大和×慰安夫 東「鎮守府慰安労働大和編」中編16-230

230 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/02/25(水) 03:14:36 ID:JK8ge.Bs
長いことお待たせした上、まだ続きという体たらくですが一応投下します
鎮守府慰安労働大和編、中編です



231 名前:鎮守府慰安労働[sage] 投稿日:2015/02/25(水) 03:15:19 ID:JK8ge.Bs





仕事を終えた東は約束通りに大和の部屋の前に来ていた。
二日前、大和の入渠の手伝いをした際に交わした約束を果たすためである。
しかし気が進んでいるわけではなく、その足取りは二日前と同様に重かった。
未だ部屋の扉をノックすることができないまま、立ち竦んでいるのもそのせいである。

そこへ一人、人影が東に向かって歩いてくる。
月の光のような白銀のショートカットの髪に、陽炎型駆逐艦の制服に身を包んだ少女。
駆逐艦とは思えないほどボリュームに満ちた身体は、浦風と肩を並べるかそれ以上の逸品。
大きさや形だけはなく、歩くたびに柔らかに揺れる様は世の男の視線を引き付けるだろう。
彼女、駆逐艦浜風は東のもとへと歩み寄って口を開いた。

「東さん。大和さんの部屋の前で何をしているんです?」
「あぁ、浜風か。大和さんに呼ばれてたんだが、どうも踏み込めなくて」
「呼ばれたのですか? この時間は部屋に戻っているはずです、では」
「はいはい、おやすみ~」

浜風を見送り、東は一息挟んでから扉をノックした。
乾いた音が鳴るのに続き、入室を促す大和の声に従って部屋に足を踏み入れる。
瞬間、東は自身の目を疑いたくなるような光景が飛び込んできた。

「や、大和さん!? なんて格好してるんですか!?」
「……ふぁい?」

部屋に入った東を待ち受けていたのは、すっかり頬を紅潮させてベッドに座る大和の姿。
それだけではなく、普段から身に付けている服は前の部分が大きく縦に開いている。
サラシすら巻かれていない豊満な胸は、危うく頂点すら曝け出しそうなほど。
そのまま腹、下腹までざっくり開いた服は惜しげもなく大和の肌を露わにしている。
片手には一升瓶が握られており、口元からはだらしなくよだれが垂れていた。

「お酒、飲んでたんですか?」
「そーですよー、一緒に呑む相手がいませんからね! 悲しく一人酒ですよーだ!」
「別にそこまでは――ちょっと、大和さん!?」
「ほっといてください!」

へべれけ状態の大和に驚いたのも束の間、続けて東は目の前の光景を疑った。
手に持っていた一升瓶の口を、大和は咥えて背中を反る。



次の瞬間、東にはっきり聞こえるほど二度、三度と大和は大きく喉を鳴らした。
見ているだけでも胸やけを起こしそうな、普段の大和からは想像もできない光景。
喉が鳴るたびに揺れる豊かな胸に、思わず視線を引き寄せられるがそれどころではない。
これほど乱れるには大和に何かがあったに違いなかった。
その時、やっと一升瓶から口を離した大和が自身の隣をポンポンと叩き始めた。

「んっ」
「へっ?」
「んーん、んーっ」
「……横に座れってことですか?」
「んっ」

口に酒を含んだままの人間に言われてこれ以上不安な言葉もそうはない。
拭いきれない不安、そして何かがあってもすぐに対応できる心構えを用意した。
大和のベッドは青葉の使っていた二段ベッドではなく、一つのベッドとして独立している。
どちらかが暴れても、柵や柱にぶつかって怪我をすることを考えるほど狭くもない。
いざとなれば思い切ってベッドに身を投げれば、十二分に逃げる猶予は作ることができる。
一通り脱出用のプランを頭に思い描いてから、東はベッドに近付いていく。

一歩一歩踏みしめるように大和のベッドに歩み寄りながら、警戒は微塵も怠らない。
何が起きるかは大体予想できている、ある程度悪酔いした人間がやりそうなことだ。
二人の距離はすぐに縮まり、東は身を翻して静かに大和の横に腰を下ろす。
瞬間――大和が起こした行動の始動を見切った東は、躊躇わずベッドに身を投げた。
被食者が取るもっとも有効な手段は抵抗ではなく、逃走である。
しかし東の上を行ったのは大和だった。

