[基本データ]
[概要]
TYPE系シャーシの総集編
・・・のはずが、すでに駆動伝達部にあたりの出やすいピンククラウンギヤと抵抗の少ない1.4mmプロペラシャフトで駆動効率を向上させた
ZEROシャーシがあった上に、登場した翌年には現在でも使われるZERO改型の
スーパー1が発売され、すっかり日陰者になっちゃった可愛そうなシャーシ。
スーパー1はフルカウルで成功したのがそれに拍車をかけている。
特徴として
- 部品の厚みを薄くすることで強度を保ったまま重量を抑えたシャーシ本体
- 肉抜き穴をなくすことでフラットになったシャーシ底面
- TYPE2系シャーシから受け継いだと思しき、82mmとZEROより長く直進性に優れたホイールベース
- TYPE系で唯一ZERO式ギヤケースを採用
- からし色超速ギヤが使える
- ZERO、FMの後に出たシャーシのため、標準で各種リヤローラーステーが装着可能
- レーサーミニ四駆用シャーシのためか、結構重心が高い
などがある。
超速ギヤを使えるのは大きい。
しかし駆動伝達が硬くてあたりの出にくい(かわりに頑丈)オレンジクラウン+抵抗の大きい2mmプロペラシャフト(かわりに頑丈)のためここでロスが出てしまい、同じく超速が使えるZERO、スーパー1にお株を奪われてしまった(しかし、ブーメランシリーズなどの改造作例やレッツ&ゴー登場のスーパーアバンテで採用され、フルカウル時代にも比較的多く生産が続いていたため、2次ブーム世代でもまぁある程度の知名度はあるTYPE系シャーシではある)
クラウンギヤとプロペラシャフトさえ何とかなれば何とかなるかもしれない・・・
と、別系統で進化していったシャーシ達に置いてけぼりを食った感があるが、実を言うとカラーバリエーションがTYPE形の中で一番多く、恐らくシャフトドライブシャーシの中ではS1についで多かったりするので(最近シャーシのカラーバリエーションが多いのでどれに次かわからなくなってきてる・・・)、その点では恵まれていたのかもしれない・・・
以下、カラーバリエーション
一番標準的な色。
一部限定車種に採用された色。
限定GUP。
シャーシの色変えでは定番の色だが、明確に確認できるのはこのシャーシからなので(TYPE1のホワイトは干支ミニ四駆での採用なのでかなり後)もしかしたら白シャーシの先駆けだったのかもしれない。
限定GUP。
近畿地方のイベントで限定発売されたとうろ覚えすまん。
限定GUP。
近畿地方のイベントで限定発売されたとうろ覚えすまん。
限定GUP。
近畿地方のイベントで限定発売されたとうろ覚えすまん。
限定GUP。
蛍光グリーン、イエローとともに関東地方のイベントで限定発売された。
ちなみに、
スーパーFMは主な整形色や肉抜き穴が少なくフラットなシャーシ裏、よく似たサイドガード・バッテリーホルダーの形やスーパー1の後に出たのに駆動伝達がオレンジクラウン+2mmプロペラシャフトだったりと、このシャーシをひっくり返したような感じである。
(SFMとの比較)
また、
TZは82mmのホイールベース、フラットなシャーシ裏など謳い文句がかぶっているため、このシャーシの後釜といえるかもしれない。
最終更新:2020年07月26日 14:53