09年サカスタ推進プロジェクト再開

サッカースタジアム建設推進プロジェクト会議議事録

日時: 2009年10月30日(金)16: 00~17 : 00

場所:県立総合体育館(グリーンアリーナ) 中会議室

出席者:
広島県教育委員会事務局生涯学習部長氏
広島県教育委員会事務局生涯学習部スポーツ振興課企画委員
広島市市民局文化スポーツ部部長 岩崎静二氏  (代理出席)スポーツ課長 宇都宮弘司氏
広島市市民局文化スポーツ部スポーツ振興課主幹 世羅徹治氏
広島商工会議所
社団法人広島青年会議所理事長 松田哲也氏
財団法人広島県体育協会 園田氏
財団法人広島県体育協会
財団法人広島市スポーツ協会
サンフレッチェ広島後援会
財団法人広島県サッカー協会会長 小城得達氏
財団法人広島県サッカー協会
財団法人広島県サッカー協会
株式会社サンフレッチェ広島社長 本谷祐一氏
株式会社サンフレッチェ広島
オブザーバー:社団法人日本プロサッカーリーグ ■■■氏

議題
①本プロジェクト再開に際し、事務局より各団体に対し協力依頼。
②プロジェクト活動実績(2003年1月~2006年)について事務局より報告。
③組織・役員について
・資料に基づき説明(事務局)

(a)会長の件:
現在当プロジェクトの会長は「株式会社サンフレッチェ広島・社長」と規定しているが、より幅広くご支援頂く為、民間企業より、公共性のある団体からの選出が良いとの意見を基に財団法人広島県サッカー協会・会長」を会長にする案を提案。(異論無し)

(b)副会長の件:
副会長に資料の通り、顧問より選出をお願いしたい案を提案。
→顧問の中から副会長を選出することは、難しいのではないか。
→県体協の会長が副会長となることに関し、組織的な問題が出てしまう。他の競技団体との関係もある。
調整の上、次回再提案とする。

(c)幹事の件:
幹事について、サンフレッチェ広島後援会■■氏、サッカー協会■■氏選出の提案であり、事務
局のサポート・運営の調整などの役割をお願いしたいと考えている。(異論無し)

(d)新参加メンバー(広島経済同友会)の件
広島経済同友会のメンバー参加の提案。(異論無し)

④規約について
一部修正案の説明(事務局)
→規約(案)第3条(以下第3条)がこのままでは参加は難しい。従前の表現であれば協力できる。
→ 「副会長は顧問の中から選出」ではなく、もう少し幅を広くした方が規約としていいのではないか
今回、提示した第3条は前回のものより踏み込みたいという気持ちが強く出た。
→第3条は最終目標であることは十分理解している。このご時世なので、最終目標に行くまでに幅を
持たせたほうがいいのではないか。
→平和、青少年育成、県民、市民という言葉があれば、幅が広い議論ができるのではないか。
→行政を仲間に入れてもらえるのなら、前回の趣旨でないと関わりにくい。
上記ご意見をふまえ、事務局で検討。次回再提案とする。

⑤ヨーロッパのサッカースタジアムの現状説明とDVD映像(Jリーグ■氏)

  • Jリーグとして6/15にスタジアムプロジェクトを立ち上げた。
  • 海外のスポーツ施設を視察しているが、急激に変わってきている。選手のためやサッカーファンの快
    適さだけではなく、サッカースタジアムがシンボル的なものになってきている。
  • 不況の中であるが、海外のあちこちで建設されているが、ただの箱ものではなく、街のシンボル的な
    のものとなり、街作りの一環として考えられている。
  • サンフレッチェは、一企業ではなく広島の文化資産であると考えている。
  • どこに作るのか?お金はどうするのか?市民はすべて賛成しているわけではないかもしれない。しか
    し、これらの問題がクリアーされれば、なぜ必要かではなく、あったほうがいいという議論になる。
  • サッカーを愛するものにとって、この会議の意義はすごく大切である。


