リョウメンスクナ


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【リョウメンスクナ・改】

ステータス
HP:?
ATK:?
DEF:?
保有技能
  • 『原典神話・両面宿儺』
都市伝説、人の噂に乗る前の原典そのもの。
原典の悪夢を崩すためには、原典の要素を含んだ刃が不可欠。
リョウメンスクナを封じた箱の素材『黒壇』による一撃を受けない限り、戦闘不能にならない。
  • 『原典神話・α』
都市伝説、人の噂に乗る前の原典そのもの。
魔法によって複製・改造、後付けされた最先(いやさき)の派生技能。
『星』に属する力による一撃を受けない限り、戦闘不能にならない。
  • 『原典神話・Ω』
都市伝説、人の噂に乗る前の原典そのもの。
魔法によって複製・改造、後付けされた最果(いやはて)の派生技能。
『月』に属する力による一撃を受けない限り、戦闘不能にならない。
  • 『原典神話・始』
都市伝説、人の噂に乗る前の原典そのもの。
魔法によって複製・改造、後付けされた最新(いやさら)の派生技能。
『神』に属する力による一撃を受けない限り、戦闘不能にならない。
  • 『原典神話・終』
都市伝説、人の噂に乗る前の原典そのもの。
魔法によって複製・改造、後付けされた最古(いやたか)の派生技能。
『鏡』に属する力による一撃を受けない限り、戦闘不能にならない。

行動パターン




国呪いの都市伝説。
神を模した人の呪い。醜悪と悪性の権化。


かつて日本にはとある邪法の教団が存在した。
教祖の名は物部天獄(もののべてんごく)。
邪法外法も躊躇わず、命を命とも思わない悪の組織であったという。

その教団にて、『人間を使った蠱毒』という世にも恐ろしい儀式が執り行われた。
奇形児や子供を含めた人間を水も食べ物も厠も無いような密室に閉じ込める。

何人かは事前に刃物で刺すなどの調整を施し、生死の境に居る事を否応無しに理解させる。
人肉、糞尿、何もかもを口にし殺し奪わなければ生き残れない地獄の世界。

その果てに生まれる至上の呪いを、物部天獄は求めたのだ。


結果生き残ったのは、頭が二つのシャム双生児。
二面八臂の神『両面宿儺』を思わせる、神性と悍ましさを両立させる奇形の仔。

死にたくないという執念と呪いをその身に凝縮させたその子供を、物部天獄は迷う事無く即身仏とした。
最後の最後まで生き残ったにも関わらず、蠱毒の勝者の末路は餓死とミイラへの加工であったのだ。
その無念、怒り、憎悪はどれほどのものだったのだろうか。

その即身仏の呪いに、物部天獄は一つの方向性を決定づけた。
呪いに付加された指向性と形質は、たった一つ。

『 日 本 滅 ブ ベ シ 』

この都市伝説は、呪いによって稼働する限りその国を加速度的に滅びへと向かわせる。

たとえば、災厄。この都市伝説によって10年間に起こされた大災厄を挙げるだけでも、その規模は規格外だと断言できる。
桜島大噴火、秋田大地震、方城炭鉱爆発、函館大火事、東日本大水害、桐野炭鉱の爆発、親不知雪崩列車事故。

そして、関東大震災。

この都市伝説が10年間で命を奪った人間の数は、実に15万人を超えるという。


原典によれば触れるだけで心を壊され、目にするだけで短命の宿業を強要される。
封印には黒壇の箱が用いられ、どこかの寺に長きにわたって封印されているらしい。

スクナとは古来海の向こうから『かがみのふね』でやってきたとされる異人の事。
平将門と同じ朝廷の反逆者たる古代人スクナの骨を、物部天獄はその即身仏に埋め込み国呪いの完成形とした。

国を呪い、国を殺す、神もどきの都市伝説。



初出は二十三話終了後の閑話。熊倉希望が派遣された寺に封印されていた、現象型の都市伝説。