『よくもワシの部下を、やってくれたな』
「こいつらは、お前の部下か!?」
『そやつらは、我ら魚人帝国の地上侵略の尖兵よ』
「地上は、渡さん!!!」
~きけ わだつみのこえ~
半魚人に勝った男
2016年にSS氏によって突如投下された圧倒的な破壊力を秘めた核爆弾。
濃い。とにかく濃い。濃すぎる。なんだこのキャラは・・・?
濃いキャラが当たり前のKFX界においてすら、間違いなく史上最強レベルの濃度を持つ半魚人に勝った男、それがフグツグである。
海パン一丁の外見の時点であまりに強烈なのに、いざ使ってみればスイマーとしか言いようがないアクが強すぎる技の数々、
台詞は全て名言といっても過言ではないキャッチ―すぎるラインナップと、絶大な個性を発揮している。
水泳を格闘ゲームに落とし込んだシュールな技の数々は注水後は更に加速、SS氏の圧倒的なセンスを見せつけKFX界を震撼させた。
キャラ性能面でも、注水前はイマイチな性能だが注水後は正に水を得た魚のように輝く技だらけ・・とハイレベルなオリジナリティを確立させている。
よっとまん氏のページの2016年のイチオシナックルキャラ選手権においても、文句無しの1位を勝ち取っている。
コマンド表
※ver.1.2対応
特殊技・特殊行動 |
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→→或いは←← |
ステップ |
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↓の後、上要素 |
ハイジャンプ |
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接近して→ or ←+強P |
心臓マッサージ |
通常投げ |
↓+弱P+強P |
注水 |
注水後はほとんどの技の性能が変化 |
弱K+強K |
回り込み |
上半身無敵+相手をすり抜ける移動 |
弱P+強P |
半魚人出没 |
通常時は攻撃判定が無いが相手の飛び道具と相殺する。注水後は攻撃判定が発生する。 |
↘+強P |
モビーディックアッパー |
注水後は10%の確率でクリティカル版が発動 |
必殺技 |
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←→+K |
ターンモーション |
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↓→+P |
ドルフィンサミング |
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追加↓→+P |
バタフライスクリュー |
注水後はスーパーキャンセル可能 |
↓→+K |
2ビートキック |
他の必殺技にキャンセル可 |
↓←+K |
フライングフィッシュ |
中段判定 |
0.3ゲージ消費技 |
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心臓マッサージ中に↓↑+強P |
人工呼吸 |
注水していない状態のみ使用可 |
超必殺技 |
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↓←↓←+P |
ディープブルー |
1ゲージ消費。 |
弱P・弱P・→・弱K・強P |
キャスト・アウェイ |
1ゲージ消費。無敵時間が非常に長い。 |
一回転+P |
ジェリーフィッシュネード |
1ゲージ消費。投げ。暗転後にジャンプ回避可 |
ガード中にP+K |
ガードキャンセル |
1ゲージ消費。普段より持続が長い注水状態に移行する。 |
↓←↓←+強P |
ポセイドンアドベンチャー |
2ゲージ消費。強P押しっぱなしで演出をカットした短縮版になる。 |
基本攻略_注水前
- 通常技は見た目がトリッキーすぎるが、強攻撃の発生は立強Pのみ5F、他は4Fとなかなか優秀。
- ここからガードさせて有利な突進技にキャンセル出来ることを考えると、実は固め能力なら注水前の時点でも非常に高い。
- …が遅すぎる歩行速度でそこまで持っていくのが一苦労。
