提督×日向「伊勢型ジュウコンカッコカリ_01」18-107

106 :名無しの紳士提督:2015/10/29(木) 18:17:50 ID:3/hLE28M
はじめまして。
SSを投下させていただきます。

伊勢型姉妹とジュウコンしてる提督が嫁とHする話、日向編です。
割とラブラブなの……か?

何というか、無駄に長くて恐縮です。
頑張ったけどエロくなりませんでした。orz

少しでも楽しんでいただければ幸いです。


107 :伊勢型ジュウコンカッコカリ_01:2015/10/29(木) 18:18:47 ID:3/hLE28M

「君、まだいたんだ。」
その声で俺はようやく我に返り、机から顔を上げた。
ぼんやりした頭で執務室の隅に鎮座する古時計に目をやると、針はフタサンマルマルを指していた。

「灯りが点いていたので様子を見に来たのだが……。根を詰めすぎると明日に障るぞ。」
こちらに歩み寄りながらそう言葉を続ける彼女、日向の左薬指には俺が身に着けている物と同じ意匠の指輪が光っている。
「そうは言っても、来月の中規模作戦に向けて備蓄しながら秋刀魚漁の支援ってのは案外大変でなぁ……。」
机の上に再び目を戻すと、扶桑型の艦橋さながらに積みあげられた参考書籍や海域図。
その傍らには書き散らしたメモが散乱している。
明日、机の惨状を見た大淀からお小言をもらう覚悟はしておこう。

「まぁ、でももう寝るとするか。日向の言う通り、いい加減にしないと明日の指揮に障るからな。」
数時間振りに椅子から立ち上がり、伸びをしながら日向の様子を盗み見る。
「はぁー、さすがに頑張りすぎた。寝る前に息抜きしたいなぁ……。なぁ、日向?」
言外の意味を理解した日向が、僅かに目を伏せる。
決して表情豊かとは言えない彼女だが、それでも俺には恥じらう様子が充分に見て取れた。
「君の私室に行こう。」
「ここでいいよ。」
「なっ……ここは執務室だぞ、破廉恥だろう!?」
「なぁ、落ち着けよ。こんな夜更けにそんな大声を出したら外まで聞こえるぞ。」
慌てて口をつぐむ日向を横目に、俺はドアに鍵を掛けて灯りを消す。
「ほら、これで大丈夫。」
「呆れた男だな、君は。」
そう言いながらも、日向は俺が腰に回した手を振り解こうとはしなかった。


暗闇の中で、唇を重ねて軽く舌先を絡め合う。
あっさりと切り上げるのは、濃厚なキスは嫌がられることを経験で学んでいるからだ。
物足りなさを補うように髪に顔を埋めて耳に舌を這わせると、腕の中の日向がピクンと肩を震わせて小さく艶声を上げた。
……ホント、耳弱いなぁ。言ったら最後、触れるのを頑なに拒まれるだろうけれど。

俺は、日向を窓際にあるソファー(金剛がティーセットと一緒に英国から取り寄せたけれど、私室が狭くなるからと執務室に置いて行ったものだ)に座らせると、黒のインナーをたくし上げた。
プルンと音がしそうな勢いで、形の良い胸の膨らみが溢れ出す。
揉みしだくと、ただ柔らかいだけではなく確かな弾力が感じられる。これも日頃の鍛錬の賜物なのだろう。
「はぁっ…んんっ……ん……」
傍らのクッションを掴んで必死に声を押し殺している様が俺の加虐心をくすぐるが、残っている理性でそれを黙殺する。

柔らかな感触を楽しんでいると、先端の突起が硬さを増して存在を主張し始めた。
手を止め、グミの実に似たそれを口に含んで舌先で転がす。
「やめ……はあっ…ひゃんっ!」
日向は悲鳴にも似た声を上げて大きく仰け反った。

