2014年11月27日夕刻、草津市危機管理課の課長から突然電話がありました。
 
要件は、
・12月7日にシェイクアウト訓練を行います。
・(当サイト管理人からは)防災無線に関して様々ご意見をいただいているので事前にお知らせします。
というものでした。
 
防災無線におびえ、生活・仕事を妨害されている市民に対してわざわざ通知の電話とは、一体どういう認識なのでしょうね。
草津市で働く職員と一般市民の感覚はかなり乖離しているようです。
 
また、別件ではありますが、2014年7月17日の誤報に関しても情報が得られました。
草津市のHPや広報誌で誤報の訂正を行わない判断は危機管理課の課長によるものです。
 

 
電話でのおおまかな会話は以下になります。
 
私・・・当ページの管理人
危・・・危機管理課の課長
 
危「遅くにすみません。12月7日にシェイクアウト訓練があり、防災無線を鳴らすのでご連絡しました。」
私「はい。」 
 
危「以前から防災無線について様々ご意見をいただいておりますので、なにとぞご理解ご協力を・・・」
私「シェイクアウト訓練は既に知っています。8月に送った市長への手紙で危機管理課も把握しているはずです。」
 
危「はい。」
私「こちらがシェイクアウト訓練を把握していることを、危機管理課も知っているはずです。それなのになぜ電話を?」
 
危「はい、市長への手紙についても承知しております。ですから、訓練の日が迫っているので事前に連絡をしました。」
私「それで、こちらは何をすればいいんですか?」
 
危「いえ、何をというわけではなくて、シェイクアウト訓練について改めてご承知おきいただきたいと・・・」
私「ずっと前から知っています。訓練で防災無線を鳴るのが嫌だと思いながら毎日過ごしています。その市民に対して再通知というのはどういうおつもりですか?」
危「(無言)」
 
私「シェイクアウト訓練をするからその間は耳を塞いで我慢していろ、ということですか?」
危「いえ、そういうわけではありません。」
 
私「シェイクアウト訓練が終わったあと、問い合わせの電話をするな、ということですか?」
危「(無言)」
 
私「毎週の訓練放送で生活・仕事を妨害されている市民としては、わざわざ再通知などバカにされているとしか思えませんが?
危「そのようなつもりはありません。」
 
私「そちらにそのつもりがなくても、市民側にはそうとしか捉えられません。」
危「(無言)」
 
私「シェイクアウト訓練を行うのは結構なことです。ただし防災無線は鳴らさないでください。」
危「申し訳ありません。防災のための訓練ですのでそれはできません。」
 
私「じゃあシェイクアウト訓練で稼働確認をかねて、毎週日曜日の夕焼け小焼けを止めてください。」
危「それもできません。以前からお話ししてるとおり保守点検の確認をするために・・・」
 
私「確認などしていないでしょう。日曜日に。」
危「いえ、市民の皆様から鳴らなかったという通報があれば・・・」
 
私「それでは危機管理課が確認をしているとは言えません。市民に丸投げしているだけです。」
危「ですから、確認の方法として市民の方にお願いをして・・・周知もかねて・・・」
 
私「そうですか。でも、少し前に警察の方とお話しをしたのですが、防災無線を見てこんなのがあったのかと驚かれてましたよ(笑)」 ※警察との会話はこちらにあります
危「えっ・・・?(驚く様子)」
 
私「治安に携わる警察にすら周知できてないんですよ?訓練放送なんてやめましょうよ。」
危「できません。」
 
私「まあ、防災無線は維持管理や更新に費用がかかるでしょうし、それで美味しい思いをしている人がいるんでしょうね。」
危「いえ、美味しい思いとは・・・」
 
私「再三申し上げている通り、こちらの要望は毎週日曜日の訓練放送を止めていただくことです。」
危「はい。要望としては心に留めておきます。」
 
※ここからは、せっかくなのでえふえむ草津の誤報についても聞いてみました※
 
私「7月にえふえむ草津が誤報を流したことがありましたよね?」
危「はい。」
 
私「誤報があったのに、草津市のHPや広報誌では一切の案内や謝罪がありませんでした。何故ですか?」
危「(無言ながらも呼吸音が焦った様子)
 
私「(おや?課長だけあって何か知ってるのかな?)私の勝手な推測ですが、草津市は誤報を隠蔽しようとしているのではないですか?
危「・・・そんなことはありません。えふえむ草津さんのHPで案内を出しているので草津市は何もしないと判断しました。
 
私「それであれば、市民目線で話をさせてもらいます。朝、防災無線から予告なく放送があったとしますよね?」
危「はい。」
 
私「放送の予定があったのかとインターネットで調べるとします。草津市のHPとえふえむ草津のHPのどちらを先に見ますか?」
危「おっしゃる通り草津市のHPです・・・」
 
私「いやいや、私は草津市のHPを見るとはまだ言ってませんよ(笑)でも、普通は草津市のHPを見ますよね?」
危「はい・・・」
 
私「そこで草津市のHPに何も案内が無いとして、次にえふえむ草津のHPを見ると思いますか?」
危「・・・。」
 
私「見ると思いますか?」
危「・・・見ないです。」 ※ここから課長の声が極端に小さくなり、声が遠いと伝えることが多くなりました。
 
私「そうですよね。ですから、草津市が誤報に関して一切触れないのには違和感があります。」
危「ただ、誤報についてはえふえむ草津さんによるものなので、えふえむ草津さんのHPで訂正を・・・
 
私「他の自治体は誤報を流したらその市町村のHPで案内を出しますよ?
危「(無言)」
 
私「草津市は誤報に関する案内をしないと判断したのは誰ですか?」
危「私です。
 
私「誤報のとき私がお話しをした○○さん(課長の部下・防災無線担当者)からは案内を出さなくていいかという話はありましたか?」
危「はい。」
 
私「その上で、草津市は何もしないと判断をされたということですね。」
危「はい。」
 
私「えふえむ草津に責任をおしつけたから草津市は何もしなかった、ということですね。」
危「そうではなくて、案内はえふえむ草津さんにお願いして・・・」
 
私「税金で用意された機械が間違った使われ方をしたのに、その機械を所有する市から一切の案内が無いのはおかしいです。今後、誤報などあった際は必ず草津市のHPと広報誌でも案内や訂正を行ってください。
危「はい、その際は必ず通知するようにします。
 
私「誤報を起こしません、とは言えないんですね。それなら、どうせまた誤報は起きるだろうと警戒しておきます。」
危「はい。」
 
私「次に誤報か何かがあれば、危機管理課ではなく市議会議員に連絡します。」
危「はい。」
 
 
課長自らわざわざ電話をかけてきたおかげで、草津市の防災無線の運用や隠蔽体質について色々と知ることができました。
今後は末端の担当者レベルの職員には話さずに課長と話した方が良さそうでした。

 

最終更新:2014年12月14日 17:57