自らのサーヴァントのお説教後マスター二名は、自分たちのサーヴァントを連れ神父から聖杯戦争の仕組みとルールを聞き、
今後の事について話し合っていた。

「じゃあ、名無は殺し合いに乗るつもりはないんだな?」
「おう、おれはリインちゃんや美少女達とイチャコラしたいだけで人殺しとかはしたくねえもん。」
「そっか!・・・・よかった・・・・。」

落ち込んでいた自分を励ましてくれた人物が、聖杯を手に入れると聞いたときはショックを受けたが、
他の参加者を殺し優勝して手に入れるのではなく、戦わずに聖杯をてに入れるつもりなのだと聞き安堵した。
(無論、いざとなれば説得するつもりではあったが)

「なあ、もしよかったら一緒に行動しないか?俺とアレックスだけでこの聖杯戦争を戦い抜くのは難しいと思うし、
二人が一緒に来てくれるなら心強いしな。」
「ん〜・・・リインちゃんどうする?」

マスターに意見を聞かれたリインフォースは、自分たちが置かれている状況と、相手の主従を見て、考えを頭の中で纏め上げていた。
(どうする?提案はとても魅力的だか、信用して大丈夫なのか?
見たところうちのマスターよりはましそうだとはいえ、ただの学生のようだが・・・いや、贅沢をいえる状況ではないか・・・
このまま単独で行動していても今の私たちではすぐに負けてしまうだろうし、しばらくは一緒に行動した方が安全か・・・)

「わかった、その提案を飲もう。」
「よっしゃ!アレックスもそれでいいよな?」

仲間が増えて上機嫌になった花村は、自分の相棒に確認をとったが、アレックスの厳しい表情を見て戸惑った。
(あれ?俺なんか不味いこと言ったっけ?相談せずに勝手に決めたこと怒ってんのか?)
「あの・・・アレ「同盟については文句はない」え、そうなの?」
「ああ、だがその前にマスター」

「なんだよ?」
「もう一度聞いておきたい、殺し合いに積極的なマスターやサーヴァントに遭遇し、説得にも耳を貸さない場合、お前はどうするつもりだ?」
「っ・・・それは・・・!」
「名無のような例外はいるとはいえ、この戦争に参加した者は・・・自分の願いを叶えるために他者を蹴落とすと決めたものばかりだ・・・。
人を殺してでも望みを叶えようとする輩がそう上手く耳を貸すとは思えん。
いざという時に覚悟を決められない者が生き残れるほど、戦争というのは甘くない。
その時お前は決断を下すことが出来るのか?」

誤魔化す事は許さんと厳しい面持ちで己のマスターを睨み付ける。
それは半ば意識から追い出していた事だった。先ほど戦った二組の主従、結果的に戦ってしまったとはいえ、
話を聞いてもらおうとした矢先にアサシンによる奇襲。
すでに戦闘不能になった彼らに容赦なく止めを刺す者も、確かに存在するのだ。
それは、話し合えば分かりあえるんではないかという淡い希望を、粉々に吹き飛ばした。
偶々自分に攻撃がいかなかっただけで、自分が死んでいても、何の不思議でも無かったのだから。

(解っていたはずだ、乗っちまう連中もいるんだって、聖杯を破壊しようとするのを快く思わない奴らの方が多いんだってことは・・・・!
俺だって最初は願いを叶えたかったねえか!・・・だけどそれは・・・!)

目を瞑り俯いてしまった花村に、名無は心配そうに見つめ、リインフォースもまた彼の答えを待っていた。
気まずい沈黙が部屋を包む。

内心落胆し、話を切り上げようとアレックスが口を空けようとしたところで、花村は真っ直ぐにアレックスの目を見た。


「ワリィアレックス、まだ俺には、うまく答えを出せねえよ、やっぱ人は殺したくねえもん・・
だけど、キチンと向き合うって約束する、誤魔化さずに、目を逸らさずに、ちゃんと答えを出すから…
それまで待っててくれないか?」

「・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・」

無言で見つめ会う二人に、部屋全体が緊張感に包まれた。
五分、十分と沈黙が流れ…

「そうか・・」とほんの僅かに笑った・・・。しかしすぐにいつもの無愛想な表情に戻り

「分かった、今はそれでいい。
だが必ずその時が来る。その事を忘れるなよマスター」
「ああ、わかってるよ」

その言葉を聞いたアレックスは
「ならばいい・・・」と壁に背を預け目を閉じた。

「それで、これからどーすんのリインちゃ〜ん」

先ほどまでの緊張感が無くなり、若干気が緩みすぎてる名無は、パートナーであるリインフォースに肩を回しながら声をかけた。


この男自分で考えるつもりはないらしいと、リインは青筋を立てながら同盟者の少年に声をかける。
「貴方たちはこれからどうするつもり?」
「あーと、そうだな・・・」

そう聞かれ必死に考えを纏めていく。成績こそそこまで良くないもの、頭の回転自体は悪くない。
また、特捜隊のリーダーである自分の相棒ならこんな時どうするかをシュミレートしていき、
「学校へ行こう。あのアサシンについて調べておきたいし、上手くいけば他のマスターに遭遇できるかもしれないしな。」
「情報収集か、まあ妥当なところだな」

