提督×電5-11

『はじめてのくちくかん』

-プロローグ-
時は現代、世界は突如現れた深海棲艦の脅威に世界は一致団結。
日本は深海棲艦に対抗するべく艦砲を装備した女の子、艦娘を指揮し深海棲艦を撃退しているのだった。
そしてここ横須賀鎮守府にも新たな新米提督が着任、艦娘たちに出迎えられる。

「今日から横須賀鎮守府に着任することになった××だ!よろしく頼む!」

「よろしくね、司令官!」
「司令官さん、よろしくお願いいたします!」

「その・・・司令官ってのは辞めてもらえないかな。僕はまだ新米でそういう呼び方に慣れていないんだ。」

「「それじゃ・・・よろしくね、お兄ちゃん!」」

こうして、僕と雷電姉妹との生活が始まったのだった。


-第1章 電ちゃんのはじめての『初めて』-


雷電姉妹との生活が始まって1ヶ月も過ぎる頃には、二人からも信用も厚くなって、すっかり家族同然の関係になった。
横須賀鎮守府の最初の駆逐艦、雷ちゃんと電ちゃん、二人は交代で僕の秘書官になっていた。
鎮守府は暁型のお姉ちゃんである暁ちゃんと響ちゃん、睦月型・球磨型・長良型・艦隊のアイドル那珂ちゃん等の面々が建造され、遠征も実行されている。
暁ちゃんと響ちゃんは保険室の先生にご熱心のようだ。


南西諸島沖への出撃部隊が帰還し、入渠も終わり。
遠征部隊も帰還したその日の夕方。


「えと、えと、おにいちゃん、何か食べたいものありますか?」
「うーん、電ちゃんと雷ちゃんの作るものならなんでも美味しそうだけど・・・そうだなぁ、肉じゃがなんて食べたいなあ」
「あ、私も肉じゃがさんせ~!」
「あのね、電、肉じゃがとくいなのです。おにいちゃんのためにがんばるね。あっ、でも、その前に間宮さんのところでざいりょう買わなきゃ」
という理由で、僕たちは司令室に帰る前に間宮さんのお店に立ち寄った。

「えと、お肉にじゃがいもニンジン、あ、それとたまねぎも忘れないようにしなきゃ」
電ちゃんはてきぱきと、肉じゃがの材料を買い揃えていった。
どこにどんな食材が置いてあるのか把握しているみたいで、トテトテとそこまで小走りで行く。
「お兄ちゃん、こっち、こっち」
雷ちゃんはそんな僕の手を引いてパタパタの電ちゃんの後について行く。
無論、僕は荷物持ち。

しかし、鎮守府以外の人が見ると、僕たちは仲のよい三人の兄妹に見えるのかな―――。
そう思うと、一人っ子の僕には新鮮な感動があった。
幸せだなあ―――。僕は心の中でそう呟いた。

執務室にたどり着いたのは、日も暮れた後だった。電ちゃんが司令室の隣の食堂で早速夕ご飯の仕度ににかかる。
「何か手伝おうか?」
「ううん、おにいちゃんはくつろいでいてください」
電ちゃんの言う通り、僕が手伝う余地はあまり無さそうだった。電ちゃんは包丁捌きは少し危なっかしいものの、雷ちゃんの指示を受け、手際良く料理していく。
「雷ちゃんはお料理しないの?」
「おりょうりなら、電にまかせといたほうがいいわ。それに、その方が電とお兄ちゃんのためだし」
雷ちゃんは、クスッと笑いながらそう言った。どうも、今日は雷ちゃんは指示に徹するらしい。

やがて、食堂からプーンといい匂いがしてきた。全く食欲をそそられる匂いだ。
よく見ると軽巡洋艦の球磨と多摩が匂いにつられて食堂に来ている。

「おまたせしましたー。肉じゃが、完成なのです!」
電ちゃんの呼び声がするなり、僕は大股で食堂に向かった。
「いっただきまーす!」
艦娘の合唱とともに、ちょっと遅めの夕餉が始まった。

