できれいですね……!
こちらは内部の装飾ですっ! 不思議で神聖ですね……。
このコルドバのマリア大聖堂はスペインの一大観光名所となっています。旅行者の方も大変強い印象を受ける場所のようですっ。私も行ってみたいなぁ……。そんなわけで、今日の寺院紹介はおしまいですっ!