SF資料書籍

ここはSF好きな方に参考となる書籍等を掲載しています。

小説

2001年宇宙の旅

アーサー・C・クラークとスタンリー・キューブリックがアイデアを出しあってまとめたストーリーに基いて製作されたSF映画およびSF小説である。
出典元:http://ja.wikipedia.org/wiki/2001%E5%B9%B4%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E6%97%85
映画版では宇宙のシーンにクラシック音楽を流すと言う表現手法は、その後のSF作品の原点ともなった。

虎よ、虎よ!

SFを舞台にした復讐劇。
ジョウントと呼ばれる長距離間テレポーテーションが実現した未来。
ジョウントが原因によって様々な出来事が世界を襲う。
http://www.amazon.co.jp/%E8%99%8E%E3%82%88%E3%80%81%E8%99%8E%E3%82%88-%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%82%AB%E3%83%AF%E6%96%87%E5%BA%AB-SF-%E3%83%98-1-2/dp/4150116342

アスキーアートを用いた、同作品の完結した再現作品も存在。
虎よ! 虎よ!は、アルフレッド・ベスターのSF小説「虎よ、虎よ!」を原作としたやる夫スレ。
http://yaruo.wikia.com/wiki/%E8%99%8E%E3%82%88!_%E8%99%8E%E3%82%88!

銀河ヒッチハイク・ガイド

原作者本人は「これはSFではない」としているが、書籍ジャンルはSFとして分類されている。
宇宙を舞台にしたコメディーSFで、非常に馬鹿馬鹿しい内容とジョークがふんだんに盛り込まれている為、SF初心者向きとされる。
近年映画化された為、そちらもオススメ。
http://www.amazon.co.jp/%E9%8A%80%E6%B2%B3%E3%83%92%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-%E6%B2%B3%E5%87%BA%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%80%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%A0%E3%82%B9/dp/4309462553

エンダーのゲーム

時は未来。人類は、異星人バガーの二度にわたる太陽系への侵攻を退けた。そして三度目の侵略に備えるため、地球の衛星軌道上にバトル・スクールと呼ばれる施設を設置し、「戦いを終わらせるもの」を養成することに決定した。
その頃、地球では少子化政策により、一家族で2子までしか子供をもうけられなくなっていたが、長男ピーターと長女バレンタインの優秀さから、ウィッギン家には特別に3人目の出産が許された。その3人目こそ、運命の子アンドルー(エンダー)・ウィッギンだった。
天才的な才能を見込まれ、司令官の最有力候補としてわずか6歳でバトル・スクールに編入させられたエンダーは、世界中から集められた優秀な子供たちの中でも桁違いの成績を残し、成長していく。時を同じくして、ピーターとバレンタインもネットを利用して、地球上で勢力を広げていた。
果たして、エンダーは戦いを終わらせることができるのか……、ピーターとバレンタインの狙いは成功するのか……
出典元:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0

ハイペリオン

聖遷と呼ばれた人類の地球脱出後から約800年が経過。28世紀、人類はテラフォーミング技術によってさまざまな惑星に進出、移住。200以上の惑星と総人口1500億に達する連邦制の統一政体を築いていた。各惑星間は「転移ゲート」と呼ばれるネットによって結び付けられ、人や物質の瞬間移動を可能にしていた。このネットワーク網は「ワールドウェブ」と呼ばれ人類社会と連邦政府を支える基幹技術となっている。ワールドウェブの技術を提供管理するのは、数世紀前に人類から独立して「テクノコア」という新たな知性体群として活動するようになった独立A.I.群だった。テクノコアは、その超演算能力により数世紀先の未来まで予測することが可能で、彼らが提供する先端技術と未来予測は連邦繁栄の基盤となっていた。
しかし、そんな「テクノコア」にも予測できない不確定要素を持ち、それを理由として連邦への併合を拒んできた辺境惑星が「ハイペリオン」であった。そこには古来から人々の畏怖と信仰を集める未解明の建造物「時間の墓標」があった。時間を逆転させる力「抗エントロピー場」を持ち、未来から過去に向かって時間を遡行する存在として知られる「時間の墓標」は時を超越する殺戮者「シュライク」を封じこめていると言われ、シュライク教団により守られていた。
「抗エントロピー場」の原因不明の膨張が観測され、墓標に何らかの異変が起きていた。同時期、宇宙の蛮族・アウスターがハイペリオンへ大挙侵攻を開始。連邦は敵よりも早く「時間の墓標」の謎を解明するため、7人の男女を巡礼としてハイペリオンへ送りだした。
出典元:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%9A%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)