「うん、美味いよこれ。電ちゃんはいいお嫁さんになりそうだなあ」
僕がそう言うと、電ちゃんは少し照れくさそうだけど、嬉しそうに微笑んだ。でも、実際、お世辞じゃなくて本当に美味しかった。
「あら、私だって、いいお嫁さんになれるわよ」
雷ちゃんは少しむくれたような表情をしながら、肉の美味しそうな所を摘み上げた。その箸を僕の口の中に持ってくる。
「はい、お兄ちゃん、あーん」
僕はつられて口を開ける。雷ちゃんは、僕の口の中に肉を放り込んだ。
「はぐはぐ、あちち。でも、美味いや」
「ねっ、こうして食べさせてもらった方がおいしいでしょ?」
「うん、そうだねえ。じゃあ、お返し。雷ちゃん、あーん」
大きく口を開けた雷ちゃんに、僕は肉じゃがを食べさせてあげた。
「あー、おねえちゃんだけずるいのです」
今度は、電ちゃんが拗ねたように小声で呟いた。
「じゃあ、電ちゃんも、あーんしてくれる?」
「えと、えと、電が・・・? う、う、うん。じゃあ、おにいちゃん、あーん」
電ちゃんは照れながらも、ほくほくのじゃがいもを僕に食べさせてくれた。
「あーん、お兄ちゃん」
「あーん、電ちゃん。あーん、雷ちゃん」
「あーん、おにいちゃん」
こうして、僕たちは周りの視線を顧みず、食べさせ合いっこをしながら箸を進めた。

「ふぅ。満腹、満腹」
電ちゃん手作りの肉じゃがは余りに美味しくて、僕たちは全て平らげてしまった。
「さて、後かたづけ、後かたづけ」
ご飯を食べ終えて、暫く休んだ後で、電ちゃんと雷ちゃんがそう言いながら立ち上がった。
「あ、洗い物くらい僕がやるよ」
「いいから、いいから。お兄ちゃんは、すわってて」と雷ちゃん。
「うーん。じゃあ、手伝うから一緒に洗おうか?」
「うん!」2人がニコッと笑った。

「はぁ、やっと片づいた」
僕と電ちゃんが執務室に戻ると、先に休んでいた雷ちゃんが僕の机の椅子にもたれて眠っていた。
一緒に遊ぼうってあんなに張り切っていたのに、やはり相当疲れてたみたいだ。
無理もない、今日は艦隊の旗艦を務めて、大破しちゃったから・・・。精神的にも肉体的にもまいってたんだろう。
「今日は遅くなったから、もう寝ようか?
「うん、おにいちゃん」
僕はお姫様だっこで、雷ちゃんを寝室まで運んであげた。後ろをついてくる電ちゃんを見ると、少し羨ましそうな顔をしている。
僕としても悪い気はしなかった。女の子に妬かれるのはいいものだ。
そして僕も、執務室のベッドで横になる。
「そいじゃ、おやすみー」
だけど、電ちゃんはまだ何か言いたそうな顔をして、寝室に戻ろうとしない。
「電ちゃん、どうしたの?」
「あのね、あのね・・・」
僕はピンときた。
「そうだ、電ちゃんもお姫様だっこで、寝床まで運んであげようか?」
「えと、えと、うーん・・・」
電ちゃんは恥ずかしそうにするばかりで、答えようとしなかった。僕はベットから起きあがり、有無を言わせず
「はわわわっ」
そんな電ちゃんをだっこして寝室に向かった。
「おにいちゃんのお胸って、ぶあついのです・・・」
寝室に行く途中、電ちゃんは照れくさそうにそう言った。
僕は、電ちゃんを優しくベッドの上に降ろし布団を掛けてあげた。
「おやすみ電ちゃん」
「うん、おやすみなのです、おにいちゃん」
電ちゃんにお休みの挨拶をしてから、僕は執務室のベッドに横たわり毛布を被った。
僕も相当疲れていたのだろう。眠りはすぐにやってきた

