[基本データ]
- ホイールべース:80mm
- 使用ドライブシャフト:60mm
- 対応ギヤ比:4:1、5:1、6.4:1、8.75:1、11.2:1 (※)
- 使用カウンターギヤシャフト:ツバつき
- ターミナル:C型(フロントはB型、リヤはA型と共通)
- 重量(シャーシ骨格のみ他未装着):?g
[概要]
TYPE-1の後継シャーシ。
基本設計はTYPE-1と同じになっているが、
TYPE-2のいいところを幾つか詰め込み、それ以外でも改善点が多い。
TYPE-1と比べて
- 軸受けに6mmベアリングが無加工で取り付けられる
- カウターシャフトが固定される構造になっているので、精度がかなり上がっている
- モーターカバーの噛み合わせが良くなったので、カバーが外れるトラブルはかなり減っている
- フロントのバンパーのビス穴が倍の4つ(片側2つ)に増えた
- サイドガードにローラーの取り付けができる
- 軽量化・冷却用の肉抜きがされている
- スリックタイヤの採用が増えた(シューティングスターやライジングバードなど、一部はまだスパイクタイヤ)
- 4:1のコンペティションギヤが使える
(右がオリジナル。左は再販版)
- 駆動形の精度がある程度改善
- リヤースキッドローラーセットのアタッチメントを使えば一点止めリヤローラーステーが装着可能
- しかしボディキャッチ基部の根元が微妙に盛り上がっているため、物によっては干渉するので取り付け不可能
などの利点が増えた。
でもやっぱりTYPE-1系列なので早くしようと思ったら大変。
(左がTYPE-3、右がTYPE-1)
しかも変にギヤを削ったりするとかえって遅くなったりするorz
ベアリングを取り付けられるようになったのはいいが、シャーシ左側のベアリング取り付け基部はベアリングを完全に固定できないため(ギヤカバーとシャーシで挟み込む構造なので、どうしても隙間ができる)、ドライブシャフトがブレるという問題がTYPE-1のころから改善されていない(ただベアリングを取り付けられるようになった分だけブレはマシになっている)。
また、TYPE1と同じくホイールも現在主流のものとは規格が違う専用のものが付属している。
子供達に「何コレ?」と言われるのもTYPE-1と変わらず・・・
上記の通りリヤローラーをつけたい場合にはリヤースキッドローラーセットが必要になる。
しかしリヤースキッドローラーは取り付け基部がユルいため走らせているとステーがどんどん曲がっていく、という問題がある。
リヤースキッドローラー付属のアダプタを使えば他の1点止めリヤステーも取り付け可能だが上記の通り物によっては取り付け不可能な上に、取り付けはできても走らせている間に位置がズレていくので位置調整と補強は必須。
ミニ四駆グレードアップパーツセット クラシックVol.3で入手可能。
※TYPE1同様にリヤローラースタビセットも装着可能。
ちなみに下記のキットに入っているTYPE3シャーシは、ポリカーボネイト混合ABS樹脂製。
- ダッシュ1号 皇帝タイプ3シャーシ仕様 スペシャルキット
- ダッシュ01号 超皇帝スペシャルキット
以下、その他カラーバリエーション
一番標準的な色。大抵の車種ではこれ。
ミニ四駆限定シリーズ ダッシュ1号・皇帝 (エンペラー) タイプ3シャーシ仕様 スペシャルキット などで採用されているものはポリカABS製の強化タイプ。
またそれ以前にも、2009年のニューイヤーミーティングで発売された福袋に入っていたテストショットと思しきグラスファイバー入りブラックが確認されている。
硬度は高いが硬すぎてバンパーが折れやすい。
ライジングバードにて採用された色。
最終更新:2022年03月31日 23:19