Chapter5 ~そして事件は起こった~


エッシェンバッハ夫人:「もうすぐ予告状にあった時間ですわね…」
大俵・兵御座衛門:「そうだな 流石に緊張が走るものだ」 紙飛行機を飛ばしながら
壱千里昴:「はい・・・皆さん、警戒してくださいね」
フィン・ムーシス:「そう…っすね …怖いっす!」 紙飛行機の飛行距離を測りながら
ガルシア・ミラーレス:「さて・・・どう出てくるかな。」
メアリー:「・・・・・」ジー
エッシェンバッハ:「まだかのー…ワシ、怪盗って見たことないから楽しみでなぁ」

壱千里昴:「あの、こちらも依頼できているのですから思っていてもそういった発言は・・・」
エッシェンバッハ:「ごめんなさい(シュン)」
ヴォルフラム:「おや?そういえばサカナ様はまだお手洗いから戻って来ておられないのですか?」
大俵・兵御座衛門:「……魚が残っていたというのか!」
ガルシア・ミラーレス:「(ヴぇー・・・)落ち着けハマーD・・・そういえば、そのまま外の見回りを手伝ってくるとか。」
壱千里昴:「大きな家ですし・・・道に迷ったかもしれないですね。もう・・・」
マリー:「え、そんな・・・私ちょっと探してきます!」
フィン・ムーシス:「ま、ま待つっす! 一人で動くのは危険っす!」

マリー:「キャッ!」
GM:どうやら椅子につまづいて転んだようです
大俵・兵御座衛門:「気を付けるに越したことはないぞ、大丈夫か?」 傘を貸す
壱千里昴:「あの子もプロですから、一人でも安心ですよ。それよりも危険なのは貴方達なので、ここにいたほうが安全ですよ・・・」
壱千里昴:「というか・・・大丈夫ですか?」
マリー:「ありがとうございます・・・私、この通り右目が見えないので」
フィン・ムーシス:「日傘は大事っすからねー!」
ガルシア・ミラーレス:「少し落ち付くんだ、先ほど聞いたが、外の警備の手伝いに行ったそうだから問題ない・・・後なんで傘なんだ」
フィン・ムーシス:「日傘は大事なんすよ!」
ヴォルフラム:「そういうことでしたら…お嬢様、ここは私達だけで見張りましょう。」
マリー:「はい・・・」
ガルシア・ミラーレス:「いや、確かにあると便利だがそうじゃなくてな・・・。」

鈴木 敏郎:「さて、そろそろ時間か…」
大俵・兵御座衛門:「ところで今何時だ?」 腕時計を分解しながら
鈴木 敏郎:「あと5分で予告状の時間だ。というか何故分解する」
フィン・ムーシス:「破壊と再構築それこそがこの世の真実っす!」
ガルシア・ミラーレス:「そういえば分解癖のある奴居たよな・・・一向に見かけないが。」
鈴木 敏郎:「もうすぐだな…」
大俵・兵御座衛門:「あと5分か… 全員気を付けろよ!」 腕時計をボトルシップに改造しながら
鈴木 敏郎:「各自、それぞれ持ち場についてくれ」
ガルシア・ミラーレス:「お前は何をやっとるんだ・・・」
大俵・兵御座衛門:「ボトルシップだ …もっとも俺はこんなものより襤褸船を取る人生だがな」 ボトルシップを鯱の横に飾りながら

マリー:「お母様、こちらに・・・」
エッシェンバッハ夫人:「ええ、ありがとう・・・」
ガルシア・ミラーレス:「(さて・・・進入経路・・・と言うより、逃走経路を塞いでおく方が得策か・・・)私はここで構わん。」
ヴォルフラム:「旦那様、くれぐれも用心なさってください」
エッシェンバッハ:「わかっとるわかっとる!」
鈴木 敏郎:「もうすぐだ・・・」
鈴木 敏郎:「全員、準備はいいか?」
壱千里昴:「さて・・・どう来るのでしょうかね? 了解です!」
ガルシア・ミラーレス:「・・・問題ない。」
大俵・兵御座衛門:「問題ない」 携帯を充電器にさしながら
フィン・ムーシス:「だ、大丈夫っすよ!」 充電器から携帯を抜きながら
鈴木 敏郎:「お前らほんとにやる気あるのか!?」
ガルシア・ミラーレス:「言っとる場合か・・・後何秒だ?」
鈴木 敏郎:「あと3分だ・・・」
フィン・ムーシス:「ありありっすよ!」 
鈴木 敏郎:「あと2分・・・」
大俵・兵御座衛門:「…私語は慎め… 気を張れよ!」 ゲームボーイを取り出しながら
鈴木 敏郎:「あと1分・・・」
鈴木 敏郎:「時間だ!」
フィン・ムーシス:「………ゴクリッ」