どれくらい眠っただろうか。ふと、隣に人の気配を感じて、僕は目を覚ました。
ぼんやりとした頭で時計を見ると、まだ深夜だ。
「・・・・・・!」
僕が身を起こしてみると、隣にいたのは、何と電ちゃんだった。くりくりとした目をぱっちり開けて僕を見つめている。
「ごめんね、おにいちゃん。おこしちゃいました?」
「うん、それはいいんだけど、どうしたんだい?」
「なんだか、ねむれないのです・・・・・・」
「今日は色々あったからね」
「・・・・・・」
暫く黙っていた電ちゃんの目から、涙がポロッと零れた。
「あのね、あのね、ホントはね、おねえちゃんがいなくなっちゃうかもしれないと思うと、とっても怖かったのです」
こぼれた涙が頬を伝っていく。僕は、電ちゃんの頬にくちづけ、涙を吸い取るようにした。
「おにいちゃん・・・・・・」
よほど気持ちが張りつめていたのだろう。それが緩んだのか、身を起こした電ちゃんは、僕の胸に顔をう埋めてきた。
電ちゃんはしくしくと静かに泣いている。
電ちゃんのことが本当に愛おしく思えた。
僕は電ちゃんの頤に手をかけ、そっと顔を上向かせると、軽くキスをした。
唇と唇が触れ合う程度の、ほんの軽いくちづけだ。
一瞬、驚いた表情を見せたが、電ちゃんはすぐに顔をクシャッと歪めた。瞳に溜まっていた水滴が落ちる。涙まじりの笑顔だ。
僕は再び、電ちゃんの唇に顔を近づけた。もし、電ちゃんが嫌なら逃げられるくらいのゆっくりとしたスピードで・・・。
電ちゃんが瞼を閉じる。次の瞬間には、二人の唇が触れ合った。僕の舌が電ちゃんの歯茎を這っていく。
電ちゃんの歯と歯の間に、僅かに隙間ができた。僕はすかさず舌を割り込ませる。
僕は電ちゃんの口腔粘膜をくまなく舐めた。電ちゃんも拙いながらも、僕の舌を追いかけるようにしてくる。
「ぷっはぁー」
唇を離すと、電ちゃんが大きく息を吐いた。
「ずっと息をとめてたのかい?」
「う、うん・・・・・・」
電ちゃんは、顔を上気させながら、クスッと笑った。

「僕、電ちゃんが欲しいな」
「え、えと、お、おにいちゃんがそう言うなら・・・・・・」

僕は、パジャマの上から、電ちゃんのまだ発達していない平べったい胸に手を伸ばした。
困惑と不安と恥じらいが入り混じった複雑な表情を浮かべる電ちゃん。
「・・・・・・ぁ・・・・・・は」
でも、僕が愛撫を続けていると、電ちゃんは甘さの混じった溜息をついた。
パジャマ越しでもそれと解るほど、乳首が尖ってきている。
「お胸が、お胸が、おかしいのです・・・・・・」
電ちゃんは胸が弱いようだ。
「ぃ・・・・・・ぁん・・・・・・」
だけど、寝室で眠っている雷ちゃんを気にしてか、声を出すのを必死に堪えている。
「な、なんだか、びくびくってなるのです」
僕は、そう言う電ちゃんのパジャマのボタンを外していった。
パジャマの前をはだけさせると、電ちゃんのまだまだ発育途上にある幼い胸が露わになる。
未だ平べったい胸だが、僕に弄られた乳首は自己を主張するかのようにツンと上を向いていた。
その乳首を口に含んで、舌で転がしたり軽く噛んだりする。
「・・・・・・ぅ・・・・・・ふぅ」
電ちゃんは、切なげに吐息した。
「え?お、おにいちゃん、そんなとこ・・・・・・」
乳首を責めながら、僕がデルタゾーンに手を伸ばすと、電ちゃんはそう囁いた。
しかし、電ちゃんの喘ぎは講義するというよりも、単にびっくりしているといった感じだ。
僕は、そのまま、パジャマの腰の部分に手をかけ、グイッとばかりに引き上げる。
デルタゾーンの奥に手を進めていくと、僕の思惑通りにパジャマがワレメに食い込んでいた。
僕は、食い込んだワレメに沿ってゆっくりと手を這わせていった。やがて、僕の指先が熱くなった部分に達する。
熱を帯びた部分を擦りながら、その少し上の肉豆の所当てた指を振動させた。電ちゃんの身体が、ビクビクッとなる。
「パジャマのここまで湿っているよ」
「お、おもらししっちゃったのです・・・・・・?」
「それは、電ちゃんが感じているって証拠だよ。これは愛液っていうんだ」
「愛液・・・・・・?」
「そう。愛の液って書くんだ。好きな人に触られると出てくるんだよ」
「電、感じちゃってる・・・感じちゃってるんだ・・・」
僕は、ショーツごと電ちゃんのパジャマを脱がせた。
「は、恥ずかしいよぉ・・・・・・」
電ちゃんはそう言いながらも、極自然に腰を浮かせてくれる。
僕は電ちゃんの乳首を口に含みながら、同時に下半身に手を伸ばした。電ちゃんのソコは、つるつるのすべすべだった。
まだ陰毛も生えていない花園の、より深くに手を差し込み、指で肉豆をさぐる。莢に包まれているコリコリとしたものが指先に当たる。
僕は、手探りで媚夾から肉豆を剥き出しにした。
「ひゃんっ!」
発育途上の彼女には、まだ刺激が強すぎたのか、生の肉豆を刺激すると電ちゃんは身体を飛び上がらせた。
「こうすると、もっと気持ちいいんだよ」
僕は電ちゃんの秘孔から出る愛液を馴染ませるようにし、ヌルヌルになった指で肉豆を愛撫した。
「なんだかヘンなのです。電、どうかしちゃってる・・・・・・」
愛撫すればするほど、電ちゃんの秘孔からとめどなく媚液が溢れてきた。もう、受け入れ準備は十分だろう。

