2012-12-23

 

メリーモバスマス!! 今日ご紹介するのは、建物ではないんですけど、キリスト教と深い関わりのあるクリスマスについてですっ!実は意外と知られていないクリスマスのことをお話していこうと思いますっ!

クリスマスとは何でしょうか?と聞くと「キリストの誕生日」って言う人がいるんですけど、ほんのちょっぴり違うんです!実は新約聖書にキリストがいつ生まれたのかは書かれていないんです。なのでクリスマスは正確には「キリストの降誕祭(この世界に来てくれたことに対する感謝のお祭り)」なのです。

クリスマス、という名前の語源は「キリストのミサ」が変化した言い方だそうで、Christmasと書きます。日本ではX'masという略し方をすることもよくありますが、変だなあと外人さんは思うそうです……へぇぇ……

さて、そんなクリスマスに欠かせないのがサンタさんとトナカイです!サンタさん、サンタクロースとはニコラオラス司教という方がモデルにされている、との説があります。ニコラオス司教は死後に奇跡を起こし、「聖(セイント)ニコラオス」と呼ばれるようになり、サンタクロースとなったのだそうです。

ニコラオス司教には数々の慈悲深さにあふれるエピソードがあります。その内の一つに、『ある貧しく哀れな境遇にある姉妹を見つけて、その家の煙突から金貨を落とした。ちょうど暖炉に吊るしてあった靴下に金貨が入るのを見つけ、姉妹その後幸せに暮らせたのだそうです』。

サンタクロースのデザインは1890年台の絵本で初めて現れ、その頃から既に太ってて、白いお髭を生やしているおじさんという姿でした。また、1914年に初めて日本で描かれたサンタクロースは既に現在のデザインと同じく赤白の服になっているんですね。

「サンタクロースの衣装デザインは実はコカ・コーラと関係がある」という噂もありますが、コカ・コーラ社がサンタクロースをCMに起用したのは1930年以降とのことですので、おそらくこれは俗説のようですね……。それから、サンタクロースと言えば、次はトナカイですね!

有名な「ルドルフ 」の他に「ブリッツェン」など、8頭のトナカイがソリを引いています。グリーンランド国際サンタクロース協会に認定されれば認定サンタクロースとして児童施設などへプレゼントを配りに行くそうです。審査は厳しく30代でやっと認定される方もいる厳しい審査だそうです……ふぇぇ

さて、以上で今日の紹介はおしましですっ!最後に、クリスマスについてお話しされた元ローマ法王ベネディクト16世の言葉で締めくくらせて頂きますっ!ありがとうございましたっ!

現代の消費社会の中で、この時期が商業主義にいわば「汚染」されているのは、残念なこと。降誕祭の精神は、「精神の集中」と「落ち着き」と「喜び」であり、この喜びとは、内面的なもので、外面的なものではない。教皇ベネディクト十六世の20051211日の「お告げの祈り」のことば

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最終更新:2013年05月06日 18:04