「今度は日向の番だぞ。」
俺はベルトを外してズボンを下ろすと、ソファーの前に立って隆起してきた自分のブツを日向の顔先に近づけた。
彼女は吐息と共に恍惚から恥じらいへ表情を変えると、僅かに躊躇いながらも手を添えてそれを咥えた。
竿全体を口に含んで濡らした後に、手でゆっくりとストロークさせながら亀頭を丁寧に舐め回されると、腰から背中にかけてピリピリと快感が走った。
「……すごく気持ちいいぞ、上手くなったなぁ。」
「君に教えられた通りにやっているだけだ。」
いつも以上に素っ気ないのは羞恥心のせいだろう。

日向の舌はカリから裏筋へと移り、そして再び亀頭に戻ると、気忙しく漏れ出る透明な汁を吸い上げた。
闇の中にジュルジュルと音が響く。
手を伸ばし、カーテンをほんの数センチ開けて月の光を呼び込むと、肉棒が彼女の口を犯している様がはっきりと見て取れた。
沸き上がる劣情に突き動かされて、俺は日向をソファーに押し倒した。

手を差し入れると、胡桃色の袴の中は湿り気と熱を帯びていた。
日向は抵抗こそしないが、傍らのクッションの端を強く握りしめて身を固くしている。
それでも、太腿をなで上げながら秘所へ手を伸ばすと、下着の上からでも存在が分かるほどに肉蕾がぷっくり膨らんでいた。

指の腹で円を描くようにグリグリ押すと、日向は腰を浮かせながら艶声を上げた。
「だめ…やめっ……やぁっ…はぁん!」
ぐっしょり濡れた下着を引き下ろし、脚を広げさせると蜜壷にプスリと指を突っ込む。
ねっとりとした愛液を指に絡めてもう一度肉蕾を責め立てると、堪えきれないのか喘ぎながら腰をくねらせはじめた。
……気持ち良さそうに見えるんだけどなぁ。生真面目だからか、羞恥心が強すぎるのか。
一瞬そんな事を思った時、日向の喘ぎ声が一段と高くなった。
「ふあっ…ああっ、君っ……やぁっ…あんっ、いっ、イくっ!!……っ」
全身を小刻みに震わせながらクッションの上に崩れ落ちた彼女に絶頂が訪れたことは、容易く見て取れた。


「……今度、君に求められたら、話しておこうと思っていた事があるんだ。」
全身を紅潮させた日向は、ソファーにもたれかかって天井を見上げながら息を整えていた。
その息づかいと、遠くの波の音だけが聞こえてくる静かな時間が流れる。
乱れた髪がより艶めかしさを強調する横顔を見つめて、俺は次の言葉を待った。

日向は暗い天井を見つめたまま、再び口を開く。
「君は、伊勢が艦隊に加わる前のことを覚えているか?」
日向は俺の艦隊に初めて加わった戦艦で、伊勢がやって来たのはその数ヶ月後だった。
「君はずっと伊勢を待ち焦がれていて、暇さえあれば私にその話をしていたな。」
そう言うと、そっと左指の指輪を撫でる。
「だから、伊勢にこれを贈るのは分かるのだが、私はたまたま最初に就役した戦艦だった、それだけじゃないのかと時々考えてしまうんだ。」
何か言わねばと口を開こうとした俺を遮るように、日向は続ける。
「自分でも莫迦げた考えだと分かっている。
それでも……こうして君に求められると、私でいいのかと不安になってしまって……
うまく応えられないんだ。」
「日向……。」
俺は、ずっと伊勢と日向を同じように扱おうと心を砕いてきた。
秘書艦を任せるのは一日交代だし、出撃の際は交代で旗艦を任せている。
指輪を贈ったのさえ同じ日だ。
彼女達に対する俺なりの誠意のつもりだった。だが、それは只のエゴでしかなかった。
その事実を前に、まるで心臓を冷たい手で掴まれたのような痛みが走る。

