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色の心理学1 トリビア

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baseball725

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 古田敦也といえば、偉大な捕手であり監督の野村克也に「ID野球」を叩き込まれた頭脳派捕手であり、相手バッテリーの配球を読み、そのト級を捉える柔軟なバッティングで2000本安打を達成した強打の捕手でもある。またヤクルト監督時代には「代打、オレ」でファンを沸かせた。

 そんな古田捕手は、色の心理学を利用していたのだ!

 それは青色のキャッチャーミットである。青色は心理学的に冷静、集中させる効果がある。
 外科医などが手術する際に着用する術衣や手術している周辺が青色なのは、術野(手術を行っている、目で見える部分)に集中させるためである。また犯罪心理学にも応用されていて、ある公園の街灯を青色にした結果、犯罪の件数が7割減ったというデータもある。これは青色の効果である「冷静」を利用して、犯罪を起こそうと興奮している人間を冷静にさせたということらしい。



 古田捕手の場合は青色のキャッチャーミットを使用することで、投手をミットに集中させて質の良い投球をしてもらうことを狙っていたらしい。



 頭脳派捕手だけに心理学を野球に持ち込んだのはさすがと言える。
 ヤクルトのエースだった石井一久は今となっては技巧派だが、当時はサウスポーから投げられる150キロ速球と切れの良いスライダー、そしてコントロールの悪さから来る荒れ球で活躍していたが、古田が青色のキャッチャーミットでなければ、もっと四球を連発していたかもしれない。



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