瑞鳳リョナ7-486

486 名前:484[sage] 投稿日:2014/02/12(水) 00:22:14.28 ID:nHKifGWG
※陵辱ものです
※暴行及び流血があります
※深海側にも提督がいます
※深海棲艦がしゃべります
※イ級=動物
※ヲ級の上のやつ≠ヲ級の下のやつの一部
※ル級が狂っています
※深海提督も狂っています
※死亡エンドです



「これで遠征おしまいね!」

最後の標的を撃ち終えた暁が呟く。

防空射撃演習を終え、駆逐艦たちが意気揚々と帰路に就く中、今回の引率役である瑞鳳だけは思案顔だ。

「瑞鳳さんどうしたんです?」
「えっ、ああ大丈夫よ!ごめんね」

心配そうに顔を覗き込む電に咄嗟にそう答えたが、先程から感じている違和感は大きくなる一方だ。

瑞鳳は一度立ち止まり懐紙を取り出して筆を走らせると、小さく折りたたんで先頭を行く暁を呼び止めた。

「暁ちゃん。悪いけど皆を先導して先に鎮守府まで戻ってこれを提督に渡してくれないかな。途中で中を見ちゃだめよ」
「いいけど、瑞鳳さんはどうするの?」
「ちょっと遅くなるけど後からすぐ追いかけるから心配しないで。レディーの約束よ?」

折りたたんだ紙を受け取りながら尋ねる暁にそう告げると、彼女の顔がぱっと明るくなった。

「わかったわ!そういう事なら任せておいて!!」
受け取った紙を大事そうにしまい込んだ暁はくるりと振り返って鎮守府へと走り出す。

それを見届けた瑞鳳は他の駆逐艦たちにも同様に伝え元来たほうへ戻っていく。

駆逐艦たちがゴマ粒よりも小さくなった頃、たった一人灰色の海の上に瑞鳳は佇んでいた。

瑞鳳は何者かが自分たちをつけてきていることを察していた。
おそらく深海棲艦だろうが、今回はまだ練度が十分ではない駆逐艦が多く、敵の種類や規模によってはリスクが高すぎる。

そう判断した上で駆逐艦たちがパニックにならないよう言いくるめて殿を引き受けたが、違和感たちが駆逐艦を追う様子はない。

「攻撃隊、発艦!」

空中に放たれた一本の矢は光とともに無数の九九式艦爆に変わり、あたりに散ってゆく。
続いて放たれた零戦二一型がその後を追い、日が傾き始めた空に消えてゆく。

瑞鳳が駆逐艦たちと別れ、十分な距離を置いてから艦載機を発艦させるまでの間、十分な時間があったのにも拘らず敵機が現れないところを見ると、
敵に空母はいないのか、あるいは攻撃能力のある艦載機がいないのかの二択。

ならば、おそらくは周辺の小島や岩礁に潜んでいるであろう相手の制空権を二一型で奪い、
九九式で対空火器を持った相手を叩いておけば振り切るのは容易だ。

それでも尚追いすがってきた場合は九七式艦攻を向かわせ、対空戦闘の苦手なものから叩いていけば十分だろう。

≪敵艦隊発見、これより攻撃に移る≫

九九式から通信が入り、直後岩礁の向こうから爆発音が響く。

敵から反撃の様子はなく、空爆を終えた九九式が戻り始めると、瑞鳳もほっと安堵のため息をひとつ。
上空の二一型、九九式妖精の間にも穏やかな空気が流れる。
―直後の通信に破られるまでは。

≪三時、六時、十時より雷跡多数!!≫
「えっ!?」

周囲を見張っていた九七式妖精が叫ぶ。
はっとしてあたりを見回す瑞鳳の目に飛び込んできたのは、自分に殺到する幾条もの白い線。
扇状に広がりながら迫るそれらは、どれかを避ければどれかに突っ込むように進んでくる。

深海棲艦の狙いは初めからこれだった。
あえて目立つように尾行し、叩きに来た相手を潜水艦の上まで誘導する。
瑞鳳が駆逐艦たちと別れた時点で勝敗は決していた。

「しまった!!」
数機の二一型が海面まで降下して機銃掃射を行い、巨大な水柱が一つ上がるも焼け石に水。
躱しきれなかった一発が瑞鳳に迫り海中で爆ぜる。

「うあああああっ!!!!!」
吹き飛ばされ、海面に叩きつけられた瑞鳳は、薄れゆく意識の中で浮上したヨ級とその後ろから現れたル級を見上げる。

「お疲れ様。みんなよくやってくれた。うん?いつもの眼帯じゃないのか。まぁいいか」
ル級は俯せに倒れていた瑞鳳をつま先で仰向けに転がすと、気絶している彼女を荒々しく掴みあげ歪んだ笑みを浮かべた。

