提督×雷5-11

前回の続き

 

-第2章- 雷ちゃんのはじめての『初めて』-

翌日、電ちゃんは朝から遠征に出ていた。
僕はお昼頃に帰還する電ちゃんを迎えに、港でまっているのだった。

お昼近くになり、電ちゃんが帰還する時間が近づいてきた。
僕は一緒に食堂まで電ちゃんを送ってあげることにした。

電ちゃんは、僕の少し後ろをトテトテと歩いていた。その足音が、突然とまる。
振り返ると、ちょっと離れた位置に立ち止まった電ちゃんが。何か言いたそうな顔をしていた。
「どうしたの、電ちゃん?」
電ちゃんは、顔を赤くして俯くばかりだった。
やがて、顔を上げた電ちゃんがトテトテと数歩、僕に近づいてくる。
電ちゃんと僕との間は、ひっつかんばかりの距離しかない。
「えと、あのね、あのね……」
電ちゃんは、僕と目を合わせるため、ほとんど真上を見上げるように首を上げ、何か言いにくそうにしていた。
けど、その瞳は完全に『お願いモード』であった。
「何か頼みたいことがあるなら言ってごらん・電ちゃんのためならできる限りやるよ」
僕はそう言いながら、電ちゃんの目線まで腰を落とした。
電ちゃんが恥ずかしそうに僕に耳打ちする。
「えと、えと、おねえちゃんにもしてあげて欲しいのです……」
「え?」
僕は思わず大声を出しそうになった。
同じ小隊の那珂ちゃんや皐月ちゃんが振り向き、
「司令官とお話?それじゃ先に行ってるねー!」と行って食堂に向かって歩いていく。
「す、するって、何を!?」
「あのね、せ、せっくすぅ……」
電ちゃんは顔を真っ赤にしながら僕に話してくる。
「そ、そんなこと、簡単に言われても……」
「えと、えと、おねえちゃんもおにいちゃんのこと、きっと好きだと思うのです。
だから、電だけおにいちゃんにしてもらってるのって、不公平だと思うし、電もおねえちゃんと顔を合わせづらいのです」
電ちゃんはそこまで囁くとピョコンと跳ねて僕から遠のいた。
「そろそろ行かないと皆を待たせちゃうから。それじゃ、お願いするのです、おにいちゃん」
電ちゃんはそう言い残すと、呆然とする僕をよそに、トテトテと小走りで去って行った。

ううむ、どうしたものか。
『してあげて』なんて言われても、どうやって切っ掛けをつくればいいんだろう?
まさか、無理矢理押し倒すわけにもいかないし・・・。
などと考えている内に執務室に着いた。

執務室のドアノブに手を掛けた時、中からくぐもった声が聞こえてきた。
僕の留守中に誰だろう・・・?
僕は用心して音を立てないように少し扉を開き、中の様子を伺ってみる。
「………っ!」
僕はまたもや声を出しかけた。

そこで、見たものは……。

「……あぁ……お兄ちゃん……私、カラダがすごく……あつくなってきちゃった」
僕の机の前の部分に寄りかかっている雷ちゃんが、
足を女の子座りにして頬を真っ赤に上気させながら、自分の胸元に両手を置いていた。
雷ちゃんの胸には、汗に濡れた体操服がペタリと張り付いている。
雷ちゃんは掃除のときはいつもこの格好なのだ。
雷ちゃん曰く、動きやすいし、汚れても大丈夫だかららしい。
雷ちゃんは自分の胸を、濡れた体操服の上からモニモニと揉みしだき始めた。
「……ぁ、はっ……お兄ちゃん……胸、感じちゃう……」
あろうことか、雷ちゃんは掃除が終わった後、オナニーに耽っていたのだ。
しかも、僕のことを呼びながら……。
「ほら……もぅ……乳首だって、こんなにとがっちゃって……」
汗で透けた体操服の上からでもはっきりと解るほど、雷ちゃんの乳首はしこりきっていた。
服の上からでも摘めそうなほど、勃起させている。
ほどなく、雷ちゃんは体操服の裾をたくし上げ、つるんとした発育途上の胸を露出させた。

