ダンブッラロック

 

今日ご紹介するのは、海外に飛びましてスリランカのダンブッラにあるダンブッラロックの黄金寺院ですっ ロックの日ということで、岩に関係ある寺院を紹介してみようと思いますっ!画像は寺院入り口ですが、インパクトがありますね……。

この寺院は石を掘って出来た石窟寺院で、第一窟、ヒンズー窟、第二窟、第三窟、第四窟、第五窟の5つの寺院があります。それらの寺院には釈迦に関連したものがところ狭しと飾られています。ここスリランカは厳しい修業によって悟りを開こうとする上座部仏教が盛んな地域だったからだと思いますっ!

第一窟はひとつの岩から削られた釈迦の像があります。何と大きさは14m、そして横になっています!また釈迦の一番弟子であるアナンダの像や、ヒンドゥー教の神であるヴィシュヌ像もあります!

第二窟は長さ52m、奥行き23m、高さ7mと一番広く、16体の釈迦立像と40の釈迦坐像がありますっ!この寺院には合計153の釈迦像があるのですが、3分の1ほどがここにありますっ!また、第二靴には泉が湧いており、この泉にには病気を治す力があると信じられています。

第三屈には、スリランカのキャンディ王朝後期の王、ラジャシンゲ王の像とともに50体の仏像が安置されています。ここも多いですね……。ラジャシンゲ王はスリランカの仏教信仰に尽力した王で、この第三屈はラジャシンゲ王が18世紀に掘った比較的新しい寺院ですっ

第四窟以降はこれまでの寺院より狭くなっています。第四窟の釈迦像は誤って腰掛けられてしまったため新たに清められ真っ黄色になっていたり、盗難にあってしまったりしているんだそうです……。第五窟はもともと倉庫だったところを寺院に変えたそうで、11体の釈迦像があります。

一部ヒンドゥー教の神様の像や王様の像がありましたが、ダンブッラにあるのはほとんどが釈迦の像です。スリランカの仏教は厳格で仏教一筋だからなんですね。また、仏像だけでなく壁画も全体に掘られています。古いものですから、何度も補修され今に伝えられています。

 

最終更新:2013年06月30日 20:23