パワーストーン


特定の鉱物・宝石などに神秘的な力が宿るという都市伝説。

パワーストーンの存在が日本においてブームを引き起こしたのは80年代と00年代の二回
つまり、都市伝説の流行時期とかなりシンクロしているということになる。

パワーストーンには、様々な力があるとされる。

病気を治す、健康を維持する、幸運をもたらすetc…

だがそれらは科学的に証明されていなのは勿論の事、日本においてはほとんどのパワーストーンの効果は『捏造』である。

パワーストーンの効果は商店のでっち上げの物が多々あり、外国では通じない物も多い。
日本では岩塩ですらパワーストーン扱いされているという時点で、何がなんだか分からない。
ソルトパワーってなんだ! 岩塩ブレスレットってなんだ!
舐めてんのか! 塩だけに!

つまりその効能自体が都市伝説であり、オカルトの象徴とも言える。

現代でも「幸運を呼ぶ石」は「幸運を呼ぶ壺」に匹敵するほど、詐欺と新興宗教の常套句である。
マルチもネズミ講もダメ、ゼッタイ。

人の意志に力を与える、人の石の都市伝説。



初出は第九話。健夜から京太郎に渡されたブレスレットの材料がこの都市伝説になっている。

ブレスレットは鉱物、宝石、金属などを繋ぎ合わせた石の連環となっており、装着者の力を底上げしてくれる。なんでも市役所のフリーマーケットで叩き売りされていて1000円もしなかったとか。
石にはアルファベットで文字が彫られている。ブレスレットの効果は身に着けている内に装着者に適したものに変化していき、彫られた文字もそれに合わせて変化する。京太郎の場合は『Nexus』、黒フードの場合は『Nodus』、健夜の場合は『Next』、その前の持ち主は『Exist』であった。

最終話で山谷ひなに受け継がれた腕輪の、彼女の専用文字は『Nostalgia』。意訳すると『偲はゆ』ともなる。

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最終更新:2013年09月28日 03:30