ルンビニ

今日ご紹介するのは海外に飛びまして、ネパールの南部タライ平原にある小さな村、ルンビニです。ここは仏教の開祖である釈迦が生まれた村なんです。ブッダの人生に関係している八大聖地の最初の地です。今日12月8日は釈迦が悟りを開いた人言われています。

 

釈迦はこの世に生まれてすぐに7歩歩いて「天上天下唯我独尊」と言ったそうです。天上天下唯我独尊とは私が世界で一番偉いという意味だそうです。ふぇぇ…。実際には釈迦の弟子が後に取ってつけた話だと言われています…。

 

釈迦はもともとネパールの王家の生まれで王子様だったのですが、ある日お城の東門から出るときに老人と出会い、南門から出るときに病人に会い、西門から出るときに死者を見ました。その時に生きることには老、病、死という苦しみがあることに気付いたのです。

 

そして、北門から出た時に出家した修行者に出会い、世俗から解き放たれた姿を見て出家しようと思うようになったそうです。そして一人息子のラーフラをもうけた29歳の時に出家したのです。そして二人の師に出会い、極めて過酷な命懸けの苦行を始めたのです。

 

しかし6年間の過酷な苦行と瞑想をして過ごす中で、このままでは輪廻転生を繰り返してしまうだけだと思い、やめてしまいます。この時に釈迦には5人の弟子がいたのですが、弟子たちは釈迦が苦行に耐えられなくなったのだと笑いました。

 

そして釈迦はひとりきりになり、インドのガヤという村で独自の方法の瞑想を始めます。その際に釈迦の心を乱す悪魔が現れ、心を乱そうとしましたが、釈迦は悪魔に打ち勝ち悟りを開いたのです。これが12月8日と言われています。ただ、書物によっては2月8日だったり少しズレがあります。

 

しかし釈迦が得た悟りは大変難しく、人々に伝えることが出来ないと思っていました。しかし釈迦の元に梵天が現れ、悟りを皆に広めなさいと釈迦に言います。そしてついに釈迦は立ち上がり、人々を苦しみから解き放つため悟りを広める旅に出たのです。

 

そして鹿野苑(サルナート)で初めて釈迦は教えを広めたのです。そこにはかつて自分の元を去った5人の弟子たちもいました。しかし彼らも悟りに至り、ここで初めて仏教という教団が生まれました。

 

悟りに至って45年。80歳の釈迦は自分の死が近いことを悟り、生まれ故郷のネパールに戻る旅を始めますが、その帰り道に施されたキノコ料理を食べて病に臥せ、クシナーラの沙羅双樹の樹の下で入滅されたと言われています。

 

今日は釈迦の一生を振り返ってみました!日本は神道と仏教が混じったりキリスト教が混じったりしている国ですけど、いろいろな宗教に興味を持ってみるとイベント事も楽しくなるかも!そんなわけで今日の紹介は以上です!これまでの神社紹介まとめはこちらです!

 

また、今日は初代シンデレラガールズ、十時愛梨さんのお誕生日です!十時さんは釈迦だった…!?

 

 

 

 

最終更新:2013年12月22日 20:54