日光二荒山神社

今日ご紹介するのは、栃木県日光市にある日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)ですっ!「日光の社寺」として日光東照宮、日光山輪王寺と共にユネスコ世界遺産に登録されている神社ですっ!


日光二荒山神社は男体山、女峰山、太郎山からなる日光三山を祀っています。昔から険しい山には神様が降り立つと考えられていたからですね。二荒山(ふたらさん)という名前は二つの山が訛ったと言う説、観音菩薩が住む補陀落山(ふだらくさん)が訛った説などがあります。


また二荒山神社には130振り以上の刀剣が保存されており、国宝や重要文化財に指定されているものも少なくありません。特に祢々という妖怪を退治した御神刀、祢々切丸(ねねきりまる)は有名で、伝統行事である弥生祭で神前に供える習わしが今でも残っています。


 

先日の23日、包丁式奉納と呼ばれる儀式がとり行われました。これは包丁やまな板への感謝、調理中の無事故を祈願する儀式で、刃渡り30センチの大きな包丁と箸で鯉を捌いて神様にお供えします。この儀式には和食の技術や伝統も守っていきたいという思いも込められているそうです。




 

 

最終更新:2014年05月04日 20:35