花村達から聞いた遠距離攻撃と気配遮断の両方を併せ持つ規格外のアサシンは、聞くだけでも相当危険な相手だ。
拠点は作っておきたがったが情報収集を優先した。

「よし、それじゃあすぐに出よう。昼のうちに出来る限りのことはしておきたいからな。」
「え〜〜!もうちょっとのんびりしようぜ〜・・・まだ朝日が出たばっかジャン・・・
もっとこう、シスターの格好したリインちゃんとエロスな事とか・・ブホッ!」
「馬鹿なことを言ってないでさっさといくぞ・・・!」
名無の顔面に全力で肘打ちをかまして外に出ようとするが・・・・

「ワリィ、すぐ済むから先に外で待っててくれねえか?」
「・・・・?分かった、速く済ませろよ・・・・。」

名無を連れて部屋を出たリインフォースを見送ると改めて自分のサーヴァントの方に向き直った。

「どうした?何か言いたいことでもあるのか?」

あー・・うー・・と唸っていたがやがて意を決したのか自分の眼を見て・・・・

「サンキュな、アレックス
・・・さっきの、俺のためにあんなこと言ったんだろ?」

少しバツが悪そうに呟いたマスターを見て嘆息し・・・。

「分かっていたのならかまわん。・・・それに、逃げずに答えを聞かせてくれるのだろう?」
「ああ!もちろんだ!」

ならばいい・・・と無愛想に呟くパートナーを見て苦笑し、元の世界にいる相棒に想いを馳せた…

(相棒…俺頑張るよ…ちゃんと無事に戻るからさ…。戻ったら今度はそっちの問題を片付けなきゃな。
傷を舐め合うんじゃなくて、今まで目を逸らしてたこと…ちゃんと皆で向き合おう…。大丈夫
・・・。俺たちなら、きっとやれるから…。だから、もうちょっとだけ待っててくれ。)



魔術師の少年は、困難に立ち向かう覚悟の仮面を心に身に付け
希望を胸に抱き、歩き始める…
けれど彼は知らない…自分の相棒が、この場にいることを…

彼は知らない…その相棒が、抜き差しならない状況に陥っていることを…

彼らは知らない…今まさに、
................
最凶の主従が迫っていることを・・・・・!


【冬木教会/早朝】

【花村陽介@ペルソナ4】
[状態] :健康・残令呪使用回数:3
[持ち物]ミネラルウォーター@現実・カロリーメイト@現実・医薬品一式@現実・大学ノート@現実
     筆記用具一式@現実・電池式携帯充電器@現実・電池@現実
[基本行動方針]:聖杯を探しだして破壊する
[思考・行動]
1.学校に行き情報を集める
2.できたら途中で町で装備を整える
3.[答え]を見つける
[備考]
聖杯戦争のルールと仕組みを言峰神父から聞きました。
(意図的に隠された情報があるかもしれません。)
名無達と情報交換を行いまし
た。

【ランサー(アレックス)@ARMS】
[状態] 魔力消費(小)・ARMS の進化
(進行度小)
[基本行動方針]:聖杯を探しだして破壊する
[思考・行動]
1.情報を集める
2.アサシンを警戒する
3.陽介を(主に精神的に)鍛える

【名無鉄之助@私の救世主さま】
[状態]健康・鼻血・残令呪回数:3
[持ち物]:エロ本(大量)
@現実
[基本行動方針]:リインちゃんとイチャコラしたい!
[思考・行動]
1.やりたいように行動する。
2.花村と一緒に学校にいく。
3.エロ本読みたい。
[備考]
聖杯戦争のルールと仕組みを言峰神父から聞きました。
(意図的にに隠されている情報があるかもしれません。)
花村達と情報交換を行い、アサシンの能力を聞きました。

【キャスター(リインフォース@魔法少女リリカルなのはA´s)】
[情報]健康
[基本行動方針]とりあえず鉄之介と行動を共にする。
[思想・行動]
1.鉄之介をどうにかまとろな方向へ矯正したい。
2.学校へ行き情報を集める。
3.拠点を作りたい。
4.神父を警戒。

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