産業カウンセラーのタメになる話

近年、ブラック企業という言葉を見聞きすることも多くなった。

一体どうして日本の企業はこんな事になってしまったのだろう。

終身雇用や毎年昇給されていた時代が懐かしい。

今の雇用形態はまるで使い捨てである。

使えるだけ心身ともにボロボロになるまで使い、限界がくれば捨てる。

雇われてる方はたまったもんじゃない。

産業カウンセラーをしていると、こういったブラック企業でボロボロになった相談者は後を絶たない。

雇うほうもそうだが、働くほうも実際に働いてみないと、どういう会社か見えてこないのが実情である。

よくインターネットでそこの会社の口コミなんかを調べるなんて方法もあるみたいだが、私はあまりオススメしない。

なぜなら本当にその情報が当てになる情報なのかは分からないからだ。

部署によっても働いている内情は全く違うわけであるから当てにはならないのである。

昔の人は色んな言葉を残していったが、為になる言葉もあれば時代錯誤を感じる言葉もある。

例えば「石の上にも三年」なんて言葉がそうで、辛いことも三年辛抱すれば何かを成し遂げられるという意味である。

しかしどうだろう、ブラック企業に堪えて頑張って働いた結果ボロボロになり、自ら命を絶つ人間も少なくないのだ。

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最終更新:2013年11月27日 04:37