終わりなき戦い

超光速航法「コラプサー・ジャンプ」を発見した人類は、その活動の幅を宇宙へと大きく広げていた。だが謎の異星人に宇宙船を攻撃されたことに端を発し、トーランと呼ばれるこの異星人との戦争に突入していくことになる。その中にあって、エリート徴兵法により徴兵された主人公のウィリアム・マンデラは、苛酷な訓練を受けトーランとの戦いに赴く。一つの戦いから帰還するたびにウラシマ効果によって数十年が経過し、家族や知人は次々と世を去り、地球の社会や言語そのものまでが大きく変容していく。そして戦友であり恋人でもあるメアリイゲイとの別れ。全てを時の彼方に失いながら、マンデラは何世紀にもわたりトーランと戦い続け、いつの間にか少佐として一部隊を率いる身となり、彼らとの「ジェネレーションギャップ」に悩みながらなおも戦い続けるのだった……。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%82%E3%82%8A%E3%81%AA%E3%81%8D%E6%88%A6%E3%81%84

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

第三次世界大戦後のサンフランシスコを舞台とし、賞金稼ぎのリック・デッカードが、火星から逃亡してきた8体の人造人間を「処理」するというあらすじ。電気動物やムードオルガン、マーサー教などディック独自の世界観の上に描かれている。この世界では自然が壊滅的打撃を受けているために、生物は昆虫一匹と言えども法によって厳重に保護されている。一方で科学技術が発達し、本物そっくりの機械仕掛けの生物が存在している。そしてその技術により生み出された人造人間は感情も記憶も持ち、自分自身ですら自分が機械であることを認識できないほどのものすら存在している。主人公リックは、他者への共感の度合いを測定するテスト(フォークト=カンプフ感情移入度測定法)によって人造人間を判別し、廃棄する賞金稼ぎである。この世界での生物は無条件の保護を受ける一方で、逃亡した人造人間は発見即廃棄という扱いとなっており、主人公のような賞金稼ぎの生活の糧となっている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89%E3%81%AF%E9%9B%BB%E6%B0%97%E7%BE%8A%E3%81%AE%E5%A4%A2%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%82%8B%E3%81%8B%3F

星界の紋章

森岡浩之によって執筆されたSF小説(スペースオペラ)、ライトノベル、及びそれを原作としたアニメ作品。続編として『星界の戦旗』が刊行中である。
人類が、太陽から0.3光年離れたところに発見した「ユアノン」なる素粒子を利用した恒星間宇宙船を開発し、惑星改造により太陽系外に居住惑星を拡大し始めて何世紀も経った頃。
ハイド星系・惑星マーティンの政府主席の息子ジント・リンが幼少の頃、彼の故郷は「アーヴによる人類帝国」なる星間帝国の大艦隊によって侵略を受けた。彼の父ロック・リンは降伏と引きかえに領主の称号を得、そのためジント自身も帝国貴族の一員となる。それから7年後、ハイド伯爵公子となったジントは、皇帝の孫娘ラフィールと運命的な出会いをする。その時からジントは帝国貴族として生きていく事を決意する。

作者の尋常ではない作りこみと背景設定により独自言語、アーヴ語を生み出してしまった。
これは現実に通用とする言語としても成り立っており、「アーヴ語辞書」に従ってその言語や文章が本編にも描かれている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E7%95%8C%E3%81%AE%E7%B4%8B%E7%AB%A0

映画

スター・ウォーズ

言わずと知れた伝説的SF映画。
SF初心者にも非常に入りやすい内容なのでオススメ。
映画の内容は、映画初代が「その世界の現在」を表していて、最新の映画ほど「その世界の過去」を示している。

猿の惑星

時は3978年。テイラー(チャールトン・ヘストン)を初めとする3人の宇宙飛行士の乗った宇宙船がとある惑星に不時着、3人は深い眠りから目覚める。
その惑星は言葉を話せる類人猿によって支配されており、言語能力のない人間たちは獣同然に扱われていた。

