事前のバックアップ
sdcardにバックアップファイルができます。これらは/dataやadb shellを実行するpcにも保存しておくと吉。
また、tarで/systemをバックアップしておくと、消してしまったファイルを元に戻したい時、楽です。
adb shell
su
mount /dev/block/mmcblk1p1 /sdcard
dd if=/dev/block/mmcblk0p1 of=/sdcard/firmware.img bs=512
dd if=/dev/block/mmcblk0p14 of=/sdcard/baseband.img bs=512
dd if=/dev/block/mmcblk0p8 of=/sdcard/boot.img bs=512
dd if=/dev/block/mmcblk0p13 of=/sdcard/recovery.img bs=512
dd if=/dev/block/mmcblk0p27 of=/sdcard/system.img bs=512
busybox tar czvf /sdcard/system.tar.gz /system
文鎮寸前からの復旧
再起動の嵐になった場合は、docomoの表示が出ている間にadb shellで接続し、stopとコマンドを入力すれば一時的に起動処理を止めることができます。この状態で焦らずに復旧しましょう。
また、Vol up+電源ボタンのリカバリーで復旧した方がいるそうですが、リカバリーをするとデバッグモードがoffになり、adbが使えなくなってしまいます。
リカバリーをせずとも復旧できないか、リカバリー後の復旧方法を検討の上、リカバリーをするかどうか判断下さい。
復旧方法
①V18f を使っての復旧方法 (注:v18fからのバックアップは失敗する可能性が高い)
1.
P930_UDT_v18f_04112012.zip をダウンロード。
2. LGUnitedMobileDriver_S4981CAN33AP22_ML_WHQL_Ver_3.3.exe を実行して、LG United Mobile Driver をインスト。
3. スマホとPCをUSB接続して、音量キー↓と電源ボタン同時押しっぱ でダウンロードモードにする。
4. P930_UDT_v18f_04112012.exe を実行する。
5. V18f になったら、
TPSparkyRoot でrootを取る( TPSparkyRoot.bat を実行する。途中2回ほど再起動して止まるので、そのたびになんかキー押す)
6. バックアップしてあったimgで復元。
7. ブートループした場合、初期化してみる。
②V10f をつかっての復旧方法
文鎮からのリカバー
用意するもの
- Small HTTP Serverに置くコンテンツ
本ページ冒頭の「事前のバックアップ」参照
手順
- Small HTTP Serverをインストールする
- Small HTTP ServerのSettings>HTTP SettingsでPortを9002に変更する
- C:\shttps\wwwに上記のwww.zipを展開する
- C:\windows\system32\drivers\etc\hostsに以下を追記する
127.0.0.1 csmg.lgmobile.com
- R&D Test Toolを任意のフォルダに解凍する
- KDZ_FW_UPD_ENのフォルダにあるmfc42.dllを削除し、同フォルダにあるWindows Enabler.exeを起動、タスクトレイからONにする
(R&D Test Toolが落ちる現象の回避策のため、落ちない人はこの手順は不要)
- R&D Test Tool(UpTestEX_mod2_marwin.exe)を起動する
- select typeをCDMA、Phone ModeをCS_EMERGENCY、V10F_00.kdzをセットしてcs web upgrade testにて書き込む
- 4%のところで必ずエラーになるがそれが普通なので、放置すると数回再起動するので落ち着くまで待つ
- 韓国語のまま手探りでUSBデバッグをONにする
(言語をEnglishにすると再起動ループになるという報告あり)
- SuperOneClickでrootを取得する
- ddで前もってダンプしておいたイメージを書きこみリストア
基本的にwiki通りだったけど、削除しろと書いてあるファイルを削除しない事で
R&D Test toolがグレーで選択できない状態を回避。Upgrade80%位でエラーが出ていたが、
10分おきに再試行した。結局端末は一回も自動で再起動せずだったが、手動で再起動すると、
ROM焼きできてた。
mfc42.dllは削除するとR&Dで選択できないので、削除しないのが賢明
最終更新:2014年01月09日 00:30