05年第1回委員会議など


05年度サッカースタジアム推進プロジェクト
第1回委員会議・第2回ワーキングスタッフ会議
く日時〉05年10月20日(木)14:30~16:00
く場所〉広島市中区袋町6番36号 広島市まちづくり市民交流プラザ会議室A

広島県教育委員会生涯学習部 山田穂積 折出芳和 堀健太郎
広島市市民局文化スポーツ部 皆本也寸志 久保下雅史
(財)広島県体育協会
(財)広島市スポーツ協会 白雲克宏
広島商工会議所
(社)広島青年会議所
(財)広島県サッカ協会
サンフレッチェ広島後援会
サンフレッチェ広島
プロジェクト事務局 今西和男

く概要〉
(1)サッカースタジアム建設について

  • ヤード跡地に新球場が完成した後の現市民球場跡地に水族館を併設したサッカー専用スタジアム建設案を広島市に提案したいとの説明が事務局からあった。
  • これに対して委員から、「今さら広島に水族館とはいかがなものか」「水族館は莫大な運営経費がかかるが、採算の見通しはあるのか」などの意見があった。
  • 各意見について事務局で整理・検討し、11月上旬に再度会議を開催することになった。


県側の議事録

議題
1 サッカースタジアム建設に係る調査の進捗状況
2 サッカースタジアム建設候補地について
会議資料
①サッカースタジアム推進プロジェクト企画案打ち合わせ資料
別紙資料1 国内水族館資料
別紙資料2 第6回新球場建設推進会議資料

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市民球場跡地にサッカースタジアム建設の手を挙げたい。五日市埋立地が, 06年廃止から09年に延び,
その後2年検査, 11年から工事、13年完成となる。新市民球場は09年に完成予定である。
現球場を09年から解
体し11年新スタジアム完成となる。
市民球場跡地にはかなりのメリットがある。空洞化する中心部へ150万人を集める。
サッカーは20チーム1試合2万人で40万人, 公園であるため商業施設は難し
い。
サッカースタジアムと水族館を視察してきた。広島は川が多い。淡水魚の水族館
を予定している。
広島の観光客・修学旅行は減少している。資金は行政から出すのは
難しい。民間で作りたい。

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① 資料よりPFIについての説明

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別紙資料16ページの説明
水族館入場数において, 広島の場合100万人集まるのでは, 大人も楽しめる。
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別紙資料l 岐阜県の説明
13ヶ月で100万人突破 オオサンショウウオを広島から借りている。観覧車もある。
広島では地元の魚を中心として, 淡水魚は面白いと思う。学校教育も連動し
てよい施設にしたい。

設計事務所より
①資料7ページより3万人のレイアウト, 他の施設に迷惑なし, 建設可能面積は行政と打ち合わせ。
8ページ桃色部分がフリースペース広島の場合建築物の中に組み込まれた水族館(ルートイン)。大都市の水族館ビルトインタイプ

質疑

山田

広島市の跡地候補の受付はどうなっているのか

広くアドバイスを頂いている段階である

山田

都市公園として、カープもあったし水族館で淡水魚だけでいいのか。広島に根ざしたものはないのか。
海洋の種類なども考えるべきだ。ピルトインでも人が集まらないと行政が責任を取ることになる。県も市も財政的余裕はない。
県立体育館が屋内最大のイベント会場なので, 屋外最大のイベント会場としてはどうか。

水族館で収支が合うのか。ネーミングライツは。

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すでに2社は候補

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メインがスタジアム以外なのか。2万人20試合なのか。3万人入らないのか。

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3万人入れる

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集客力があるのか。

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複数の施設で集客できる。

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貴重な意見をありがとうございます。次回は資金運営と, 建築方法を提案する。
それを検討してもらい, 広島市に提案する。

議題

  1. サッカースタジアム建設に係る調査の進捗状況について
  2. サッカースタジアム建設候補地について
  3. その他

【事務局からの提案】

  • 五日市埋立地へのサッカースタジアム建設に向け検討を重ねてきたが、
    五日市埋立地の産業廃棄物受け入れが、当面3年間延期することが確定した。
  • また、市民球場の移転も決定し、現市民球場跡地利用について課題となっている。
  • 市民球場の跡地利用については、市民の声を反映させて市が判断することとなるであろうが、
    この市民球場跡地利用について、サッカー専用スタジアム建設という案をもって立候補したいと考えている。
  • 建設費用等については調査中であるが、近日中に提示できると思う。
  • 建設費用について、すべてを自治体にお願いするのは困難であるので、民間で調達し、県・市へのリースという手法を検討している。
  • スタジアムは淡水魚の水族館との併設とし、平和公園~広島城、美術館までをひとつのパッケージとして機能するものを考えている。
  • 広島市の提案している年間150万人の集客施設として、サッカーで約40万人、水族館で100万人超を試算している。
  • 水族館はビルトインタイプとし、スタンド下の空間を有効活用したい。アトラクション的な部分については今後の検討課題である。

[質問]

  • プロポーサル方式で募集し、その中から広島市がまとめるのか
  • まだ、具体的な受付には至っていないのではないか。
  • スタジアムと水族館を併設した場合でも、ネーミングライツは可能か。

[回答〕

  • 意見の募集や時期については、広島市の関係ホームページを参考にした。
  • 併設の場合でもネーミングライツは可能である。

[意見〕

  • 単純に、「水の都=淡水」だけでは市民の納得は得られないのではないか。
  • 文化施設のみでは150万人の集客は困難であるように思う。
  • 水族館等は目的を持って行くものであると思う。広島のあの地に根ざしたものにするためには、他の大都市にもない施設にしなければならない。
  • 広島では水族館は根付かない傾向にある。単体としての魅力が必要ではないか
  • 水族館ありきではなく、広島の顔となるような複合施設は検討できないか。
  • 広島市の方針、国有地の建設条件等あるが、県立体育館が屋内イベント、スタジアムが屋外イベントの中心となるようなものはできないか。
  • 1 5 0万人の集客を考えたとき、集客施設のメイン施設がきちんと機能する構造が不可欠であると思う。
  • 民間単体での収支が黒字であれば良いが、収支上のリスクを行政が負担するようなスキームは受け入れられないのではないか。
  • 広島市民がリピーターとして来場できるよう、魅力あるものにすべきである。

【結論】

  • 現市民球場の跡地利用について、広島市に対しサッカJスタジアム建設を提案することとしたいが、いくつかの検討課題が残る。
    試算等も含め本日出された意見を集約し、具体部分についても次回委員会にて再検討する。
  • また、タイムスケジュール的に現市民球場跡地を当面最優先で検討するが、五日市埋立地への建設についても引き続き検討を進めていく。

次回委員会は、1 1月1 1日(金)に開催予定。
 


 

最終更新:2013年12月28日 14:22