野球 トリビアの泉
タイミングを外すトリビア
最終更新:
baseball725
-
view
漫画「メジャー」で横浜リトルの監督は「バッターを打ち取るのはタイミングだ!」と言っているように、タイミングが合わなければ打者は打てません。だからこそ、チェンジアップは威力を発揮します。
ここでは、フォームでタイミングを外す二人の投手を紹介します。
まずは独特のオーバースローでNPB、MLBを席巻した岡島秀樹投手。
当初、ボストンの地元紙では「松坂の話し相手」とか評価されてなかったが、レッドソックスでは左のセットアッパーとして活躍し、チャンピオンリングを手にしている。
あの独特の頭を下に向けるフォームはアメリカで「あいむそーりー投法」として注目され、レッドソックスの正捕手であったボルティックは「顔は下向いてどこ見ているか分からないけど、ストライクが来るからいいじゃんw」というような趣旨のコメントを残している。
当初、ボストンの地元紙では「松坂の話し相手」とか評価されてなかったが、レッドソックスでは左のセットアッパーとして活躍し、チャンピオンリングを手にしている。
あの独特の頭を下に向けるフォームはアメリカで「あいむそーりー投法」として注目され、レッドソックスの正捕手であったボルティックは「顔は下向いてどこ見ているか分からないけど、ストライクが来るからいいじゃんw」というような趣旨のコメントを残している。
2008年、絶不調で迎えたシーズンで岡島が苦肉の策で取り入れた投法である。
タイミングをずらす為に、ノーワインドアップとクイックモーションを使い分けたのである。
岡島はこれを取り入れ、徐々に復調していくキッカケとなった。
岡島はこれを取り入れ、徐々に復調していくキッカケとなった。
次に地上5㎝のリリースポイント(間違いなく世界一低い)を誇るサブマリン・渡辺俊介投手。
彼は体が柔らかく、前屈すれば地面に手が埋まるくらい曲げられる。
そんな彼はどうやって打者のタイミングを外すのか?
彼は体が柔らかく、前屈すれば地面に手が埋まるくらい曲げられる。
そんな彼はどうやって打者のタイミングを外すのか?
見ての通り、左足を上げるまでは一緒だが、左足を下ろして踏み出すまでのスピードを変えて、見事にタイミングを外している。
さらに渡辺俊介投手曰く、打者のタイミングが合っていれば、左足を上げた瞬間に左足を速く、遅くするのだそうだ。
さらに渡辺俊介投手曰く、打者のタイミングが合っていれば、左足を上げた瞬間に左足を速く、遅くするのだそうだ。
参考になっただろうか?
つまり、右投手なら左足、左投手なら右足の動きを工夫するだけでタイミングをずらす事が出来るのです。
つまり、右投手なら左足、左投手なら右足の動きを工夫するだけでタイミングをずらす事が出来るのです。