『なぜ重巡は人気がないのか考える会』第一回

「それでは『なぜ重巡は人気がないのか考える会』第一回開催をここに宣言する」

「…おい那智。なんでアタシが呼ばれてんだよ。高雄型は人気そこそこあんだろーが。青葉型も最近多いし。妙高型だけで集まってろよ」
「ご、ごめんなさい摩耶さん…。ていうかあの、むしろ私なんかを呼んでいただかなくても…」
「重巡にはこの足柄が居るというのにねぇ。ていうか、なんでこの四隻なの?妙高姉はどうしたの」
「彼女は雑コラ業界で人気があるから危機感を共有できないと判断して呼んでいない」
「ソレは人気に入るのかよ…」

「とりあえず、愛着が薄いのは戦艦に比べたらパワー不足なんだから仕方ないんじゃない?」
「…お前ソレ島風とか天龍の前で同じこと言えんの?」
「んーそれもそうねぇ…。那智姉、とりあえずカタチから入ってみるというのは?モノマネとかさー」
「良かろうこの那智、重巡の未来のためならば恥を捨てよう。…では第一弾」
「…それはなにか新しいコミュニケーションなのでしょうか…」

「『ワタシには誰も追いつけない!』」
「いや別に速くはないよな重巡。遅くもねーけど」
「重巡界の最速も最大も良くわからないこのハンパさがダメなのかしらね」

「『フフフ、怖いか?』」
「あ、あんまりキャラ変わってないように思います…」
「アレは弱い軽巡が言うから味があるんだよなー」

「かッ、『艦隊のアイドル、ナチちゃんダヨー!』」
「寒い。てかお前全力で笑うと体操のお姉さんみたいなカオになるのな」
「…那智姉の笑顔はなんか不安になるわ」

「『烏龍茶が飲みたいアルネ~』」
「いやアレンジしすぎだろ!元ネタ分かりにくいわ!!」
「本人に聞かれたら笑顔で撃たれそーね」

「『飢えた狼なんかと一緒にしないで』」
「あぁそれはなんとなく格好良いな」
「ヒドイ!個人攻撃イクナイ!!!(泣」


「ていうかお前ら姉妹は色気が足りないんだよ~。那智の乳とか貴重品な感じがするから一回全部出しちゃえば?」
「…って、おい、勝手に服を脱がすな!なんで足柄まで手伝ってるんだ!」
「ナイスアイディア。勝利が私を呼んでいるわ~」

「じろじろ観るな!ていうか手を離せ!」
「おー、なかなか鍛えられた上半身をしているな。あと意外とデカイ、高雄アネキくらいはあんじゃね?」
「先っちょの色が!カタチが!エロいやらしい!素晴らしいわ!みなぎってきたわ!」
「…おいしそう…」
「羽黒、お前の感想はおかしい!!てかこっちにじり寄ってくんな!はなせーー!!」


「ふー堪能した堪能した」
「ごちそうさまでした…」
「色っぽい声出るのねぇ那智姉。羨ましいわー」

「……ううう……こ、今夜ばかりは飲ませて貰おぅ……(TT」



「今夜も隣の妙高型の部屋は賑やかだが…今日の議題、我輩らも参上すべきではないか…?」
「利根姉さ~ん、もう寝ましょう~……(=_=」
 

最終更新:2014年01月10日 18:29