04年第3回スタッフ会議

04年度サッカースタジアム推進プロジェクト
第3回ワーキングスタッフ会議

く日時〉04年7月27日(火) 13:30~14:45
く場所〉広島市中区大手町1丁目1番30号 デオデオ第3大手町ビル8F会議室

く参加者〉
広島県教育委員会生涯学習部 折出芳和| 工藤宏一
広島市市民局文化スポーツ部 大谷直和| 重富弘己
(財)広島県体育協会
(財)広島市スポーツ協会 白雲克宏
広島商工会議所
(社)広島青年会議所
(財)広島県サッカー協会
サンフレッチェ広島後援会
サンフレッチェ広島
プロジェクト事務局

く概要〉
(1)五日市埋立地に本格的スタジアムを建設する場合の建設工法、スケジュール、法的制限などについて、設計会社から説明があった。
別紙「サッカースタジアム計画」のとおり。

A案 産業廃棄物埋立地(無償貸与)にスタジアム、サプグラウンド、駐車場を整備
地盤沈下対策のためのコストが約22億~30億円で、全体で130億~140億円かかる。また、工事期間が長くなる。

B案 建設残土埋立地(中小企業用地・有償)にスタジアムを建設、産業廃棄物埋立地にサブグラウンド、駐車場を整備
建設時の地盤沈下対策コストが約9億円で、全体で120億円かかる。また、建設後の維持管理費がA案より少ない。

・建設時期、期間、リスク及びコスト等についてA案とB案を比較した場合、B案が有利である。

(2)今後の方針について
次回の委員会議に建設残土埋立地への建設の可能性について検討していくことを諮る。


県側の議事録

<議題> 五日市埋立地スタジアム建設に向けて
■■■■■
五日市埋立地が有効に活用できるのであれば・・・との広島県の意向で、
当初から、廃棄物処分場(1)の①で検討してきたが、様々な情報を集めた結果、
地盤沈下の小さい中小企業用地(2)の②についてもプロジェクトとして検討項目に入れた。

■■■■■((株)■■■■)さんから資料の説明

  • 再度、中小企業用地での可能性を研究するため、本日の資料を準備した。
  • スタジアムの仕様については、2 5, 000人規模、ホーム側の座席数を増加した。
  • A案は、処分場のみを利用した場合の建設計画、駐車場については、二期に分けて整備を行う予定。
    B案は、中小企業用地にスタジアムを建設し、処分場にその他の施設を建設。
     
  • A-I 案及びA-II 案については、評価部分に記述の※ 5、※ 6、※10 の対策が必要である。
    ※5…部分竣工については、時間とコストがかかり、意味がなくなる。
    ※6…有識者で委員会を設立し、研究する必要がある。理論上は可能であるが、実際に安全であることを証明することが困難である。
    ※10…広島市が申請し、広島県が承認する形になる。

質疑・意見等

  • スタジアムの建設コスト95億円は暫定である。
  • 中小企業用地の価格については、周辺価格からの推測である。
  • 購入条件付借地権(2 0年後の買取)制度の利用及び信託会社からの借り入れで土地を購入し、
    その土地を信託会社に販売した後、使用料を払うという方法等も検討している。
  • 資金が集まらなければ、数期に分けての建設計画も検討する。
     
  • 産業廃棄物埋立跡地については不明確な部分が多く、
    建設時期及びリスク、価格等を比較した場合、中小企業用地の方が有利である。
  • ワーキングスタッフ会議で合意が得られれば、中小企業用地への建設の可能性について研究を進めていくことを、
    委員会議に提案し、顧問に報告をしたい。
  • スタートが産業廃棄物埋立跡地へ建設してはどうかという提案であったが、
    研究の結果大変困難であるので、知事に対し、計画の変更を了承していただかなければいけないと思う。
  • 産業廃棄物埋立跡地の有効利用は必須である。
  • 知事からそのような話があったのはいつか。
  • 本格的な建設までの暫定案として第一球技場の改修案があった。
     
  • サンフレッチェとして、いつまでに欲しいという考えはあるのか。
  • 現在サンフレッチェ広島としては、5年計画の中で2008年に事業規模を30億円にする計画を立てている。そのためにも、是非2008年には、専用スタジアムが欲しい。

次回の委員会は、8月1 6日から20日の聞に実施したい。各団体に持ち帰って、日程調整をお願いします。
 

最終更新:2013年12月28日 09:45