ブレードランナー

2019年のロサンゼルス。人類はレプリカントのテクノロジーを完成させた。
人間のクローンであるレプリカントは、地球外の植民地で仕事をさせる目的で作られたが、その寿命は限られていた。
デッカードは退職したブレードランナーだった。ブレードランナーとはレプリカントを殺すことを専門とする警官のことである。
ところが、地球外の植民地から6人のレプリカントが脱走したため、デッカードは再び警察隊に加わることを余儀なくされる。

未来世紀ブラジル

サム・ロウリーは未来社会の悩めるテクノクラート。
彼はテクノロジーや官僚制度におさらばし、理想の女性と愛にみちた人生を送りたいという夢を持っている。
そんな中で、彼はジルという名の女性に出会う。彼女はサムの夢の中に出てくる女性と瓜二つだった。
ところが、管理上の些細な間違いが原因で、サムは爆破テロ事件の責任を負わされ、死刑を言い渡される。

メトロポリス(1927年作)

西暦2026年、都市・メトロポリスは、支配者階級と、地下に住む労働者階級に二分されていた。
支配者階級のリーダーの息子が労働者階級のリーダー、マリアに恋をした結果、争いが起こる。

漫画

攻殻機動隊

電脳化と言う、脳の電子化が進み、個と言う人間がネットワークに直接繋がることで変質する個人と言う存在、
さらにはそれを利用した未来犯罪や警察組織の内容を取り扱う。
漫画版には原作者の傍論や注釈が大量に書き込まれており、重厚感ある背景設定が作品に重みを与えている。
漫画作品と映像作品でかなり異なるキャラクター設定な為、どちらを先に見るかで注意。映像作品は原作である漫画版と比べ、かなりシリアス寄りになっている。

BLAME!

『BLAME!』(ブラム!)は講談社月刊アフタヌーン1997年1月号から2003年9月号まで連載された弐瓶勉のSFアクション漫画作品である。
時代も場所も明らかでない超未来。世界は高度に発達したネットワーク(ソフトウェア)と、それを支え、現実世界に反映する超構造体(ハードウェア)によって構成されている。テクノロジーの恩恵を受けて繁栄した人類であるが、災厄によりネットワークにアクセスする資格と能力(市民権と同義)を失ってしまう。支配者がいないAIは管理規定にのっとり資格を持たない人間を排斥し続ける。際限なく拡張を続けられた超構造体はその惑星系すら内部に取り込んでしまう。人々は繁栄の記憶を忘れ、管理システムの目を盗むようにして短い生を生きる。人類の黄昏の世界が舞台である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/BLAME!

寄生獣

形態変化自由なエイリアンと人間の話。
価値観が全く異なる異種族との会話が、人間の固定概念や価値観に訴えかける名作。

プラネテス

宇宙ゴミ、デブリを掃除する人々の生活に焦点を当てたSF作品。

アニメ

銀河英雄伝説

162話 + 映画3作と言うとてつもない長い作品。
西暦2801年を宇宙暦1年とした遥かな未来。その勢力圏を銀河系にまで拡大させた人類は人類統一政府である銀河連邦を成立させるが、やがて進取の精神を失い、その政治体制は長い年月を経て腐敗していった。社会の閉塞感を打破する強力な指導者が求められる中、各地に出没して人々を悩ませ続けた宇宙海賊を壊滅させた連邦軍の英雄ルドルフ・フォン・ゴールデンバウムは、やがて政界に転ずると民衆の圧倒的支持を得て強大な政治的権力を掌握し、首相と国家元首を兼任して終身執政官を自称、独裁政権を確立した。宇宙暦310年に至って、「神聖にして不可侵たる」銀河帝国皇帝に即位して銀河帝国を建国、新たに帝国暦1年とした。みずから信奉する正義を疑わぬルドルフは、共和主義者を中心とした反対派を弾圧・粛清し、議会を解散して専制政治へと移行させた。共和主義者を排斥し弱者を社会から排除するその支配は苛烈を極める一方、自身を支持する「優秀な臣民」に対しては特権を与え、帝国を支える強固な貴族階級を形成した。ルドルフの死後も、至高の権力をえるのはその子孫にかぎられ、世襲だけが権力の移動のあるべき姿になったかにみえた。 出典元:wikipedia
アニメの各話タイトルその物がネタバレになっている為、関連サイトにリンクしません。


技術資料

SF技術 in Wikipedia


TechNovelgy

SF書籍からの技術、概念をまとめているサイト
http://www.technovelgy.com/

アーサーCクラークによる2100年までの技術タイムライン

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最終更新:2013年11月15日 13:30