地下水道の白いワニ


ペットとして仔ワニを飼っていた人間が、もてあまして下水道に捨てたところ、暖かく栄養も豊富な下水の環境に適応して巨大に成長してしまった、という都市伝説。

アメリカ発祥、そして後に日本に輸入された都市伝説。
1843年にアメリカで生まれ、日本に定着したのは1993年以降。

地下で育ったため、色素の抜けた白い体色を持つとされる。

人に捨てられた恨みを今でも保ち、人を見つけ次第喰らいつき、噛み砕くのだという。

今回の白いワニは都市伝説が現実になってしまった例の一つ『人食いワニ』と同一視されたそれ。
事実、この都市伝説のワニは人食いワニと同格の巨大かつ凶暴なワニという認識が一般的である。

このワニのモデルとなったのはフィリピン南部ミンダナオ島のブナワン村で捕獲されたギネス級人食いワニ『ロロン』。
体長617cm、体重1t以上、幅約1m。
子供を喰らい、漁師を喰らい、牛を喰らった正真正銘のバケモノである。

アメリカでも有数と言える程有名な、モンスターの都市伝説。



初出は第四話。物語開始の数年前に川辺にいた京太郎と一を襲ったが、『サーカスの都市伝説』を発現した一により抑えこまれそのまま支配下に置かれた都市伝説。

物語内に登場した白いワニは都市伝説が現実となった一例である『人食いワニ』と同一視されており、モデルとなったのはフィリピン南部ミンダナオ島のブナワン村で捕獲されたギネス級人食いワニ『ロロン』。一もこのワニを呼ぶ際は『ロロン』と言う名を使っている。
なお一の支配下に置かれたと前述したが、現在ではほぼペットのような扱い。また沖に危険物(コトリバコ)を捨てに行ったり川から日記を回収したりと地味に活躍を重ねている。体のサイズを変えて小さくなることもでき、もしかしたらこのスレのマスコット的な立ち位置に一番近い都市伝説……なのかもしれない。

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最終更新:2013年04月30日 03:35