- また注水前は火力が低すぎるので、固めたところで大ダメージに直結させるのは難しい。
- よっていくら固めが強力と言っても、素直に注水させることを目標にした方が大ダメージには直結しやすい。
- 注水に持っていく方法は以下の方法がオススメ。
- ①弱ターンモーション→注水
- 弱ターンモーションはヒットすれば相手を吹き飛ばすので比較的安全に注水可。
- 強攻撃→弱ターンモーションのコンボからや、立ち回りからの生出し弱ターンモーションからなど。
- ②対空で立ち強P→注水
- 立ち強Pは遠近めくりを問わずに落とせる強力な対空技。これで相手を落として注水。
- 注水はキャンセルでは出せないので、立ち強Pからノーキャンセルで出すことになる。当然出るのは遅くなり、余裕で着地後の相手に殴られて中断させられる。
- が、対空で立ち強P→キャンセル強ターンモーションとすれば、相手の着地に強ターンモーションを安全に重ねることが出来る。
- これを何度か見せておけば相手も着地後に動きづらくなる。この布石の後に注水を狙って相手の反応遅れを狙う。
- ③投げ→人工呼吸→注水
- 人工呼吸は0.3ゲージ消費するものの、確定で注水に移行出来る。0.3ゲージ払う価値はアリアリである。
- ④ガードキャンセル(自動で注水状態に移行)
- 注水前の超必殺技はどれも火力不足なので、ゲージの使用用途はガードキャンセルを本命にする。
- ⑤生出し注水
- 相手の飛びをしっかり対空立ち強Pで落としていれば相手側もフグツグに近づきづらくなる。そこから生出し注水。
基本攻略_注水後
- 注水後はほぼ全ての技の性能が大幅に上昇し、火力面でも向上し大ダメージが狙えるようになる。
- どれも強力な技ばかりだが、特筆すべきは通常技と半魚人出没。
- 通常技は全て別の技に変わり、リーチと硬直面が非常に優秀になる。
- 中でも弱攻撃としては圧倒的なリーチを誇り、かつ連打が効いてヒット確認から大ダメージコンボに行ける立弱Pが主力となる。
- 半魚人出没は通常時は頼り無い性能だが、注水後は一転し使いやすくて強力な設置飛び道具に。
- この技のお陰で注水後のフグツグは遠距離戦もなんなくこなせるキャラに変貌する。
- ただし注水前で強力だった対空の立ち強Pと、高速中段として機能していたジャンプ強Kが使用不能になる、というマイナス点もある。
コンボ_注水前
- 強攻撃 → 2ビートキック → 弱ターンモーション or (弱ドルフィンサミング → バタフライスクリュー) or ディープブルー
- 2ビートキックの後に出す技の本命は間合いを大きく離せる弱ターンモーション。
- ただし強攻撃が近い間合いでヒットしないと2ビートキックが繋がらない。
- なので強攻撃から直接ターンモーションに繋いだ方が確実。ガードされていてもフグツグ有利で固め継続可。
- 最初の強攻撃は発生4F、かつ立ちから出せるのでキャンセルターンモーションの入力が容易な立ち強Kがオススメ。
- 立ち弱P → しゃがみ弱P → ディープブルー
- 小技からヒット確認で超必殺技に繋がるルート。
- ただし立ち弱Pはしゃがんでいる相手には当たらないので然程信用出来ない。
- ジャンプ強K → 立ち強K~
- ジャンプ強Kは強攻撃も繋がる。
- ジャンプ強Kは初段から中段判定なので、当てる機会はかなり多い。
- フライングフィッシュ(持続当て) → 弱攻撃~
- フライングフィッシュは持続部を当てるとギリギリ弱攻撃が当たる猶予Fを稼ぐことが出来る。
- 持続を当てるにはしゃがんでいる相手に当てるのが手っ取り早く、そしてフライングフィッシュは中段判定なので実戦でも多発するシチュエーションとなる。
- 尤も、注水前ではここから威力の低いディープブルーにしか繋がらないので利用価値は低いのだが…
- [連携]立ち弱K → 弱2ビートキック → 弱ターンモーション → 立ち弱K・・・
- 非連続ガードだが、どこの隙間の部分も発生0Fの技でやっと相打ちが取れ、かつ弱ターンモーションで大きくめりこむので相手がガードしている限りループ可能な非常に強力な固め。
- 弱2ビートキックは2段目からキャンセル弱ターンモーションを出すのがポイント。