⑥その他意見
→ 私見ではあるが、サンフレッチェは広島の資産だと思う。それぞれの立場、意見は異なっても、ス
タジアムを建設する為、立場を超えた忌樺のない意見交換をし、有意義な会になる様希望する。

⑦次回開催
ご指摘点の修正を行い、改めてご案内することとする。

配布資料:
(a)プロジェクト構成メンバー(案)
(b)推進プロジェクトの経緯
(c) 2003年発足当時の構成メンバー
(d)組織・役員(案)
(e) 規約(案)・現規約
(f) 欧州のサッカースタジアム(Jリーグ資料)


サッカースタジアム推進プロジェクトの経緯
設立までの経緯
2003年01月08日 県知事、広島市長に要望
2003年01月14日 県知事、県議会議長にスタジアム建設要望書提出
2003年03月05日 広島市長、広島市議会議長にスタジアム建設要望書提出
2003年03月31日 商工会議所会頭にスタジアム建設要望書、プロジェクト設立要望書提出並びに顧問就任依頼
2003年04月01日 設立
2003年04月03日 県知事、広島市長にプロジェクト設立要望書提出並びに顧問就任依頼
2003年04月04日 事務所開設
2003年04月08日 広島青年会議所理事長にプロジェクト設立要望書提出並びに顧問就任依頼
2003年04月11日 各団体専任担当者選出
2003年04月21日 第1回プロジェクト会議開催
(2009年01月08日 県サッカー協会より市長宛市民球場跡地へのサッカー場建設要望書提出)

視察
2003年5月20日~22日 視察(名古屋ドーム、豊田スタジアム、大阪ドーム、神戸ウイングスタジアム)
2003年7月1日~3日 視察(味の素スタジアム、仙台スタジアム、宮城スタジアム、千葉市)
2003年9月16日~18日 視察(ソウルワールドカップスタジアム)

検討内容(概略)
①2003年度第1回~第4回
広島市にサッカースタジアムを建設するため、広島における芝生施設の現状やサッカースタジアムの必要性、メディア対応や会議のあり方、また、地域波及効果や広島の街づくり等について意見交換並びに確認を行う。

②2003年度第5回~第9回
スタジアム建設の可能性のある候補地を最大限挙げ(改修を含む)、敷地面積や周辺環境、アクセスなどについて調査研究し、絞り込んでいく。(当初候補地:広島市民球場跡地、広島大学跡地、五日市地区、出島・宇品地区、商工センター、広島スタジアム、第一球技場、ヤード跡地、日本たばこ産業跡地の9ヶ所)

③2003年度第10回~第四回、第5回委員会議
都市公園法やPFIについて研究するとともに、当面、広島広域公園第一球技場を改修利用し、数年後のスタジアム建設に向けて策を練ることで確認する。

④2003年度第6回委員会議
第5回委員会議を受け、12月22日以降、広島市と第一球技場の改修について3回の話し合いを持ったが、合意が得られなかったため当面は見合わせることとし、以降は、五日市の産業廃棄物最終処理埋立地に絞ってプロジェクトで検討していくこととする。

⑤2004年度第1回~第5回
五日市埋立地へのスタジアム建設に向け、工法やリスク、資金調達、運営方法等について研究を深める。

⑥2005年度第1回ワーキングスタッフ会議
当面、五日市埋立地をメインに考え、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律Jの改正をにらみながら、視野を広く持って活動を継続していくことを確認する。

⑦2005年度第1回委員会議
五日市埋立地へのサッカースタジアム建設に向け研究を重ねてきたが、産業廃棄物の受け入れが当面3年間延期することが確定した。しかし、現市民球場の跡地利用について、広島市が業者も含め広く市民から提案を募集しているので、そちらに立候補したい。という旨が事務局より提案され、スタジアム案を紹介する。