日向は俺に背を向けるように顔をそむけ、続ける。
「だから、私がぎこちないのは君の手管のせいじゃないと分かって欲しかった。
その……私が君のプライドを傷つけているんじゃないか、気になって……。
ほら、男子にとって床の技量は沽券に関わる重要な問題なんだろう?
あの……本で読みかじったので、その……」
声は明らかに上擦っているし、話もだんだんしどろもどろになっていく。
「あの……日向?」
「……実は、君の私室の書棚の裏に本が落ちているのを伊勢が見つけて、二人で読んだんだ。」
伊勢め。それは落ちていたんじゃなくて、裏に隠しておいたんだよ。
男なら誰でも一度は手にしたことはあるだろう、いわゆるエロ本だ。
「盗み読むような真似をして悪かったが、本の内容が内容だったので言い出し辛くて……」
……問題はそこなのか? まぁ、日向は少しズレた所があるからなぁ。そこも可愛いのだけれど。
ホッとすると同時に、相変わらず顔を背けたままの日向がいじらしくて、思わず背中から抱きしめた。
「日向がうちの艦隊に加わったのが何番目でも、こうしていると思うぞ。」
「君はそう言うと思っていたよ。」
そう言って俺に少しだけ寄りかかり、静かに微笑む日向の横顔は、どこか悲しげに見えた。


ブチュリと音を立てて、肉棒は日向の中に呑み込まれていった。
膣壁は、指で弄んだ時よりも一層熱を帯びて貪欲に絡みついてくる。
「くぅっ…はあっ……」
俺の腹の下で、日向が切なげな声を漏らした。

ゆっくりと抜き差しを繰り返すたび、ヌチュ、グチュと卑猥な音に混じって喘ぎ声とも吐息ともつかない荒い息遣いが聞こえてくる。
「俺は、日向が良かったんだ。」
「……あっ…はぁっ……こんな時に…卑怯だろう……。」
日向に自覚が乏しいにせよ、俺の言動で彼女を苦しめていた事実は変わらない。
しかし、自責の念も本能には抗えなかった。

角度を変え、深度を変えて日向を貫く毎に、返ってくる刺激が微妙に変わる。
「あんっ……はぁっ、はんっ!…あぁっ……はぁん……」
俺は、愛液にまみれた肉壷の感触を一心不乱に貪り続けた。

不意に、日向が俺のシャツの袖を掴んだ。
「……でも、私も…こうして君と繋がっているのは、嫌いじゃないんだ。」
上気した厭らしい顔で、恥ずかしそうに目を伏せてこんな事を言うのも相当卑怯だろう。
「……日向。」
もう止まらない。俺は容赦なく腰を打ちつけ続けた。
「あんっ…ダメだっ、激しいと…またイってしまうからっ…やんっ、あんっ……」
「俺も…そろそろだ……日向っ」
「あんっ…やんっ、ひゃんっ、いいっ……イくっ……!!」
日向の声に呼応するかのように、肉壷は俺から全てを搾り取ろうと容赦なく絞め上げてきた。頭が真っ白になる。
咄嗟に膣から抜いた瞬間、精が迸った。
形の良い胸からたくし上げた黒いインナーにかけて、白濁した液が二度、三度と波打つように降り注いだ。
その様を、日向は恍惚の表情で見上げていた。


「……あぁ!?」
日向の隣に座ろうとソファーに手をつくと、座面はぐっしょり濡れていた。
あちゃー。まぁ、俺の精や日向の愛液やらで、当然こうなるよなぁ……。
「金剛に知れたら、怒られるだけじゃ済まないぞ! だいたい、君がここでなんて言い出すのが……。」
「はいはい。とりあえず拭くものを取ってくるか。」

この後二人で深夜までソファーの掃除に精を出し、翌日は秘書艦の伊勢に欠伸をたしなめられながら過ごす羽目になった。
今度は執務机に押し倒せるよう、机の上は常に片付けておこうと俺は心に誓ったのだった。

+ 後書き
116 :名無しの紳士提督:2015/10/29(木) 22:54:54 ID:zy9kLPMA
GJ!
師匠化してない日向の可愛さは異常
ところで日向には気の毒だが秘書も旗艦も日替わりという事は夜のお相手も日替わりと考えてよろしいですね(ゲス顔)?


これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/

最終更新:2017年11月08日 12:39