FM


[基本データ]

  • ホイールべース:83mm
  • 使用ドライブシャフト:60mm
  • 対応ギヤ比:4.1、4.2:1、5:1 (※)
  • 使用カウンターギヤシャフト:ストレート
  • ターミナル:B型
  • 重量(シャーシ骨格のみ他未装着):?g


[概要]

TYPE-4(TYPE-2?)をひっくり返したようなシャーシ。そのため駆動形も前後をひっくり返した形となる。
その特殊な構造上、フルカウル時代にもSFMが出るまでちょくちょく使われた。
採用キットはクリムゾングローリー、ネオ・バーニングサン、エアロソリチュードの三種。
特徴として、

  • 重心が独特。そのためローラーやタイヤのセッティングがリヤモーターのシャーシとは違ってくる
  • モーターが通常とは逆回転のため、それようの慣らしが必要だったり
  • 肉抜き穴が電池の形をしており、方向を間違えないようになっているという小技が
  • ホイールベースは1mm伸び、83mmになっている

など。
また、ZEROの後に発売されたためリヤローラーステーの取り付け部が標準で整形されているため、無改造で各種ステーが装着可能。
バンパーはTYPE-2、TYPE-4と似たような形のため強度が低いのに加え、材質の関係からか折れやすいとも言われる。そのため、バンパーの補強は特に気を使う必要がある。
ちなみにZEROと同じでフロントバンパーのネジ穴の形状で前期型と後期型(現行型)があり、やはりZEROと同じで前期型のフロントバンパーは狭い方のネジ穴(72mm)が貫通しておらず、反対側は半球状になっている。
また、前期型はスラストが全くない(むしろ若干上向き?)だが後期型はわずかにダウンスラストが設けられている。

SFMと同様、スイッチ部分にも問題を抱えている。
やはり、信頼性が低く(走行中OFFになりやすい)金具の変形を招きやすくなっている。
そしてやっぱりビートマグナム型リヤステーもリヤギヤケースに干渉しちゃう・・・
(あぁやっぱり浮くのね)
15412 カーボン強化リヤダブルローラー(3点固定タイプ)がFM&SUPER FMシャーシに対応しているのでリヤステーを使用するのであればこれ一択。(一点止めでの固定)

その他、大体TYPE-2、TYPE-4と同じ。無改造で超速ギヤが使えないのも同じ。
使ったら使ったでレギュアウトなのも同じ。
またギヤボックスの構造が違うせいで、SFMキットのボディとは一切互換性が無かったりする

ちなみに、駆動系に関しては後のSFMより優秀な模様。比較的簡単な改造でかなり静かになり、結構なスピードが出る。
とくにTYPE-2由来の構造を持ったフロント側ギヤケースは高い精度を誇り、僅かなクリアランス調整を行うだけで十分(物によっては必要ない)。

2023年の時点でシャーシ単体が手に入り、FM駆動かつプロペラシャフトが2mm軸なので金属8Tピニオンと差し替えることにより硬いオレンジクラウンやカーボンクラウンを慣らすFM用ワークマシンとして使用可能。


[カラーバリエーション]

  • グレー(ブラウングレー)
全てのFMマシン共通の色。
キットではこの色以外に採用例はない。

  • レッド(ポリカABS)
2011年10月末発売の限定GUP。ポリカABS樹脂の強化タイプ。
これ以前にお楽しみ抽選会でも配られていたようだ。
ギヤカバーやバッテリーホルダーなどもポリカABS製。
同じくフロントミッドシップのスーパーFMシャーシにも強化タイプが発売されたが、こちらの方が精度の面などで人気があったためか、発売が後だったのにもかかわらず先に売り切れていることが多いw
2016年1月9日に再販。
2023年時点でも入手可能でパーツ単位で入手できるターミナルB、プロペラシャフトB、タイプ2以降の片軸用ギア、G-2ギア(オレンジクラウン)、ツバ無しギアシャフトを使えば組み立て可能だが、組み立て説明書が付属していないので注意(モーター回りはほぼ共通しているが、スイッチ部のA2パーツはシャーシに差し込んでから左側にスライドさせ固定させ、スイッチとシャーシの隙間に前輪部の金具を通して固定させる)

  • ブラック(ポリカABS)
レッドと同じくお楽しみ抽選会で配布。
残念ながらこちらは2014年10月現在 一般発売されていない。





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最終更新:2023年11月21日 15:12