03年第5回委員会議

サッカースタジアム推進プロジェクト
第5回委員会議
く日時〉平成1 5年12月22日(月)13:30~15:00
く場所〉広島市中区基町4番1号広島県立総合体育館本館地下1階小会議室

く参加者〉
広島県教育委員会生渡学習部 下回洋夫 小林和之
広島市市民局文化スポーツ部 山本正己 大谷直和
(財) 広島県体育協会
(財)広島市スポーツ協会 高本紘匡 白雲克宏
広島商工会議所
(社)広島青年会議所
(財)広島県サッカー協会
サンフレッチェ広島後援会
サンフレッチェ広島
プロジェクト事務局 今西和男

く概要〉
1 スタジアム建設へ向けての進捗状況及び本日決定したい事項について、今西事務局長から説明があった。

(1) これまでの経緯の説明があり、現時点での進め方としては、
〔暫定スタジアム〕   〔本格スタジアム〕
第1案 第一球技場の改修 →  市民球場跡地に建設
第2案 第一球技場の改修 →  五日市埋立地に建設
第3案 ーーーーーーーー →  五日市埋立地に建設

があるが、すぐに本格スタジアムを建設できる状況にないので、第一球技場の改修を進めていきたい。

(2) ついては、「早急に第一球技場を15,000人~18,000人規模のスタジアムに改修」を決定したい。
新スタジアム(五日市埋立地等) 建設に向けては、引き続き検討したい。

(3) また、市に対して、こうした内容の申し入れをしたい。市の対応が決まらないと全体が決まらない。

2 これに対し、本市から、

  1. 何も決まっていない段階で何を申し入れるのか。
  2. そもそも、このプロジェクトは、サンフレッチェ広島の久保社長から話があり民間主導で進めようとしているものである。今回の資料の中にも、「県民、市民参加型の企画としてのアイデアとして、①小学生からお年寄りまで、みんなでピッチを張る。②建物のタイルには募金者の名前を記入し、永久に「メモリアルパネル」として残したい」といったことを書かれているが、こうした民間の意欲を大切にしたいという思いから支援表明したものである。これが市の基本的スタンスである。
  3. その上で、「①改修費は誰が負担するのか」さえ決まっていない段階で申し入れされても答えようがないし、何も決定できない。これ以外にも「②改修後の運営体制をどうするのか」③「現在の第一球技場使用者への対応をどうするのか」などの問題がある。更に根本的な問題として「④隣にビッグアーチがあるにもかかわらず、第一球技場の改修、しかも暫定改修ということについて、市民の理解が得られるのか」などについても考えていく必要がある。本格スタジアムと暫定改修の関係をどのようにするのか。今のままでは、中途半端なままである。

(「暫定改修では資金が集まらないので、単に改修とした方がよいのではないか」という発言があった。)
 

3 市へ申し入れするには、検討課題があることは判ったが、
第一球技場改修をこのプロジェクトとして決定できないか、との問いかけに対し、

本市から、

  1. いろいろと意見が出るような段階で決定するのは適当でない。今一度、問題点等を洗い出し議論すべきである。
  2. 第一球技場の改修について、このプロジェクトで議論することを決定することは構わない。
  3. マスコミにも何も決まらなかったとすべきである。第一球技場改修については、既に記事に取り上げられており、今日は、新たに発表すべき事柄は何も決まらなかったのが事実であり、中途半端に話して、いたずらに混乱させることもないと思う。

4 結論

  1. 委員会として、今後、第一球技場の整備について、可能かどうか具体的な方策を検討する。
  2. マスコミ等の対応については、ある程度具体的な方向性が確定するまでは公表しない。

最終更新:2013年04月27日 01:26