- 弱2ビートキックを2段目までちゃんと当てるようにしておけば、相手が上いれっぱ逃げを選択していてもダウンを奪えて、起き上がりに再度固めに移行出来る。
- いくら注水前のフグツグの火力が貧弱と言っても、この連携で固め続けてそのまま殺せるケースもある。
- 注水後の状態でも使用可能。
コンボ_注水後
- 立ち弱P×n → しゃがみ弱K → 弱ドルフィンサミング → バタフライスクリュー → ディープブルー or ポセイドンアドベンチャー
- 注水後の弱攻撃からの本命コンボ。注水後は火力が跳ね上がるので、大ダメージを狙える。
- ディープブルーに繋ぐ場合はコマンド入力に注意が必要。
- 一回転コマンドのジェリーフィッシュネードの方がコマンド優先順位が高いので、レバーグルグルで入力するとジェリーフィッシュネードが暴発してしまう。
- ポセイドンアドベンチャーの場合はジェリーフィッシュネードより優先順位が高いので、グルグル入力でも可。
- ただし発生がディープブルーより遅いので、連続ヒットさせるタイミングを見計らってスパキャンしないと繋がらない。要練習。
- しゃがみ強P → しゃがみ弱K → 弱ドルフィンサミング → バタフライスクリュー → ディープブルー or ポセイドンアドベンチャー
- フライングフィッシュ(持続当て) → 立ち強P~
- 注水後のフライングフィッシュの持続当ては更に猶予が伸び、立ち強Pが繋がるようになる。。
- 注水後であればここからゴッソリ体力を奪うことが出来るので、利用価値が格段に上がる。
- しゃがみ強K(1段目) → キャンセル弱フライングフィッシュとすれば下段→中段の連携となる。
- [画面端]強ターンモーション → しゃがみ強P~
- 注水後の強ターンモーションは相手の食らい判定が残るようになるので、画面端なら追撃可。
余談
- command.lstを見ると、注水後の超必殺技には専用の技名が割り振られている。
- ディープブルー → ディープブルー オルカ
- キャスト・アウェイ → キャスト・アウェイ アビス
- ジェリーフィッシュネード → ジェリーフィッシュネード エクストリームミッション
- ポセイドンアドベンチャー → ポセイドンアドベンチャー 人魚伝説
- さらに付け加えるならば、超必殺技名や注水後超必殺で追加される名称は基本的に「海に関連した映画タイトル」から取られている。
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同名タイトル紹介 |
- ディープブルー(1999):新薬実験で知能強化されたサメが脱走!みんな大好きサメ映画だよ
- オルカ(1977):Q.「サメですか?」A.「ばっかおめーサメなんて横っ腹ぐにゃぐにゃの雑魚だよ!最強はシャチだろ!」
- キャスト・アウェイ(2000):無人島漂流サバイバルを通して「人生」そのものを見つめなおせる作品。少し疲れた時に見ると刺さります。
- アビス(1989):ジェームズ・キャメロン監督による深海SF。使用されたCG特撮技術は後にターミネーター2のT-1000へと繋がる物となった。
- ポセイドンアドベンチャー(1972):船上パニック映画の金字塔。リメイクも作られたが大変評判が宜しくないので旧作をオススメ。
- 人魚伝説(1984):あまちゃん~みなごろし編~
※注水時ポセイドンアドベンチャーラストに表示される“きけ わだつみのこえ”も映画タイトルではありますが、その前に学徒兵遺書遺稿集のタイトルであるという事を踏まえ省きました
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- “ジェリーフィッシュネード”のみ同名の映画は存在しないが、アサイラム社製作のバカ映画として名高い“シャークネード”をもじった物と推測される。(注水時の技名にシリーズ三作目のサブタイトル“エクストリームミッション”が付く事からほぼ確定)
- “ジェリーフィッシュ”というタイトルも一応ある(該当作が複数)ので組み合わせた可能性も考えられる。
関連動画
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最終更新:2022年09月17日 07:18