ジョン・タイター


ジョン・タイターとは、西暦2000年に現れた2036年からのタイムトラベラーを自称する男性。
またはその男性の残した未来の出来事の予言と、それらを総称した都市伝説としての呼称。
数ある時間跳躍を原典とした都市伝説カテゴリ、実在の人物をモデルにした都市伝説カテゴリのハイブリッド。

発現型ではタイムトラベル能力、現象型では未来を予言する男の怪異・突発的な人間の時間跳躍等となって発生する。

現実において「未来からやってきた」などという人間に対して、真面目に応対するものは居ない。
……ただし、何事にも例外は存在する。
その例外の一つが、この『ジョン・タイター』だ。


ジョン・タイターは多くの未来に起こるであろう事件を書き綴り、多くの情報を残していった。
その事実の一部が当たっていることもあるが、眉唾なそれらの要素の信憑性を高めているのは彼の提唱した理論そのものである。
世界線という概念を基軸としたその時間跳躍理論は、予言が外れたとしてもその信憑性を損なわない。

加えて時間跳躍の方法自体も突飛や陳腐なものではなく、それが説得力を増す。

その結果、十年以上も世界中で知られ愛され信じられる都市伝説へと姿を変えた。
そんなタイムトラベラーの都市伝説であり、実際の人物を題材にした噂のようなお話。

現代において、『シュタインズゲート』によって更なる知名度を獲得した。
暇な人は買ってやってみよう、面白いので。(ステマ)
現代において噂され、語り継がれ、どこかの誰かに信じられている以上、都市伝説としての要素は十分である。


これはあくまで、未だ確定していない結果であり推測に過ぎないが。
ジョン・タイターの語った未来と比べれば我々の世界線は非常に安定しており、平和で幸せな世界であると言える。
つまり、「ジョン・タイターによって平穏を勝ち取った世界」であると言っても決して過言ではない。
あくまで推測の上に成り立つ理論ではあるのだが。

未来からやってきた来訪者によって変わった今の世界、それを考えさせる都市伝説。


初出は第十九話。時間跳躍に関する都市伝説。
名前だけは十九話以前にちらりと出ていた都市伝説だが、具体的な説明がなされたのは京太郎が過去のりつべ市へタイムスリップされた際である。

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最終更新:2013年06月25日 23:45