気付いた時には既に遅く、東の眼前には大和の顔がある。
口いっぱいに酒を含んだまま、怪しい笑みを浮かべていた。
同時に東の両手首は掴まれ、ベッドの上に押し付けられながら仰向けに押し倒される。
そのまま大和もろとも倒れ込み、東の唇に今まで経験したことのない柔らかさが触れた。

「んっ、ふぅむ、ん~ぅ……」
「ん、んんっ! んんんんーー!!」



唇に伝わる心地良い柔らかさの正体に、東が気付くのに時間はかからなかった。
大和の唇で口を塞がれ、息苦しそうに東が足をばたつかせるが状況は変わらない。
足を動かしたところで、大和は東の腹に跨っているおかげで気にすることもない。
万歳の体勢で抑え込まれている手は動かすこともできず、押し退けることなど無理の一言。
加えて容赦なく唇をこじ開けられ、酒を流し込まれながら舌で口内を蹂躙される。
息苦しさに喘いでいるはずの東の息は、いつの間にか熱を帯び始めていた。

「ぷあっ! や、大和さん……」
「顔が真っ赤ですよ、東さん。さあ、お酒に続いて、んっ」
「う~、うぅ、んん~~!」

ようやく口内の酒が喉を通り越し、酒に充てられた東の意識が揺らぎ始める。
抵抗する力すら抜けていく中、大和は一息つく間も与えず続けて唇を重ねた。
苦しげに漏れる東の息すら呑み込まれてしまいそうなほど深い口づけ。
強く押し付けられる唇からも、抑えつける大和の両の手からも逃れることはできない。
くぐもった水音を上げながら、二人の舌が絡み合う。

「や、やふぁとさん、やめて」
「放しません。もっと、もっとですよ」

お互いに校内で舌先を撫で合う瞬間、東は自身の舌が火傷したような感覚を覚える。
舌同士が触れ合うたび、感じたことのない熱に包まれたような不思議な感覚を覚えていた。
同時にその感覚は心地良さへと変わっていき、徐々に東自身の動きも変わっていく。
気付けば離れようとしていた舌を突き出し、積極的に大和の舌を求め始めていた。

ざらざらした舌の感覚が擦れあい、火傷しそうなほどの熱がどうしようもなく心地良い。
触れ合う唇の柔らかさには中毒性すら覚え、離れがたい誘惑の波となって東を誘う。
唇と舌に走る心地良さから逃げようと考えることすらなくなってしまっていた。
それが酒による酔いか、東自身の意思なのかを考える余裕すらなくなっている。
やがて静かに両者の唇が離れ、唾液のアーチが短くつながった。

「大和さん、もうやめてください……」
「もう止まれないですよ、よいしょっと」

抵抗の意思すら薄らぎ始めた東の上で、大和は身体を半回転させる。
同じ方向を向いて重なっていた姿勢から一転、東の目の前には大和の下着と尻があった。
驚きのあまり跳ね上がろうとするも、大和自身が身を挺してそれを許さない。



上に乗っているだけではなく、しっかりと体重を落として抑え込んでいる。
東の腰に腕を回し、身体を密着させて抵抗することも許さなかった。

一方で東の抵抗は非常にささやかなものとなり、押し返すことは難しくなっていた。
抵抗を試みればもがくことくらいは出来たものの、そこから先には程遠いものでしかない。
しかも身体を動かすたび、相手が大和であり女性であることを意識させられてしまうのだ。

目の前に見せつけるようにして晒された大和の尻は形よく柔らかそうに揺れ、劣情を誘う。
視界いっぱいに広がるその光景に、今にも撫で回したくなってしまっている
腹に感じる大きなもの、抵抗の意思を削ぎ取るような二つの双丘も例外ではない。
お互いが動くたびに形を変え、身体にまとわりついてくるような感覚は心地良さの塊。
視界の左右を覆っている太ももも視界に訴えてくるだけではない。
女性特有の香りを東に漂わせながら、肉付きも形もいい太ももはあまりに性的だ。

理性も何もかも投げ出して抱き付き、押し寄せる心地良さを思いきり味わいたくもあった。
抵抗する手が、時折大和の胸や太ももに伸びそうになるのを堪えるのも徐々に辛くなってくる。
その時、東の顔からサーっと音が出そうなほどの勢いで血の気が引いた。
大和の眼前であろう場所で、東のソレが外気に晒されたのを感じたからだ。

