Chapter8 ~狐に小豆飯~


マリー:「ほれパス」フィンにダイヤを放り投げる
フィン・ムーシス:「ととと… ってこれはダイヤっすよ!?」
GM:フィンがダイヤに気を取られている隙に、すかさずマリーは窓際に駆けて行った
メアリー:「・・・・・」ジー
壱千里昴:「フィンさん、どうかしたのですか!?」
ガルシア・ミラーレス:「馬鹿もん、そいつが犯人だ・・・追え。」
葉鐘:特に理由の無い銭型
マリー:「あちゃー・・・やっぱバレるよねーこんなん」
大俵・兵御座衛門:「チェックメイトだな 魚、進路を塞げ」 ガンプラを鯱の横に置く

マリー:「せーの・・・ドロンッ♪」
GM:マリーが煙に包まれたと思うと、そこには頭部に狐の耳を生やした少女がいた
壱千里昴:「アテが当たったという事ですか・・・」
狐耳の少女:「あーきっつ・・・やっぱ目玉にあんな重たいの入れるとしんどいわぁ・・・」

大俵・兵御座衛門:「動くなっ!」
メアリー:《逃がさないよ・・・》狐に
壱千里昴:「もう逃げ場はありませんよ! 外にだって警察が・・・」
フィン・ムーシス:「袋の鼠… いえ袋の狐っすね! 大人しく捕まるっす!」
狐耳の少女:「やーなこったいっと。あ、ついでに教えといたげるけど、銃声の正体はコイツね」携帯を取り出す
GM:狐耳の少女が携帯を操作すると、先ほどと同じ銃声が響いた

エッシェンバッハ夫人:「なにかあったんですか・・・!?」
ガルシア・ミラーレス:「単刀直入に言おう、怪盗が娘さんに変装して忍び込んでいた、という事だ」
エッシェンバッハ夫人:「そんな・・・それじゃあマリーは!?本物のマリーはどこにいるんですか!?」
狐耳の少女:「え、部活の合宿」


ガルシア・ミラーレス:「えっ」
エッシェンバッハ夫人:「え」
フィン・ムーシス:「マジっすか……」

ガルシア・ミラーレス:「いや、それなら何で誰も把握してないんだ、おかしいだろう!」ドンッ
大俵・兵御座衛門:「なるほど、あり得ない話じゃないな!(真顔)」
壱千里昴:「・・・ど、どういうことなの?」

ヴォルフラム:「あ」

壱千里昴:「え・・・何で執事さんも『あ、そういえばそうだった』みたいな顔してるんですか!?」
ガルシア・ミラーレス:「"あ"?今"あ"って言ったか!?超重要だぞ、忘れていたのか?」
ヴォルフラム:「わ、私も年ですので・・・(震え声)」
大俵・兵御座衛門:「なるほど、あり得ない話じゃないな!(真顔2度目)」

壱千里昴:「いや、年なのはわかりますけど・・・では夫人さん! どうして気が付かなかったのですか!?」
エッシェンバッハ夫人:「そ、そういった行事は全てヴォルフラムに任せていたので・・・(震え声)」
壱千里昴:「このろくでなし! 血が繋がってないとはいえ自分の娘さんですよ!! ええぃ、もういいです! 今はあの狐の確保です!」

ガルシア・ミラーレス:「ッェゥン(こえにならないさけび)・・・・・・まあいい、とにかくさっさと捕らえるぞ!」
フィン・ムーシス:「そうっす! 止まらないと、爆殺するっすよーっ!」(ミサイル構える)
狐耳の少女:「あ、やっとこっちに振ってくれた。でもごめんねー。アタシもこんなしょーもないことで捕まりたくないのよ」
大俵・兵御座衛門:「なるほど、正直俺もそれは思う」
GM:突然、何かが窓を突き破って入って来た
大男:「・・・・・・」
壱千里昴:「ひゃ・・・!?」
メアリー:「・・・・・。」
ガルシア・ミラーレス:「今度は何だァ!!!!」最早爆発中

狐耳の少女:「ナーイスタイミング。んじゃ、またねー」
GM:狐耳の少女は大男に抱えられて去って行った
フィン・ムーシス:「…こ、今度はなんっすか… ってあちゃー…」
フィン・ムーシス:「阻止限界点超えたっすねー」
壱千里昴:「あぁ・・・逃げられちゃいましたか・・・」
ガルシア・ミラーレス:「収っ・・・(撃った直後を想定し)・・・落ち着け、ここでは撃てん・・・」じぶんにいいきかせる

伊賀刑事:「な・・・なんだぁ!?なんか飛んでったぞ!」
一条寺刑事:「はや!とても追いつけねぇ!」

フィン・ムーシス:「あれはダメっすねー… 追いつけないっす…」
壱千里昴:「そ、そんなぁ・・・」
大俵・兵御座衛門:「ダイヤモンドは砕けない…か…」 漫画を読みながら
メアリー:「・・・・・」後ろで漫画を読む

ガルシア・ミラーレス:「・・・鈴木ィ!思ったより役に立ってないぞどうすんだあの2人!」
鈴木 敏郎:「 減 給 だ な 」
ガルシア・ミラーレス:「 ・ ・ ・ 当 然 だ な 」

大俵・兵御座衛門:「あまり強い言葉を使うな… 弱く見えるぞ?」 漫画を読みながら

エッシェンバッハ夫人:「・・・うちも減給かしら」
ヴォルフラム:「ジーザス!」

ガルシア・ミラーレス:「いや、もうどういうことだ・・・」
壱千里昴:「・・・最低限、仕事はして欲しいものです!」ご立腹
メアリー:「・・・・・」コクコク 
ガルシア・ミラーレス:「・・・・・わからん、なにもかもわからん・・・・・」
壱千里昴:「が、ガルシアさん・・・落ち着いて」
ガルシア・ミラーレス:「ああ・・・何だか無駄に疲れたな・・・。」
壱千里昴:「はい・・・ホントに疲れましたね・・・」
大俵・兵御座衛門:「ただ一つ分かるのは、次に俺が奴を見ると… プッツンするだろうということだけだぜ…」 漫画を読みながら

GM:そんなこんなでどうにかこうにかダイヤを守りきり
GM:一行は任務を完遂したのであった
GM:ちなみに、部活の合宿に行っていた本物のマリーは県大会のレギュラー入りが決定し
GM:頭に受けた傷が原因でエッシェンバッハ氏の能天気は悪化した。
GM:めでたしめでたし・・・?

フィン・ムーシス:「勝った! 第一部完っすね!」 漫画を読みながら


最終更新:2013年09月15日 05:27