「いいかい? 電ちゃん・・・・・・」
「う、うん。おにいちゃんがいいなら・・・・・・」
電ちゃんには、期待と怖さの混じった声でそう答えた。顔を赤らめている電ちゃんが、とても愛らしい。
電ちゃんの鼓動が、僕にも伝わってきた。
「電ちゃん、緊張してる?でも、ほら、僕もこんなにドキドキしているよ」
僕は電ちゃんの手を取り、自分の胸に持ってきてそう言った。電ちゃんは、少し安心したような表情でうなずく。
秘孔に肉棒を宛がい、ゆっくりと腰を押し進めた。
「ぃたぃ・・・・・・」
先端部分がほんの少し挿っただけで、電ちゃんの顔が苦痛に歪んだ。肉棒の先に粘膜障壁を感じる。
「ごめんね、電ちゃん。でも、女の子は、最初はみんなこうなんだ」
「うん・・・・・・くぅ・・・・・・お、おにいちゃんのためならガマンするのです」
ヴァージンの生殺しは、かえって可愛そうだ。僕は粘膜障壁を突き破り、電ちゃんの幼壺の最奥まで、一気に肉棒を捻じ込んだ。
子宮口が肉棒に当たる。
「・・・・・・くぅぅぅぅぅぅ」
本当は大声で叫ぶほど痛いだろうに、電ちゃんは自分の手の甲を口に当て、なるべく声をだすまいというふうに耐えていた。
そんな電ちゃんがとても健気におもえる。電ちゃんの壺中は、とても窮屈だった。
僕は最初、子宮口をノックする感じで深いストロークを繰り返した。
でも、このままではすぐに発射しそうだし、電ちゃんも痛がるばかりだ。
そこで僕は、肉傘の部分が収まるくらいの浅いストロークに切り替えた。
「あ・・・・・・あん・・・・・・。おにいちゃん、またヘンになってきたのです・・・・・・あぁぁ・・・・・・」
幼壺に肉棒が馴染んできたのか、浅いストロークが功を奏したのか、電ちゃんの声が甘い響きを帯びてきた。
僕の限界も近かった。熱いマグマが下半身の一点に集中してくる。
「イ、イクよ、電ちゃん」
「うん。おにいちゃん、きて、きてっ!」
電ちゃんの幼壺の中に、僕は煮え滾ったマグマを噴出した。

幼壺から引き抜いた僕の肉棒には、電ちゃんの破瓜の印が刻まれていた。
終わった後、僕は、電ちゃんの秘苑に付いた赤い液体と白い液体を綺麗に拭ってあげた。
僕は、パジャマを元通りに着せてあげた。軽く電ちゃんを抱きながら、髪の毛を撫でてあげる。
そうしている内に、いつの間にか、電ちゃんはスヤスヤと寝息を立てていた。
安心しきった、何とも穏やかな寝顔だった。
「おにいちゃん、大好き・・・・・・」
寝言でそう呟いた電ちゃんは、天使の微笑みを見せた。

-1章End-

 

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最終更新:2013年11月30日 13:36