「や、大和さん! それだけは、それだけはやめてください! 早くしまって!」
「ん~……?」

慌てふためく東をあざ笑うように、大和は少し身体を動かしてうつぶせのまま振り返る。
酔いが回ってきているのか、紅潮しきった頬に目も据わっていて、返事はイエスもノーもない。
ただの相槌を打ってから、静かに大和はゆっくりと微笑みを浮かべた。
一瞬背筋に寒気が走るほどの微笑みに続き、大和はそのまま身体を起こす。
同時に大和は東の顔に座り、数度位置を気にするように腰を動かした。

「嘘はいけませんよ東さん、こんなに大きくしておいてやめてくださいなんて、でしょう?」
「ん~! んぐう~~!!」
「苦しそうですね。でも、どんどんそちらの方は大きくなってきていますよ?」
「んん~、んん~~!!」

多少自由になった足をばたつかせたところで、東の抵抗は抵抗らしい抵抗にはならない。
今の身体を動かす感情があまりにも多く、混乱した東の抵抗は子供の駄々にも等しかった。



とにかく状況を打破しなければいけないと焦れば、効果のある抵抗は出来なくなる。
自分自身の象徴を晒され、見られてることを恥とすれば隠すことに意識が行ってしまう。
息苦しさから逃れようとすれば、抵抗は緩くなり息をすることに集中してしまう。
何より、憧れの大和に顔面騎乗されているという現実が何より混乱の種となっていた。

視界は大和の下着で埋め尽くされ、普段味わうことのない女性の下着の感覚。
同じ人間の身体とは思えないほど柔らかく、扇情的な女性の尻の感覚。
憧れの女性に象徴を見られ、恥ずかしいのに抵抗を許されない背徳的な感覚。
そしてその状況を嫌だと思いながらも、快楽に直結していることが最大の原因だった。
かつて青葉に拘束された時のように、それを良しとして感じてしまっている自分がいる。

「じゃあそろそろ触ってあげましょうか、それっ」
「んっ、んんっ!」

騒ぐ東のことなど気にもかけず、視線は反り返っている東のソレへ。
顔面騎乗の体勢のまま、大和は少し前かがみになって東のソレを手のひらで包み込む。
集まってきた血液のおかげでこれ以上ないほど硬くなったソレに触れるのは、大和も初めてのこと。
ゆっくり、ゆっくり、手のひらで覆ってから掴むまでにはやや時間を要した。

「か、硬くて、熱いですね。それになんだかぬるぬるしてますよ?」
「ん~! ん~!」

あまりの恥ずかしさに、思わず東の手が伸びた。
腕だけでもなどという戦略的な思考は全く存在していない、ただ大和を止めたいだけ。
大和がソレに触れるのを阻止したいという、恥ずかしさからくる行動だった。
しかし大和に顔に座られている東が、的確に手首を掴めるわけもない。

「……東さん。どさくさまぎれにおっぱい揉まないでくれますか?」
「んっ!?」
「全く。初めて会った時も、今この時も、今度という今度は許しません」
「ぷはっ。違うんです大和さん! 話を聞いてんぶぅっ!」

一瞬、大和が腰を上げたものの、すぐさま体勢は元通りになった。
大和は器用にも東の両腕を折りたたんだまま、自身の膝の裏に挟んで再び腰を下ろす。
顔面騎乗に加えて、さらに両腕まで拘束された東の状況は最悪といってよかった。



「しばらく大人しくしていてください、さぁ。行きますよ」
「――っ!!」

大和の手が既に先走りに濡れた東のソレを扱いた瞬間だった。
うめき声すら上げられないほどの快楽の波が東に襲い掛かり、一度大きく痙攣する。
吹き出した先走りが、東のソレどころか大和の手にまで降りかかった。
一頻り東の痙攣が収まったころ、大和は静かに口を開く。

「そんなに気持ち良かったんですか? 少し驚きました」

本当に驚いたのだろう、自身の手を見ながら大和は目を丸くしている。
しかし応える余力もないのか、東は大和の下で呼吸するのが精いっぱいの様子だった。
そんな姿を見た大和は手を収めるどころか、さらに行動がエスカレートしていく。

「でもこれはお仕置きです。少なくとも、出てしまうまではやめませんからね」

言うが早いか、勢いに乗った大和は再び東を顧みることなく再び手を動かし始める。
先走りに濡れたおかげか、大和の手は東のソレを滑らかに扱いた。
大きく根元から先へ、先から根元へ往復するたびにくちゅりくちゅりと粘り気のある音が響く。
大和の手のぬくもり、柔らかさ、そして先走りのぬめり気がもたらす不思議な快楽。
東が果てそうになるのに、そう時間はかからなかった。

