蛇石神社

今日ご紹介するのは、熊本県阿蘇市にある赤水蛇石神社ですっ!こちらの神社は蛇を祀っている神社なんですっ。ご神体はなんと、生きた白蛇なんですっ!生きた白蛇をご神体として祀っているのは日本でもこちらだけなんだそうですっ!

なぜ白蛇を祀っているかといいますと、むかしむかし赤水村というところに大雨や雷が続き村人たちは大変困っていたのですが、大きな岩の切れ目から白蛇が現れて、災害を沈めてくれたのだそうです。そのことから赤水村の村人は祠を建て、白蛇様を祭りはじめたのが始まりなんだとか。

蛇は脱皮をすることから、死と再生のイメージが付き、日本だけでなく世界中で神の使いとして崇められてきました。西洋のウロボロス、北欧のヨルムンガンド、インドでのナーガ、中国の女媧など永遠をイメージさせる存在として崇められてきたんです。

日本では蛇といえばこちらの神社のように天候を操る神様として信仰され、神仏習合思想で弁財天と同一視され、蛇の抜け殻には金運が上がるとも言われています。こちらの神社も金運に大変ご利益があるということで、宝くじに当たるお守りというのも売りだされているのだとか。

特に今年は蛇年ということで、参拝客は例年よりグンと増え、さらには熊本の人気キャラクターのくまモンが訪れたことで参拝客は1万人を超えたそうです。ふぇぇ……すごいですね。せんとくんもうちの神社に来てくれないかなぁ……。

ちなみに、白蛇というのは白蛇という種類の蛇がいるのではなく、突然変異で白くなってしまった蛇なのだそうです。ですから大変貴重なんだそうです。また突然変異の生き物は生命力が弱いと言われていますので、見かけたら幸せが訪れるとも言われています。そんな訳で、今日の紹介は以上ですっ!

 

最終更新:2013年08月11日 20:39