雷ちゃんの白い肌はすっかり昂奮して桜色に染まっていた。
薄い乳房の上にちょこんとくっついた、イチゴ色をした二つの小さな蕾が何とも愛くるしい。
「……お兄ちゃん……私、胸、こんなにかたくなっちゃってる……」
直接自分の胸を揉みしだきながら、うっとりと雷ちゃんが呟いた。
「……あっ……は……ぁん……んっ……お兄ちゃん……私、こんなに感じちゃってるのっ……」
薄く張った乳房を掌で包んで揉み込んだり、乳首を弄ったりして、雷ちゃんはどんどん自分を昂ぶらせている。
「……ふぁ、あん……あはぁ……ぁん……あふ…ぅん」
胸をひとしきり愛撫すると、雷ちゃんは徐々に、両手を下腹部へと伸ばしていった。
スパッツの上から指がワレメに触れたとたん、雷ちゃんはビクッと身体を震わせながら、足を立てて左右に広げた。
雷ちゃんのスパッツに包まれたお饅頭が、僕の目の前の位置にきた。
「……にゃ、お兄ちゃん……ん、んん……ふぅん……ぅん」
雷ちゃんは両手の指をスパッツの上から強く股間に押し付け、キュッキュッと激しく擦りつけていた。
スパッツは微妙に湿気を帯び、雷ちゃんの股間にピッチリ貼りついて、秘唇の形を薄く浮き上がらせている。
その浮き上がったワレメの線に沿って、雷ちゃんは自分の指を滑らせていった。
「……ぁふ、だって私……んっ……くぅ……もぅ……たまんないっ!」
雷ちゃんはスパッツを膝上まで一気にずり下げた。
今度はショーツ越しに、ワレメに指を這わせていく。
雷ちゃんのジョーツは、いやらしいオツユで、もうベトベトになっていた。
「……お兄ちゃんが帰る前に……掃除しないと……」
雷ちゃんはオツユで濡れた絨毯を気にしているようだ、こんな時でも雷ちゃんらしいな、と僕は少し思った。
クチュヌチャと水音を立てながら、雷ちゃんは布地越しに自分花弁を捏ね回す。
秘裂からますます淫液が湧き出してきて、
純白にクマさんのプリントが入ったショーツに更に大きなシミを広げていった。
「……ふぅん……っん、くふ……ぅん……あふっ……」
雷ちゃんは毟り取るように、ショーツをも膝上まで降ろしていった。
雷ちゃんの無毛の秘所が曝け出される。ワレメから零れた愛蜜が、ずり降ろされたショーツの方へネットリ糸を引く。
雷ちゃんは、ワレメの萌しにある肉の莢を自分の指で剥き出しにして、生の木の芽を捏ね始めた。
「……あん……くふぅ……ん、んんっ!」

