2012-05-13

 

今日ご紹介するのは、ついに海外に飛びましてインドネシアジャワ島のムンドゥット寺院ですっ!http://t.co/lVVhsKPt 非常に古くに建てられた寺院であり建立年は8世紀とも言われていますっ!発見された時は土に埋まっていた状態だったそうです。(つづく)

この寺院、実は大変美しく仏教彫刻の最高傑作とも言われる釈迦三尊像が安置され、今でも多くの仏教徒が参拝しています。釈迦三尊とは釈迦如来を真ん中に、その両隣に菩薩像を安置する安置形式です。ただこれは日本の形式で、このムンドゥット寺院では観世音菩薩像が中心に置かれています。

そしてムンドゥット寺院はこの釈迦三尊の他にも、寺院の壁に8つの菩薩像が彫られています。これらの菩薩の彫りを礼拝すると穢れが取り除かれると言われています。そしてこれらの中に鬼子母神という仏様の彫刻もあります。今日は母の日ということで母と名のつく鬼子母神のご紹介をします。

鬼子母神(きしもじん)はインドの夜叉神の娘でありまた500人の子の母だったのですが、大変残虐で近所の人の子をとって食べ大変恐れられていました。しかしそれを見たお釈迦様が子を失う母の気持ちを思い知るようにと鬼子母神の子供を攫ったのです。鬼子母神は大変苦しみました。(つづく)

それから鬼子母神は反省をして仏門に帰依することになり、護法善神という仏様の一人になり、子どもと安産の守り神となったのです。この鬼子母神の像は必ずザクロという果物を手にしています。ザクロの実は人肉と同じ味がするのでお釈迦様が与えたのだそうです。今日のご紹介は以上ですっ!

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最終更新:2013年04月19日 11:49