出来損ないの天使

できそこないのてんし【登録タグ: 如月恭介 小説

著者:如月恭介

本紹介

 いったい何のために生まれてきたのか……私利私欲の道具として創られた一人の出来損ない、絶望の淵からようやく彼が見つけたのは―― 1万2千年もの長き眠りから覚めた”神”ミカエル、一人この星に取り残された彼が目にしたのは、変わり果てた地球の姿だった。もう一度楽園を取り戻すべく、彼は悍ましい計画を企む。
 粘土細工のように創られては捨てられる出来損ないの生き物たち。龍介もその中の一人であった。生まれ孤島を離れ、彼が辿りついたのは日本。人間の欲に翻弄され自らの哀しい出生を恨み憎む龍介は、再び逃げるようにして生まれ孤島へ。そこで彼を待ち受けていたのは……
 生命とは、生きる目的とは――ダイナミックに展開する物語に込められた作者の熱い思いを、ぜひとも共に楽しんでいただきたい。

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最終更新:2014年04月29日 18:40