提督×金剛、あきつ丸8-543

543 :名無しさん@ピンキー:2014/04/14(月) 02:33:48.23 ID:UtLkv7oI
色々ネタにされてるからやってもいいと思いました(コナミ)


もしも○○とコラボしたら

201X年 某日深夜

静まり返った鎮守府の一室にて、一人の提督と彼の秘書艦が今まさにケッコンカッコカリ初夜を迎えようとしていた。

「受けてくれてありがとう金剛。絶対幸せにするからな」
「提督、私はもう十分幸せネ。これ以上の幸せを望むのは罰が当たりマス」

一枚の布団に二つの枕。その上にちょこんと座る金剛の左手の薬指には誇らしげに指輪が輝いている。

「お前が十分幸せなら、俺も十分幸せだ」
提督はそう言って金剛に向かい合い、同じように布団の上に座る。

「フフフ。提督、こっちくるデス」
照れ笑いと共に金剛が言い終わるか否かのうちに提督は愛しき新妻の肩を抱き、そっと唇を寄せる。
金剛もそんな新郎を受け入れるように目を閉じて唇をそっと寄せる。
やがて二人の唇が触れ合い―


「陸軍としては海軍の嫁選びに反対する!」
「うああああっ!!なんだお前!?」


窓からの突然の侵入者によって二人の甘い時間は終わりを告げた。

提督も金剛もこの時は気付いていなかった。

この時丁度日付が変わっていたのを。
そしてその日から新しいコラボ企画が始まっていたことを。


「陸軍としては次の嫁を提案する」

1.あきつ丸
2.まるゆ
3.結婚しない


「どんだけ自分のところの推してんだよ!さては外戚だな!?外戚関係だな!?俺の義父になって頭上がらなくする気だな!?」
「ふん。気付いたところでもう遅い。行けあきつ丸!」
「任せるであります」
いつの間にか窓から飛び込んでいたあきつ丸がすっと提督の前に滑り込む。

「提督殿……不束者ですが……よろしくお願いするであります」
恭しく三つ指ついて頭を下げるあきつ丸。その人形のように白い顔は、ぽっと赤くなっていて、何とも言えない色気を感じさせる。

「ま、待てあきつ丸……落ち着け。落ち着いて話し合おう」
「問答無用であります。それに、自分は『じらしぷれい』などというものは苦手であります」
大真面目にそう答え、あきつ丸は提督ににじり寄り、提督は反対に後ずさる。

「そ、そ、それにほらお前はまだケッコンカッコカリレベルに達してないだろ?だからその……な?」
「心配無用であります。イベント期間中はレベル無関係でばっちこいであります」
「なにそれ理不尽」

既にあきつ丸は布団に上陸し、提督は後退を続け今にも追い出されそうになっている。
そんな提督の背中がなにか心地よく柔らかいものに触れた。

「スタァァァァァァップ!!ヘイあきつ丸!提督から離れるデース!」

後ろから抱きしめるように金剛が提督を庇い、あきつ丸を制止する。
提督の背中に触れた柔らかいものは存分にその存在を主張し、人肌のぬくもりを提督の背中に与え続けている。

「ふん。軟派な英国かぶれなど、海の男たる提督殿には相応しくないであります。その体で誑かしたに決まっているであります」
「なっ!?」

一瞬絶句する金剛。あきつ丸はその隙を逃がさず提督との距離を詰める。
既に二人の息がかかりそうな距離になっている。

しかし、こんな屈辱的な台詞を吐かれて黙っている金剛ではない。

「ふっふ~ん。Nice jokeねあきつ丸。そのPoorな体のあなたが言ってもJealousyにしか聞こえないデース!」
「ぐぬぬ」
「いや、あのお前ら……」

美女二人が自分を巡って争うとは何とも男冥利に尽きるなどと呑気なことを考えている場合ではない。
それはまさしく修羅場。今まさに提督は修羅場の真っただ中にいる。

「ふふふふ。これを見ても同じことが言えるでありますか?」
唐突にあきつ丸は提督のズボンをおろし、大きく立ち上がった一物を掴む。
「おっおい!?何やって……」
「提督殿の提督殿は自分が来てから明らかに大きくなっているであります!」

事実、提督のそれは大きくなってはいる。
しかし、あきつ丸(と陸軍)の乱入まで今まさに結婚初夜という状況であったことを考えてみれば最初から大きくなっていたとしてもまったくおかしくはない。

「出鱈目はよくないネ!あきつ丸が来るまでの間私が提督と何をしていたかを考えれば、これが誰のExploitかは明らかデース!」

だがあきつ丸は動じない。
「さあ、提督殿。自分の手で気持ち良くするであります」
その白い指が提督の一物を包み込み、扱きはじめる。

「ちょっ……やめろ、やめ……くぅ、くっ!」
あきつ丸の手は柔らかく、提督の一物を大切そうに手で弄り回している。

「ささ、提督殿。力を抜いて自分に身を任せるであります」
あきつ丸の愛撫は提督のそれをさらに膨張させ、その頂から溢れた白濁液は彼女の白い指にねっとりと絡みつく。

「あきつ丸……お前……」
何か言いかけた提督の前からあきつ丸が消え、代わりにこれまた白い巫女装束のようなものが視界いっぱいに広がる。

「今度は私の番デス!さあ提督!二人のLoveのPowerをこの泥棒猫に見せつけてやるデース!」

言うなり金剛はその巫女装束をはだけさせ、豊かな谷間がゆっくりと、しかし十分に存在感を示しつつ提督に迫る。

「いや、あの金剛……」
「私が提督を幸せにして見せマス!」
谷間はついに提督の顔に達し、地球上のおよそ半分の者が一度は夢見たであろう状況が誕生した。

「んぐっ!こ、金剛……」
人肌の温もりと柔らかさ、そして鋼材や油がどこへ消えているのか不思議なほどの切ないようなほのかな甘い香りが提督の五感全てを満たしていく。
―だが、

(うわ、金剛めっちゃいい匂い……うぐっ!?)
提督が一瞬頭を離そうとしたが、二度と放すまいと抱きしめる金剛の両腕がしっかりと後頭部に回っている。
これはつまり頭が離せないという事。

(息ができないっ……!!)
金剛の谷間はしっかりと提督を包み込み、まるでこの世界全てが金剛であるかのような錯覚する抱かせる。

(やばい、やばい。本格的にやばい!死ぬ、死んでしまう!!幸せで死んでしまう!)

呼吸がままならないにも関わらず体にしみこむような甘い金剛の香りは徐々に提督の頭から正常な判断を奪い、命への執着という生命の根幹まで奪い始めていた。
(でも、これで死ねるなら……まあ、いいか……)

薄れゆく意識の中、提督はわずかに口元を緩めた。
それはまるで、全ての苦しみから解放されたような、安らかで満ち足りた笑顔であった。







(こんな夢を見たとは言えないよな……)
「ヘイ提督!今度から夢精じゃなくて私に打ち明けてほしいデース」


騙して悪いが夢落ちなんでな。
以上スレ汚し失礼しました。
最終更新:2014年04月17日 18:44