⑧2005年度第2回委員会議
現市民球場跡地に立候補するサッカースタジアム案について事務局より提案があり、民間3社によって提案する旨また、資金の流れ等についても説明がなされる。

⑨2005年度第4回ワーキングスタッフ会議
現市民球場跡地利用に関する提案をデオデオ、オリックス、泉陽の三者で提案する旨、事務局から報告があり、プロジェクトも承認した。

⑩2006年度第1回委員会議
検討会議による最終11案には残ることができなかったが、事務局をサンフレッチェ内に置き、今後も引き続きサッカースタジアム建設に向けプロジェクトを継続していくことを確認する。

サッカースタジアム推進プロジェクト再開についての経緯(背景)

  1. 2006年8月 広島市民球場跡地利用に関する提案は最終日案に残ることができなかった為、活動は一時休止するが、今後も引き続きサッカースタジアム建設に向けプロジェクト活動が円滑に再開出来るよう事務局をサンフレッチェ広島に置く。
  2. 2007年1月 当面は市民球場跡地利用の計画の動向を見つつ、従来の候補地を含む代替地等を再度見直すこととする。
  3. 2007年6月 広島市より、広島市民球場の跡地利用の方向性(都市公園化)が示されたものの、その後各方面から再考を求める意見書等が提出され、都市公園化計画については大きな進展がない状態が続いた。
  4. 2009年1月 (財)広島県サッカー協会より広島市に、広島市民球場跡地利用としてサッカースタジアム建設を求める要望書を提出する。
  5. 2009年1月 広島市として、広島市民球場跡地利用の方向性は変わらないが、サッカースタジアムの必要性については理解する旨の回答があった。
  6. 2009年5月 サンフレッチェサポーターズカンファレンスにおいて、マツダスタジアムオープン後の話題性、効果等の影響が大きく、
    多くのサポーターからサッカースタジアム建設を強く求める意見が出された。
  7. 2009年7月 関係団体に対し、プロジェクト再開についての協力をお願いする。
  8. 2009年8月 Jリーグ鬼武チェアマン、マツダスタジアムを視察し、サッカースタジアム推進について全面的に協力すると述べる。


サッカースタジアム建設推進プロジェクト規約(案)

第1条(目的) 広島にサッカースタジアムを建設するため、プロジェクトを組織する。

第2条(名称) この組織は、「サッカースタジアム建設推進プロジェクトJ (以下プロジェクト」と称する

第3条(趣旨) サッカースタジアム建設の早期実現に向けて必要な条件を整備し提言すると共に、県民・市民にサッカースタジアムの必要性を啓発する。

第4条(構成) プロジェクトは、広島県、広島市、広島商工会議所、財団法人広島県体育協会、財団法人広島市スポーツ協会、社団法人広島青年会議所、広島経済同友会、財団法人広島県サッカー協会、サンフレッチェ広島後援会、株式会社サンフレッチェ広島をもって構成する。

第5条(役員) プロジェクトに、次の役員を置く
(1) 顧問10名
(2) 会長1名
(3) 副会長若干名
(4) 事務局長1名
(5) 会計1名
(6) 幹事若干名
1.顧問は、各団体の長をもって充てる。
2.会長は、財団法人広島県サッカー協会の会長を充てる。
3.副会長は顧問の中から、会長が委嘱する。
4.事務局長は、プロジェクトの中から会長が委嘱する。
5.幹事は、プロジェクトの中から会長が委嘱する。
6.任期は、事業の目的が達成されるまでとする。

第6条(委員)
1.委員は、会長が委嘱する
2.任期は、事業の目的が達成されるまでとする。

第7条(委員の職務)
委員は、本会の運営のために必要な事項を協議、執行する。

第8条(委員会議)
1.委員会議は、委員をもって構成する。
2.委員会議は、会長が招集し、事務局長が議長とする。
3.委員会議の議事は、出席者の過半数で決し、可否同数の場合は、議長が決定する。