「んんっ、んん~~」
「どうしました? 東さん。もしかして出ちゃいそうですか?」
「んっ――!? んんっ!」
「恥ずかしがらなくていいです。ほら、もっと色々してあげます」

先に呑んでいた酒のせいか、はたまた純粋にテンションが上がってしまっているのか。
楽しげな笑みを浮かべた大和の手つきが、熟練者に見えるほど小刻みに手慣れたものになる。
左手で東のソレを抑えながら、右手のひらで勢いよく亀頭をこする。
吹き出す先走りを塗り込むような動きに、東の口から悲鳴にも似たうめき声が漏れた。

「すごく気持ちよさそうですね~。じゃあこれも気持ちいいですか?」



続けて大和はソレの皮を根元まで下ろし、露わになったくびれの部分に指を這わせる。
“カリ”と呼ばれる部分をこすられるのと同時に、東の悲鳴にならない悲鳴が響いた。
大和に顔面騎乗されたままの東は抵抗だけでなく、何をされているかの視認も許されない。
なすがままの姿勢で悶えるしかできない東の姿、今の大和にとって面白いものなのだろう。

しばらく亀頭やカリといった、集中的な攻めを展開し続けたところで大和の手が止まる。
東を手籠めにしながらすっかり楽しんでいた大和の表情がやや曇っていた。
体勢は変えず、目を細めながらじーっと東のソレを凝視し続けている。
先からはとどまることなく先走りを流し、小刻みに震えて今にも射精してしまいそうなソレ。
何か納得しない様子で、大和は頬を膨らませながら東の上に倒れ込む。

「それにしても、なかなか出ませんね。我慢強いというか、何というか……」
「はぁ、はぁ、もういいでしょ、大和さん。勘弁してください」
「いーえ! これだけやって出さないなんて、女として納得いきません!」
「まだやるんですか……」
「そうだ!」

ようやく顔面騎乗から解放され、息も絶え絶えの東の上でふと大和がひらめいた。
嫌な予感しかしない東だが、もう大和を動かす体力など残ってはいない。

「何する気ですか?」
「出てくるものなら、吸い出せばいいんです!」
「はい?」
「行きますよ~。はむっ」

言い分を理解するよりも先に、東のソレは大和の口の中に呑み込まれた。
先走りとは比べ物にならない粘り気と、熱さすら感じる口内の体温が一気に襲い掛かる。
同時にソレ全体を呑み込んでしまいそうなほど強く、大和が口をすぼめて吸い上げた。
言葉通り吸い出されるように、ソレから堰を切ったように精液が迸る。

こうなってしまっては、東にできることなど本当に何一つなくなってしまった。
視界に火花を散らす凄まじい快楽に耐え、大和にしがみつきながら身体を痙攣させる。
我慢に我慢を重ねた東が吹き出した精液は、あっという間に大和の口内を白濁に染める。
それだけではなく、口内で跳ね回りながら最後には大和の顔に精液をぶちまけていた。
同時に信じがたいことが起きる――。

「なんて濃い、男性の匂い。あっ、嘘っ? 私、あっ、あぁ、んっ――!」
「もう、今度は何ですか?」
「ご、ごめんなさい、私、私……ああああぁぁぁぁ~~!!」

精液を浴びた瞬間、自らの秘所を抑えながら大和がびくびくと痙攣し始めた。
東に全く触れられておらず、終始責め続けていた大和の突然の絶頂。
加えて下着はびしょびしょ、下にいた東すら潮まみれになるほど勢いよく潮まで噴いた。
何が起こったのか東に分かるわけがない、大和自身何が起きたのか分かっていない。
ただベッドの上には、互いに絶頂を迎えた大和と東が力なく横たわっているだけだった。











238 名前:鎮守府慰安労働[sage] 投稿日:2015/02/25(水) 03:20:19 ID:JK8ge.Bs
以上で大和編、中編は終わりです
えっちなお姉さんって感じの大和を書きたい→酒の力という短絡的な発想
今月中にできれば結末まで書きたいかなと思っています
それではまた、

239 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/02/25(水) 08:28:24 ID:Afbo4aLU
GJです!


これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/

最終更新:2015年09月20日 17:54