どのぐらいの時間がたったのか、薄暗いこの部屋では知る術もない。

目を覚ました瑞鳳は薄暗くかび臭い独房の中、柱に縛り付けられていた。

「そうです。軽空母です。はい……いえ、良くても小破でしょう」
部屋の中では瑞鳳を運んできたル級がどこかに電話している。

「あら、起きちゃったみたいね。もう少し寝ていればいたずらできたのに…」
「……拷問されたって、何も話さないわよ」
「可愛い顔に似合わず勇ましいのね。うふふ、いいわぁ…」

電話を終えたル級がサディスティックな笑みを浮かべて瑞鳳に歩み寄り、
値踏みするように瑞鳳の頬を撫でると、そのまま顎をつかんで俯いていた瑞鳳の顔を自分の方へ向ける。

「ねぇ、この後あなたをひどい目に合わせるけど、今なら命乞い聞いてあげる…」

瑞鳳は答える代わりに唾を吹きかけた。

ル級は顔についたそれを指で拭うと、能面のような無表情になる。
瑞鳳の顎をつかんでいた手が離れたかと思うと、反対の手で顔面を殴り飛ばした。

「手前の立場わかってんのかよ!!糞がっ!!!調子くれてんじゃねえぞボケ!!!」
「がっ!!うぐぅ!!かはっ!!!」

一切の手加減なしで瑞鳳の顔といわず腹といわず殴り続けるル級。
拳が通り抜ける度に瑞鳳の体は殴られた方へと動き、縛り上げているロープがギシギシと音を立てる。

「おお、やってるやってる。ル級ちゃんが元気なの珍しいねぇ!」
「提督、お待ちしておりました」

突然聞こえた男の声にル級は攻撃をやめて入り口の方に振り返ると、入ってきた軍服姿の男に敬礼をする。

手から瑞鳳の血が付いた石が落ちる。

男は死んだようにぐったりとした瑞鳳に近づくと、髪の毛をつかんで顔を上げさせる。

瑞鳳は額から流れた血で右目が開けられず、左目だけで弱々しく睨みつける。
口の左端からは血が流れて、白い前歯は赤く縁どられている。

「おおぅ、いい感じじゃない!下準備お疲れ様」
男が満足そうにそう言うと同時にヲ級やイ級がぞろぞろと入り込んできた。

「それでは、これより撮影を開始します」
どこから持ってきたのかビデオカメラを担いだル級が告げる。

「……な、何をする…つもりなの……」

震える声で尋ねた瑞鳳に、ロープをほどきながら男は答える。
「ああ、今から我々で君を犯してね、その映像を記録するんだよ」
「!?」
「現役の艦娘を生け捕りにして陵辱なんて、お偉いさんには受けが良くてね。我々の活動資金も増えるってものさ」
「そんなっ、そんなこと…きゃあ!!」

ロープがほどけると同時につき転ばされた瑞鳳にイ級が数匹群がる。
ある個体は腹の上に乗って胸当てをまさぐり、またある個体はそのざらつく舌で瑞鳳の顔や首を舐める。

「ううぅ…嫌ぁ……」
振り払おうにも両腕はヲ級の触手でしっかりと固定されており、ただイ級のなすがままになっていた。

「くぅっ!……っ!!!痛っ!!やめて!!噛まないで!!!」
胸当てを器用に口で剥ぎ取りはじめたイ級の牙が、衣服を貫通して瑞鳳の小ぶりな胸を傷つける。
白い着物に赤く血が滲み、着物がはだけて露わになった瑞鳳の素肌をイ級の舌先が愛撫する。

「気持ち悪いよぉ……うう…!!ふひゃああん!!!」

不意に瑞鳳の体がビクンと浮き上がった。
あるイ級が、その舌先を彼女の秘所に滑り込ませたのだ。

また異なるリアクションを見せるこの“獲物”にイ級は夢中になっていた。

舌先を何度も秘所に這わせ、その度にビクビクと反応を見せるこの獲物の仕組みは、すぐにほかのイ級にも伝わっていった。

「ふひゃっ!!ひゃめへ!そんなところ…ひゃめちゃひやぁ!!」
全身に散っていたイ級が股間に殺到し、僅かな隙間を見つけては自分の舌を滑り込ませて瑞鳳を堪能しようとする。