もう少し近くで見たい・・。

そう思った僕は、思わず身体を乗り出してしまった。

・・・ゴツンッ!
薄めに開いてた扉に、頭をぶつけてしまう。
「ひにゃうっ!?」
雷ちゃんは、咄嗟に姿勢を直し、慌てて体操服の上を降ろし胸を隠した。
しかし、スパッツとショーツがずり下げられたままなので、三角地帯が丸見えだ。
まだ、恥毛のはえてないツルツルのデルタに刻まれたシンプルな亀裂も見えている。
「お、お兄ちゃん、どこから見てたの?」
僕は、返事に窮した。
「……お兄ちゃんとはいえ……恥ずかしすぎるわ……」
雷ちゃんは顔をこれでもかと言うほどに真っ赤にして、目に一杯涙を溜めながら俯いてしまっている。
僕は、呆然と突っ立ったままでいるしかなかった。
ところが、雷ちゃんが僕の身体の一部に気づいたとたん、表情が変わった。
その一点をじっと見つめている。そこは、つまり・・僕の股間だった。
「……お兄ちゃん、私のオナニー見てコーフンしたの?」
「……」
「したのね、お兄ちゃん?」
返答するまでもなく、僕のズボンは、もっこりテントを張っていた。
雷ちゃんのオナニーを覗いていたのがバレてうろたえたため、少し縮まったとはいえ、まだ八分勃ちにはなっている。
「だったら、私が……」
雷ちゃんは突っ立ったままの僕ににじり寄ってきた。
好奇心半分、母性半分と言ったとこだろうか。
立っている僕の正面に膝立ちする格好で、雷ちゃんは僕を見上げてくる。
雷ちゃんは、僕のベルトのバックルに両手を伸ばしてきた。
カチャカチャと慣れない手つきで、バックルを外していく。
僕は咄嗟に扉を閉め、後ろ手に鍵を掛けた。
バックルが外れると、雷ちゃんは躊躇いながらも、チャックを引き下げてきた。
チャックが開ききると、緩んだズボンが重力に引かれてストンと床に落ちる。
僕の下半身は、トランクスだけになった。
トランクスがこんもりと盛り上がり、巨大なピラミッドを形成している。
「お兄ちゃんの、こんなに大きくなっている……。
ね、お兄ちゃん……さわっても、いいわよね?」
「あ、うん。雷ちゃんの好きにしていいよ」
雷ちゃんがどんな風に弄ってくれるのかな……って想像するだけで、もうドキドキものだった。

「さわるわね、お兄ちゃん」
雷ちゃんの細くてしなやかな指が、トランクスの上から僕の隆起に触れた。
雷ちゃんに触られたとたん、八分勃ちだった僕の肉茎は、
トランクスを引き裂きかねないほどの勢いでムックリと勃起する。
「……すごーい、指が触れただけなのに、こんなに大きくなるなんて……何だか不思議……。
ね、お兄ちゃん、これもう、脱がしちゃっていいよね?」
雷ちゃんは、僕のトランクスを一気に引き降ろした。
張りつめて膨張した肉茎が、雷ちゃんの目の前にババンッと跳ねるように飛び出す。
「きゃうんっ」
小さな悲鳴を上げ、天井に向かって威風堂々そそり勃つ僕の怒張を、雷ちゃんは食い入るように見つめている。
充血して赤黒く照り光る亀頭、血管の浮き出た茎の表面、剛毛にけぶる肉袋。
見た目には結構グロテスクだが、女の子はどう感じるのだろうか。
「なんだか……とってもかわいいわ、お兄ちゃん」
「かわいい?」
「だって、お兄ちゃんのだもの。太くて長くて……すごく愛おしいって感じがするの」
雷ちゃんのローズピンクの舌が、いきなりカリ首の敏感な部分に触れてきた。
「あふ、お兄ちゃんの……ん……れろれろ……」
「ちょ、ちょっと、雷ちゃん……」
「男の人って、こうされると気持ちいいんでしょ?」
「うん…そうだけど。どこで覚えたんだい?」
「お兄ちゃんの机の中にあった本に書いてあったの」
僕は、ばれていたのかという衝撃を受けながら、ジト目で見てくる雷ちゃんに目をやる。
僕が返答に困ってると、再び雷ちゃんが僕の肉茎を咥えこんできた。
たちまち、僕の身体に快感が電流のように突き抜け、怒張がビクッと震える。
「やぁん。ちょっと舐めただけなのに、お兄ちゃんのコレ、ビクンビクンするぅ……」
「雷ちゃんがいきなり、僕の一番感じるところを舐めたからだよ」
「え?今舐めたところが、お兄ちゃんのいちばん気持ちいいところなの?
それじゃあ、そこをペロペロって舐めればいい?」
「ううん、感じるところはそこだけじゃないからね、雷ちゃん。
やっぱりオチンチンとか袋とか、全体をまんべんなく気持ちよくして欲しいな」
「じゃあ……こんな感じかしら?」
カリ首に触れていた雷ちゃんの舌先が、裏筋に沿ってツツツッと根元の方へ降りていった。
雷ちゃんの唇が僕の肉竿にペトッと貼りついて、フルート奏者のように表面を吸引してくる。
まだ、ぎこちなさの残るフェラチオだったが、それが一層、僕の昂奮に拍車を掛けた。
・・ちゅむん……んっぷ……きゅむん、ちゅぱ……ちゅく……ぷはっ!
・・くちゅ……くちょ……くちゅ、くちゅ……ちゅっぷ!
肉茎がしゃぶられる音に混じって、違う音が聞こえてきた。
見ると、雷ちゃんが僕のモノを咥えながら、自分で自分を慰めている。
僕の快楽波動が下腹部に集まってきた。限界が近い。このままでは、雷ちゃんの口の中に発射してしまいそうだ。
その時、ふと、目を閉じて肉茎をしゃぶっていた雷ちゃんの瞼が開いた。上目遣いに僕を見つめてくる。
僕と雷ちゃんの視線が絡み合った。僕は、そのまま視線を雷ちゃんの下腹部へ落とす。
フェラチオしながら自慰をしていたことを知られた雷ちゃんは、
少しばつが悪そうな表情をして、一旦僕の肉茎から口を離した。
「お兄ちゃん……セックスしましょう」

