平成1 6年度
サッカースタジアム推進プロジェクト
第2回ワーキングスタッフ会議
く日時〉平成16年5月27日(木)13:30～14:15
く場所〉広島市中区大手町1丁目1番30号 デオデオ第3大手町ビル8F会議室
電話082ー545-3761 FAX 082ー240ー0636
広島県教育委員会生涯学習部 工藤宏一
広島市市民局文化スポーツ部 大谷直和 重富弘己
(財)広島県体育協会
(財)広島市スポーツ協会 白雲克宏
広島商工会議所
(社)広島青年会議所
(財)広島県サッカー協会
サンフレッチェ広島後援会
サンフレッチェ広島
プロジェクト事務局
く概要〉
1 第1回委員会議にて検討課題とした内容について、事務局から説明及び提案があった。
(1)中小企業用地へのスタジアム建設について
中小企業用地は県が分譲することにしているが、現時点ではその分譲価格が未定であることから、用地費を含めた建設費を算出することができない。このため、当面は、中小企業用地への建設の検討はせず、一般公園用地への建設案について検討していきたい。
(2)建設費等の概算について
概算工事費についての説明(資料参照)
土木工事費+建築工事費で116億円～140億円程度である。
(3)事業スキームについて
事業スキームの形態であるが、スタジアム建設事業と収益事業は、分離して検討することとしたい。
2 スタジアム建設のスケジュールについて、事務局から説明があった。
産業廃棄物処分場の埋立竣工期限は平成1
8年2月になっているが、環境影響調査、廃棄物処分場遮水層貫通杭の安全性の研究に早期に着手するため、部分竣工を認めてもらえないか、プロジェクトとして正式に広島県にお願いしていきたい。
［質疑］
(質問) 産業廃棄物処分場内に建設するより、中小企業用地に建設する方が、イニシャルコスト及びランニング、コストを含めて、安くなるのではないか。
(回答)
中小企業用地への建設の検討も必要であると考えているが、当面は、産業廃棄物処分場の検討を優先させたい。県も処分場の有効活用策を検討したいと考えており、このプロジェクトに期待しているようである。
(質問) 杭基礎工法の場合、産業廃棄物処分場内を掘削することになり、埋め立てた廃棄物を移動することになると思うが、そういうことは可能なのか。
(回答) 掘削及び廃棄物の移動について、県の担当部局に確認してみる。
(質問)部分竣工した場合の環境影響調査・研究の費用は、どの程度なのか。
(回答)数十万円程度、百万円までと考えているが。
3 今後の方針
次回の委員会議の議題を次の2点とすることになった。
① 当面、中小企業用地への建設の検討はせず、産業廃棄物処分場への建設の検討をしていく。
② 産業廃棄物処分場の部分竣工を認めてもらえないか、プロジェクトとして正式に広島県にお願いしていく。
県側の議事録
く内容>
前回の課題について
スタジアム建設における全体スケジュールについて(事務局案の説明)
産業廃棄物処理場内にスタジアムの建設を可能にするために
①スタジアム用地のみの部分竣工の可能性
②調査・研究委員会設立の可能性（廃棄物処理場遮水層貫通杭の安全性について)
この2件について、フロジェクトとして正式に広島県にお願いしたい。
質疑
(質問) 産業廃棄物処理施設内に建設するよりは、中小企業用地に建設する方が将来的にランニングコストも含めて安くなるのではないか。
(回答) 充分検討することが必要なところであるが、現在のところ、もっと深く産業廃棄物処理施設内での調査を優先させていきたい。
また、産業廃棄物処理場の有効活用策は、広島県としても期待されていることだと考えられる。
(質問)産業廃棄物処理施設内での廃棄物移動は可能なのか
(回答)この件については、広島県と話し合いをしていないので答えられない。広島県と再度相談する。
(質問)調査研究費は、どのようになるのか
(回答)費用については、数十万円と考えているので、事務局で考えて行きたいが、数百万になるようだと、事務局としては手がだせない。