第9条(ワーキングスタッフ)
1.ワーキングスタッフは、委員の指名により会長が委嘱する
2.任期は、事業の目的が達成されるまでとする。

第10条(ワーキングスタッフの職務)
ワーキングスタッフは、本会の運営のために必要な事項を協議する。

第11条(事務局)
1.推進プロジェクトに事務局をおく
2.事務局は、広島市中区基町4-1財団法人広島県サッカー協会内に置く。
3.事務局規定は、別に定める。

第12条(経費)
推進プロジェクトの経費は、財団法人広島県サッカー協会、サンフレッチェ広島後援会、株式会社サンフレッチェ広島等からの協賛金、委嘱経費、および寄付金、その他の収入をもって充てる。

第13条(収支決算)
推進プロジェクトの収支決算は、すみやかに作成し、委員会議の承認を得るものとする。

第14条(その他)
この規約に定めるものの他、必要な事項は、委員会で別に定める。

付則: この規約は2003年4月1日から施行する。
この規約は2009年 月 日に改正実施する。

参考 サッカースタジアム推進プロジェクト規約
(目的)第1条 広島にサッカー専用スタジアムを建設するため、プロジェクトを組織する。

(名称)第2条 この組織は、サッカースタジアム推進プロジェクト(以下「プロジェクト」という)と称する。

(趣旨)第3条 この規約は、サッカー専用スタジアム建設の実施に必要な業務並びに組織及び運営に関して必要な事項を定めるものとする。

(構成)第4条 プロジェクトは、広島県、広島市、広島商工会議所、財団法人広島県体育協会、財団法人広島市スポーツ協会、社団法人広島青年会議所、財団法人広島県サッカー協会、サンフレッチェ広島後援会、株式会社サンフレッチェ広島をもって構成する。

(役員)第5条 プロジェクトに、次の役員を置く
(1)顧問9名
(2)会長1名
(3)事務局長1名
(4)監事若干名
2 顧問は、各団体の長をもって充てる。
3 会長は、株式会社サンフレッチェ広島代表取締役社長をもって充てる。
4 事務局長は、プロジェクトの中から会長が委嘱する。
5 監事は、プロジェクトが委嘱する。
6 任期は、事業の目的が達成されるまでとする。

(委員)第6条 委員は、会長が委嘱する
2 任期は、事業の目的が達成されるまでとする。

(委員の職務)第7条 委員は、本会の運営のために必要な事項を協議、執行する。

(委員会議)第8条 委員会議は、委員をもって構成する。
2 委員会議は会長が招集し、事務局長が、議長となり、次の事項を協議する。
(1)スタジアム建設向けての準備、運営に関すること
(2)その他、会務の執行上、会長が必要と認める事項
(3)委員会議の議事は、出席者の過半数で決し、可否同数の場合は、議長が決定する
(ワーキングスタッフ)第9条 ワーキングスタッフは、委員が任命する
2 任期は、事業の目的が達成されるまでとする。
(ワーキングスタッフの職務)第10条 ワーキングスタッフは、本会の運営のために必要な事項を委員に変わり協議する。

(事務局)第11条 推進プロジェクトに事務局をおく
2 事務局は、広島市中区大手町1・1・30 デオデオ第3大手町ビル8階に置く。
3 事務局規定は、別に定める。

(経費)第12条 推進プロジェクトの経費は、財団法人広島県サッカー協会、サンフレッチェ広島後援会、株式会社サンフレッチェ広島からの協賛金及び委嘱経費、その他の収入をもって充てる。

(収支決算)第13条 推進プロジェクトの収支決算は、すみやかに作成し、委員会議の承認を得るものとする。

第14条 この規約に定めるものの他、必要な事項は、代表顧問が別に定める。
付則 この規約は2003年4月1日から施行する。


最終更新:2013年06月13日 02:15