壱千里昴:「・・・!」


ナレーション:10秒経過・・・
大俵・兵御座衛門:「………」 


ナレーション:20秒経過・・・
壱千里昴:「・・・ど、どういうことでしょう?」
メアリー:「・・・・・。」
フィン・ムーシス:「………」
ガルシア・ミラーレス:「・・・・・まさかとは思うが・・・・・。」


ナレーション:30秒経過・・・
大俵・兵御座衛門:「…………あり得ない話じゃないな そのまさか…」


ナレーション:40秒経過・・・


ナレーション:1分・・・

大俵・兵御座衛門:「(…俺の運勢が変わった… ということだ……)」
壱千里昴:「エッシェンバッハさん・・・・・・えっと、その、ダイヤは今も手元にありますか?」
エッシェンバッハ:「あ、ああ・・・この通り手元に」
GM:その瞬間、部屋の明かりが一斉に消え、全員の視界が闇に包まれた
大俵・兵御座衛門:「………ッ!!」
壱千里昴:「ひゃ・・・っ!?」
メアリー:「・・・・・。」
ガルシア・ミラーレス:「チッ・・・・・・」
エッシェンバッハ:「な…なんだ!?停電か!?」
壱千里昴:「エッシェンバッハさん、ダイヤは!?」
エッシェンバッハ:「大丈夫だ!手放してない!
エッシェンバッハ夫人:「明かり!早く明かりを・・・」
大俵・兵御座衛門:「そのまま離すなよ! どんな声がかかろうと安全が確認されるまで手放すな!」
壱千里昴:「すり返られたりとかは、してないですか!?」
エッシェンバッハ:「ずっと抱きかかえてる!」
ガルシア・ミラーレス:(まだ保っている・・・しかし・・・本人なのか?これは・・・)
鈴木 敏郎:「落ち着け!全員その場から動くなよ」
フィン・ムーシス:「暗いっすね…… と、とりあえず明かりが必要っす!」
GM:突如、銃声らしき音があたりに響いた
鈴木 敏郎:「銃音!?」
メアリー:「・・・・・。」
ガルシア・ミラーレス:「チッ、位置はどっちだ!?」
壱千里昴:「きゃあぁ! だ、誰ですか!?」
エッシェンバッハ:「あ、銃音だって!?」
マリー:「や・・・た、助けて!」
GM:どうやらパニックになってみんなあちこちに走り回っているようです
大俵・兵御座衛門:「フィン! お前は光源を確保しにいけ! ブレーカーなりなんり落とされてるはずだ!」
フィン・ムーシス:「無茶言うっすねー・・・ ま、やってみます!」 探す
エッシェンバッハ:「落ち着け!いいか!こういう時はまずガスの元栓を閉めて、国境付近にあるバッティングセンターで鉄アレイに注意しつつ・・・」
GM:暗闇のどこかから、何かを殴打するような音が聞こえた
ガルシア・ミラーレス:「さっき芋焼いてたときの火はどうした?ライターでも持ってるんじゃないのか、お前」
壱千里昴:「と、とにかく明かりですよ!?」
メアリー:「・・・・・。」
大俵・兵御座衛門:「察知出来なかった… が、流石にまずいな」
壱千里昴:「くっ・・・見えないですよ~!」
エッシェンバッハ夫人:「早く明かりを!」
ヴォルフラム:「みなさん落ち着いてください!」
GM:明かりが灯った。どうやら復旧したようだ。
そして、暗闇が去った後には頭から血を流したエッシェンバッハが倒れていた

大俵・兵御座衛門:「…俺はあくまでヒール担当のエレメンタラーだ 光源になるほどの術はもっていない …と、明かりが付いたか」
壱千里昴:「・・・エッシェンバッハさん!!」
大俵・兵御座衛門:「…おい、大丈夫か?」 バッハの元へ
マリー:「そんな・・・お父様!」
壱千里昴:「ど・・・どうですか?」バッハの元へ
エッシェンバッハ夫人:「あなた!」
ヴォルフラム:「大丈夫・・・気を失っているだけのようです」
壱千里昴:「ダイヤは、無事なのですか!?」
GM:倒れ込んだエッシェンバッハの傍には血のついた置きものが転がっており、その手元からはダイヤがなくなっていた


最終更新:2013年08月18日 18:46