やがて瑞鳳の体は、その意思とは無関係にイ級の愛撫に反応を示し始め、獲物の体から湧き出した新しい味覚を、イ級は無我夢中ですすり上げる。

「んあっ!!や…やめて…なめなひゃああああ!!!」
(どうして?こんなの嫌なのに……気持ち悪いのに)

すべてのイ級が満足する頃には、瑞鳳は肩を上下させて荒い息をつき、体は地面に張り付いたように動かず、
ただ股間だけがイ級の愛撫に反応し、その度に「うぁ…」「くぅ…」とわずかに声を上げるだけとなっていた。

「随分とまぁ……あれ?もしかして欲求不満だった?もしかして獣姦願望とか!?アハハハハッ」
「ち、ちが……そんなんじゃ…」

おちょくるような男の言葉にも息も絶え絶えに反論するしかできない。

「まあいいや、本番だ」
「ふえっ!?」

思わず気の抜けた声が出てしまう。
これから本番?まだ続くの?そんな瑞鳳の前に男のいきり立った巨大な一物がさらけ出される。

「十分濡れてるし早速いくか」
「ひっ」
これからされることを悟って思わず悲鳴を上げる瑞鳳。

男は瑞鳳に跨ると、彼女の腰をつかんで自分の一物を股間に進める。

「嫌っ!!やめて!!!!離して!」
瑞鳳の必死の抗議を尻目に男のそれが入り口に触れる。

「嫌ああああああああっ!やめて!提督助けて!!」
半狂乱になって泣き叫ぶ瑞鳳に男は一物を一息に、刺突と呼ぶべき勢いで奥まで挿入した。

「うああああああああああああああああああああああああっ!!!!!」
瑞鳳の絶叫があたりに響いた。




「いやーすごいわこの娘。めっちゃ締まる」
瑞鳳の上で腰を動かしながら男は一人呟く。
その下には血と精液が混ざったものが広がっている。

「うぶっ!ぐむうぅ……」
何か言おうとしているのだろうが、言葉を発することはできない。

「むぐっ!?ぷはっ!!ごほっごほっ」
ヲ級の触手が瑞鳳の口を犯し、むせ返るほどの体液を分泌するが、それを吐き出すことも許さず、無理矢理飲み込ませる。

「むうぅ……うぐぅ…うう…」
こちらもまた、血と涙と深海棲艦の体液とでまみれていた。

唐突に始まったこの地獄は、また唐突に終わった。

「失礼します。提督、哨戒艦隊より敵艦隊見ゆとの報告です」
部屋に駆け込んできたリ級が報告を上げると、男はル級にカメラを止めるよう指示して瑞鳳から離れる。

「発見の時刻と場所、艦隊の規模は」
ズボンを穿きながらとは思えないほど落ち着き払った声でそう尋ね、海図を広げながらリ級から受け取った電文に目を通す。

「こいつの艦載機か、何かつなぎをつけていたか…」

倒れている瑞鳳を見下ろしてそう呟くと、リ級の方を振り向く。
「本拠点は現時刻を持って破棄し本隊は北第二泊地に撤退する。補給と駆逐隊を先頭に撤退を開始、
海域離脱後は艦隊ごとに分散して指定海域に向かえ。殿は第一艦隊が務める。翌〇二〇〇に指定海域にて合流する」

それは先程までのおどけた感じではなく、冷静な指揮官としての姿。

「お前はそれを持って補給隊と駆逐隊の指揮を執れ。ルートの選択もすべて任せる」
「了解。ご武運を」
ル級とリ級が部屋から駆け出していく。

この拠点は破棄される。

つまり、不要なものは捨てていく。

瑞鳳は虚ろな目で男が腰の拳銃を引き抜くのを見つめている。

一発の銃声が轟いた。


493 名前:484[sage] 投稿日:2014/02/12(水) 00:44:06.72 ID:nHKifGWG
以上スレ汚し失礼しました。
ごめんね瑞鳳
次は幸せにするからね。
最終更新:2014年02月12日 12:14