トイレの花子さん


日本でも五指に入るほど有名な都市伝説。

学校のトイレに現れる、謎の少女の都市伝説だ。
彼女が生まれた逸話の説の一つには、『両親の無理心中に巻き込まれて』という物もある。

地方によっては
・校舎より大きくなることができる
・2mもある白い手を壁や床からいくつも生やすことが出来る
・巨大なオオトカゲやカマドウマに変身できる
・家族やボーイフレンドを召喚できる
・神通力を持ち、金縛りや神隠しをするのも自在
とやりたい放題である。

だが意外にも危害を加えてくる逸話は少なく、子供を驚かせたり手助けしたりするものがほとんどである。
特に90年台は子供達の守護者としての側面がクローズアップされ、彼女をメインに据えた様々な作品が作られた。

そもそも「花子さん」のルーツは江戸時代に生まれた「トイレの神様」であり、不浄の象徴である厠に清浄さの象徴である花や少女の人形を飾るようになったのが由来である。
花と少女で「花子さん」、という訳だ。

「最もポピュラーな名前として花子と名付けられた」というのは『トイレの太郎くん』が生まれた頃に定着したデマである。
そもそも彼女が花子さんと呼ばれ始めた時期と、花子という名前が一般に浸透し始めた時期は一致しない。

元は神、今は都市伝説。
学校は彼女の城で、生徒は彼女の守るべき宝。

そんな都市伝説である。



初出は第二話。竹井久が保有する都市伝説。

日本で有数の知名度を誇る都市伝説であり、『学校』という領域において絶対の力を持つ。それこそ『猿夢』などの凶悪な都市伝説ですら寄り付かないほどで、竹井久がいる間の昼の学校は下手なシェルターより安全。彼女の目が届く限り、学校の生徒たちが傷つくことはありえないだろう。
またこの都市伝説の影響かは不明だが、生徒の様子に対して非常に敏感であり、様子がおかしい生徒がいればすぐに気付くことができるらしい。

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最終更新:2013年04月30日 02:56