青島神社

 今日ご紹介するのは、宮崎県宮崎市青島にある青島神社ですっ!宮崎県にある周囲1.5kmの青島全体が境内となっている特殊な神社ですっ。島は熱帯から亜熱帯気候で、底に映える植物は国の特別天然記念物となっています。

 
海への信仰によって出来た神社だそうですが、書物が失われてしまったため江戸時代以前の記録が残っておらず、いつ出来たかは不明です。ですが島全体が聖なる場所と崇められていて、江戸時代まで動物が足を踏み入れたり、鉄砲を撃つことを禁じていたそうです。
 
島に入ることが出来たのは神職だけで、一般の人は対岸の参拝所ごしにお参りしてましたが、1737年に当時の神主の願いにより、一般の人も島に渡って参拝が許されることとなりました。それ以来青島は観光名所としても有名になったのです。
 
この青島で目を引くのは、なんといっても鬼の洗濯岩と呼ばれる地形です。学術的に隆起波食台と呼ばれる砂岩と泥岩が平行に交互する大地が巨大な洗濯板のように見えることからこう呼ばれるようになったそうです。ち、鬼の洗濯岩も国の天然記念物に指定されています。
 
神社付近に生える木々も熱帯よりの植物で、ヤシに似た植物が生えています。ですから一般的な神社の雰囲気とはかなり変わっています。また、おみくじがサイコロで引けたり、釣りで引けたり。絵馬の森というものもあるそうです。見どころ満載の神社ですっ!
最終更新:2014年05月26日 22:15