電ちゃんから『おねえちゃんもお兄ちゃんのこと好きだから』と聞いていたとはいえ、
あからさまにそう言われて、僕はどぎまぎするばかりだった。
「で、でもね、こういうことは……」
「だって、お兄ちゃん、昨日は電と……」

見られていたのか・・。

雷ちゃんの瞳から、ボロボロッと涙が零れた。
いつもはしっかり屋さんなのに、意外と泣き虫なんだ・・。
僕は雷ちゃんを抱き上げ、ベッドに横たわらせた。
膝まで下げられたスパッツとショーツを脱がしてあげ、優しく覆いかぶさる。
雷ちゃんの髪の毛を撫でて上げ、僕はくちづけた。唇同士が触れ合う程度のごく軽いくちづけだ。
雷ちゃんは、嬉しそうにはにかんだ。
僕は、雷ちゃんの体操服の上を捲り上げた。
膨らみ始めたばかりの胸の薄い脂肪を集めるようにして揉み上げる。
そして、ツンと尖ったイチゴの蕾を口に含んだ。
「あん、あぁぁぁーっ!」
蕾を舌先で転がしたり、軽く噛んだりする度に、雷ちゃんは甘い声を上げた。
僕は片手で一方の胸を責めながら、もう一方の胸を口で責める。
雷ちゃんは、今まで自分で慰めていて我慢の限界に達していたのか、
僕の太股を雷ちゃん自身の両の太股で挟み込んできた。
僕は太股に、ヌチャっとしたものを感じた。それは、雷ちゃんの股間からしとどに溢れる淫蜜だった。
雷ちゃんは、僕の太股に股間を押し付け、前後に動かし始めた。
枕を股に挟んで、オナニーをする女の子も結構いるって聞いたことあるけど、雷ちゃんもそうなんだろうか・・?
僕はそんなことを考えながらも、雷ちゃんの胸への責めを激しくしていった。
責めが激しくなればなるほど、雷ちゃんの股間を揺さぶるスピードが上がっていく。
「あぁぁぁーっ!いいぃぃぃぃぃーっ!」
雷ちゃんは一層高い声を上げるとともに、僕の太股をギュッと締め付けた。
その数瞬後に、ガクッと力が抜ける。どうやら、軽くイッタようだ。
僕は、雷ちゃんの体操服の上を脱がそうとした。
雷ちゃんは、ばんざいの体制を取って、脱がすのに協力してくれる。これで、雷ちゃんは丸裸になった。
雷ちゃんは、まだ呼吸を荒げている。僕は雷ちゃんの幼い身体をじっくり見つめた。
すると、雷ちゃんがこう言った。
「私だけ、裸なんてずるいわ。早くお兄ちゃんも服を脱いで……」
僕は、雷ちゃんに言われた通り、纏っている物を全部脱いだ。これで、二人を覆い隠すものは何も無い。
裸の僕は、裸のままの雷ちゃんの隣に横たわった。
雷ちゃんの呼吸が整ってきた。僕は、雷ちゃんに覆いかぶさるようにし、くちづけた。
今度は、貪るようなくちづけだ。僕は、舌を差込み、雷ちゃんの舌に絡ませようとする。
最初は、どうしていいのか解らなかったようだが、その内、雷ちゃんのほうからも、おずおずと舌を絡ませてきた。
僕は、雷ちゃんの口腔粘膜を蹂躙しながら、足を大きく開かせた。
自分のペニスの先走り液を肉竿全体に馴染ませ、先端を雷ちゃんの秘孔に宛がう。
雷ちゃんの秘蜜をペニスの先端に馴染ませるようにした後、僕はゆっくりと腰を進めた。

