2014年12月7日午前10時、滋賀県草津市においてシェイクアウト訓練が実施されました。
当日は草津市内にある100基弱のスピーカーから大音量の放送が流れると、HPや広報誌で案内されていました。

しかし、管理人の自宅から最も近い屋外スピーカーからはシェイクアウト訓練の放送がありませんでした。

  ※シェイクアウト訓練とは
    訓練参加者が自宅・職場など任意の場防で
    防災無線や電子メールによる訓練開始の合図とともに机の下に潜る訓練です。

訓練時に自宅から撮影した動画がこちらです。


遠方からの放送は聞こえるものの、映像内に映っているスピーカーは鳴っていません。
その証拠として、騒音計の数値も60db程度までしか上昇しません。
仮に映像内のスピーカーが鳴っていれば数値は90dbを超えます。

また、12月7日は日曜日なので、草津市が実施している訓練放送(夕焼け小焼け)が17時より流れるはずです。
しかし、当日は訓練放送もありませんでした。

シェイクアウト訓練の数日前には、管理人の家に草津市危機管理課の課長自らが電話での連絡もくださいました。
危機管理課長からシェイクアウト訓練通知のお電話

こちらが何度もシェイクアウト訓練と毎週の訓練放送を止めてほしいと課長に懇願しても聞き入れてくださらなかったのに、
いざ訓練当日になるとスピーカーが鳴らない状況となり、大変混乱させられました。

原因はスピーカーの故障です。(ちなみにこの故障は2か月間放置されていました)

年に一度のシェイクアウト訓練で役に立たない屋外スピーカーが、
いつ発生するか不透明な災害で役に立つわけがありません。
このような脆弱なシステムによる騒音で仕事や生活を破壊されるのは到底納得できません。
最終更新:2015年04月20日 16:41