03年第2回委員会議など

サッカースタジアム推進プロジェクト
【第2回委員会議及び第6回ワーキングスタッフ会議]

日時 03年6月17日(火) 16:30~18:30
場所 広島県立体育館本館第1ミーティングルーム
広島市中区基町4番1号 電話228-2111 FAX 228-4992

出席者
広島県教育委員会生涯学習部
井尻勝スポーツ健康課長 小林和之競技スポーツ係長 工藤宏一指導主事
広島市市民局 山本正己文化スポーツ部長 大谷直和スポーツ担当課長
広島商工会議所
(社)広島青年会議所
(財)広島県体育協会
(財)広島市スポーツ協会事業課 白雲克宏主査
(財)広島県サッカー協会
サンフレッチェ広島後援会
サンフレッチェ広島 久保允誉代表取締役社長
(事務局長) ゼネラルアドバイザー 今西和男
(事務局)
(事務局)

4 議事内容
(1)ビデオによるスタジアム紹介
①オランダ2施設 ②ドイツ1施設 ③博多の森球技場

④神戸ウィングスタジアム ⑤豊田スタジアム ⑥大阪ドーム

(2)建設希望候補地について
アクセスなどの立地条件で評価し、5か所を建設希望候補地として示したが、
現段階ではあくまでも参考である。今後いろいろな角度から検討していきたい。
①広島市民球場跡地 ②広島大学跡地 ③五日市地区
④広島スタジアム ⑤広島広域公園第一球技場

サッカースタジアム建設希望候補地

 

建設候補地

敷地面積

利用

所有者

 評価

コメント

1

広島市民球場跡地

 約2.3ha

 公園

 国

 A

都心部で集客性がある。ただし、球場移転後となる。

2

広島大学跡地

約11. 4ha

 東千田公園・広大跡地

 国

 B

市中心部でアクセスも良いが用地購入が必要

3

五日市地区

 約150ha

 広島港と自然のふれあうウォーターフロント

 広島県

 C

2010年の埋め立て完了後になる

4

広島スタジアム

約2.7ha
全体約10.6ha

すでに都市公園法で建築面積をオーバー

 広島県

 C

建築基準法の面積をオーバーしており建て替えは難しい

5

広島広域公園第一球技場

 約2. 1hal

 球技全般

 広島市

 B

アクセスはやや難があるが、最低限の改修で考えれば経費が一番安く済む



(3)今後の取り組みについて
①どこに、どのようなスタジアムを建設するかということで、
来年3月末までにモデルプランを作りたい。地域の人の理解を得ることを前提にモデルを考える。

②圏内スタジアム視察7月に予定

  • 千葉市(総合スポーツ公園サッカー専用スタジアム)  今秋着工予定

  • 仙台スタジアム アクセスがよい

  • 味の素スタジアム ネーミングライツにより運営費をカバー

③海外スタジアム視察8月に予定

(4)講演ーヨーロッパのスタジアムについて
講師伊藤庸夫氏元サンフレッチェ広島強化部長(国際担当)
現TM ITO LTD. 代表取締役

  1. スタジアムはハードではなく、ソフトが大切である。人々が快適に過ごせるための施設(ハード)とサービス(ソフト)を備えていないといけない。

  2. 一番考えるべきことはソフトである。例えば、ヨーロッパのスタジアムは、どう人を呼んで、どう運営していくかに一番力を入れ工夫している。

  3. 運営面で赤字のスタジアムはヨーロッパにはない。

  4. アクセスを含めて人が満足するハード、ソフトでないと人が来なくなる。

  5. オランダ、イギリス、ベルギー、ドイツなどのスタジアムをスライドを使用して紹介

  • ヨーロッパのスタジアムはアクセスがよい。鉄道駅から5~10分の位置にある。

  • ドイツ、イタリアは公共の建物が多い。改修費を捻出するため、ネーミングライツなどの手法を取り入れている。

  • イギリスは公共のスタジアムはなく、クラブが建設し、運営している。

  • オランダはトラックのあるスタジアムはない。

  • ドイツは公共が保有し、運営している。

  • イタリアは公設でクラブが借りて運営している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終更新:2013年04月27日 20:02