「痛いかい?」
「う、ううん。そんなに……」
そう言いながらも、雷ちゃんの額には汗が滲んでいた。
僕は、そのままグイグイ腰を推し進めた。メリメリッと肉が裂けるような感触がする。
ブチブチッと粘膜が破れる音が聞こえたような気がした。
「かっ……は……いったーい!」
僕は腰を進めるに連れ、雷ちゃんがベッドをずり上がっていった。
ずり上がれないように、雷ちゃんの両肩を抑えて腰を一気に最奥まで打ち込む。
「いたいっ!いたいっ!いたいっ!いたいっ!いたいっ!いたいよぉーっ!」
いつもはしっかり屋さんの雷ちゃんが、我を忘れて泣き叫ぶ。
雷ちゃんはそれでもずり上がろうとし、ベッドの柵に頭が当たってしまった。もうこれ以上、逃げられない。
「いたいよぉーっ!ぬいてっ!ぬいてっ!ぬいてっ!ぬいてよぉーっ!お兄ちゃーんっ!」
雷ちゃんは本当にパニック状態だった。僕は、繋がった状態のままじっとしていた。
そのまま、雷ちゃんの髪を撫でながら、おでこやほっぺや鼻先に軽いキスを続けていく。
やがて、痛みがやわらいだのか、雷ちゃんが普段の落ち着きを取り戻してきた。
「ごめんね、雷ちゃん。嫌ならこのまま抜くけど?」
「ううん、私こそ、ごめんなさい。お兄ちゃん、動いていいよ……」
雷ちゃんに促されて、僕はストロークを始めた。でも、動くたびに雷ちゃんは顔を歪める。
しかし、幸いなことに今までの昂ぶりと、雷ちゃんの窮屈な処女壷の締め付けが手伝って、
僕の射精衝動は数回も動かない内に、限界を越えた。
「い、いくよ、雷ちゃん」
「き、きて、きてっ、お兄ちゃんっ!」
僕の灼熱の白濁液が、雷ちゃんの処女壷に迸った。

雷ちゃんの身体を綺麗にしてあげてから、僕達は食堂に向かった。
ふと、外を見てみると、辺りはもう夕暮れ時だった。
その夜は、何事も無かったように、夕食を食べ、三人で暫く話をした後に床に着いた。

電ちゃんの時はある程度快感を与えられたけど、雷ちゃんの時は痛がらせただけだったなぁ。
雷ちゃんに嫌われてなきゃいいんだけど・・。
そんなことを思っている内に、僕は眠りに落ちた。

「……わよっいなず……」
「はい……なの……」
「「と・・・・っ!」なのですっ!」

・・バフッ!バフッ!

「ゴフッ!」
翌朝、いきなりのダブル・フライング・ボディ・アタックで僕は叩き起こされた。
雷ちゃんと電ちゃんだった。
「お兄ちゃん、もう朝よっ!起きなさーいっ!」
「おねぼうさんはメッ!なのです!」

僕は痛いけど朝から幸せ一杯だ、と思いながら食堂に向かうのだった。

ー2章End・

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最終更新:2013年11月30日 13:37