提督×霧島6-365

『霧島とちゅっちゅ』

「ご苦労様」
執務室で、報告書を読みながら提督は言った。彼の艦隊は現在、北方戦域の駆逐艦作戦に向け、キス島周辺海域における駆逐艦の練度向上を行っている最中だ。
「じゃあアタッカー担当の大井さんと北上さん、入渠してきてください。その次に空爆担当の千代田と
千歳で」
「りょうかーい」
「わかりました」
「あと霧島、エンジン作るから残ってくれ」
「お任せください、司令」
秘書艦が恭順と頷く様子を尻目に、他の第一艦隊の艦娘たちは指令室を後にした。
「作れるかな」
「北方海域に備えて、できるだけ機関を作る予定なんだって。みんなの分作るらしいよー」
「さすがうちの提督、太っ腹!」

「あっ、あ、あ♪」
提督の執務室に歌声が響いた。
「もうっ司令、いい加減にしてください!」
机に向かった彼女は、いつもの装束の上だけを脱ぎ、完璧な上半身を惜しげもなく晒している。彼
女を膝の上に乗せた提督は、真っ白な霧島の肌を撫でまわし、指を霧島の胸に埋め、五指全部で
霧島の乳房を味わっていた。
「装備を開発するんじゃなかったんですか? んっ、ん♪」
呆れたように言う霧島の胸の先端を優しく抓ると、彼の膝の上で霧島は身を捩った。恥ずかしそう
に声を抑える霧島を眺めながら、提督は平然と答えた。
「ここ数日、駆逐艦チームを鍛えてばかりで、秘書官と全然二人きりになれなかったからな」
言いながら提督は、まるで粘土の柔らかさを確かめる陶芸家のように、熟練した手つきで霧島の胸
を揉みまくった。緩急を交えた、妙に慣れた彼の手つきに呆れながらも、霧島は彼の指に合わせて
嬌声を漏らした。
「それにしても霧島は、全身綺麗だよね。肌も真っ白だし」

「お姉さま譲りです……やあん♪ もう司令、おっぱいばっかり触っちゃだめですっ」
「ごめんごめん、こっちも触るから」
科白の終わらないうちに、提督は片手で乳房を弄びながら、もう片方を霧島のへそのラインをなぞ
るように下に降りていき、スカートの中に入っていった。
「んっ……司令、これじゃ今日中に作れなくなってしまいますよ」
割れ目をなぞる指に反応しながらも、霧島は抗議するように言った。非難がましく言いながら、手を
下の方に回して、ずっと彼女のお尻を硬く押し上げている突起に服の上から指先を這わせる。充血
してすべすべした先端をなぞり、霧島は提督に怒っているような目を向けた。
「もう、ずっとお尻にあたってます」
「俺の目の前に、こんな美人で甲斐甲斐しい秘書官がいるせいだ」
「んっ……」
今日最初のキスが落ちた。唾液を送り込み、霧島の口腔からも唾液を掬い取る濃密なキス。舌で
彼女の歯をなぞってから顔を離すと、提督は涎を唇の端から垂らして目を蕩けさせている霧島に
言った。
「君が美人なのがいけない。責任とってくれ」
「ん、や、あ♪」
乳首を指の間に挟まれ弄ばれて、霧島は澄んだソプラノで歌った。
「もう! しようのない人ですね」
提督に目を向けて、相変わらず胸を揉まれながら、霧島はわざとらしく咳払いした。
「……こほん! 確かに、司令をこんな状態で放っておいては、練度を上げている最中の子たちに手
を出して、今の訓練を台無しにするかもしれません」
霧島は白魚の指で提督の下腹部を撫でながら、情欲に濡れた目で提督を見返した。
「艦隊の頭脳と言われるよう、私が頑張って、司令が悪戯できないようにしますからね」
「さすが俺の秘書官、適切な戦況分析」
提督の膝の上からするりと降りた霧島は、粛然と彼の前に跪くと、彼の社会の窓に手を差し伸べ、
恭しい手つきでジッパーを下ろした。心底楽しそうに彼が眺める前で、霧島は期待に満ちて飛び出
してきた陰茎を目の当たりにして、呆れたようにため息をついた。
「そ、それでは……」
彼に催促されて、霧島は提督の下腹部へ顔を寄せた。頬に触れる彼の暖かい手に微笑してから、

彼女は柔らかい手で撫でさすられ、熱く脈打つ男根を間近に見つめた。
「ふふ、じゃあ、提督のチェックをさせていただきます。んっ……」
充血した鈴口にくちづけてから、霧島は期待に震える茎へ舌を這わせていった。醜悪な男根に丹
念に舌を絡める霧島を愛しげに見つめ、提督は彼女の柔らかい髪を撫でた。
「ん♪ ふふ……」
「どう? なんか調子悪そう?」
口の中で、舌を使って提督を愛していた霧島は、彼の顔を見上げると目だけで笑った。いったん
口を離すと、霧島は茎にキスしてから、楽しそうな上目遣いの目を向けた。
「いつもと同じで、わがままで素直じゃなさそうです」
「さすが、よくわかってる」
提督は霧島の頬に指を添えた。顔を上げた霧島が目を閉じると、提督は彼女の唇に自分の唇を
重ねて、自分の味がする唇を味わった。霧島は必死に彼の舌と自分の舌を絡めながら、陰茎が寂し
がらないよう、柔らかく握った手で楽しませることも忘れなかった。
口の中で別の生き物のように蠢く舌を味わいながら、提督は霧島の胸の上に手を置いた。霧島の
唇からため息が漏れると、提督は舌を離して、鼻梁といわず眉といわず霧島の顔を舐める。すでに
息で曇っていた霧島の眼鏡の上を、彼の舌が這い回り、レンズをなぞって霧島の瞼を撫でた。
目元を嘗められて、霧島は飽食した猫のような声を上げた。
「やあん、提督、そんなにしちゃいやです」
「霧島は顔のつくりがいいからね。いつまでもこうしてたくなる……」
しばらく舌を絡めて遊んでいると、霧島の顔を間近に、彼はかすかに眉間にしわを寄せた。提督は
霧島の耳朶に熱い息を吹きかけた。
「霧島、もう出ちゃいそうだ。大丈夫?」
「はい、司令……このまま」
提督は霧島と舌を絡めたまま、彼女の手の中で力強く痙攣した。そして、霧島の左右の手に握ら
れ、はち切れそうになっていた肉の塊から、霧島の手中に熱い飛沫が迸った。提督に唇を舌でなぞ
られながら、反り返る男根の動きに合わせて手を動かした。
「ぷは、ん、あ、熱い……」
霧島が陶然と呟く間にも、提督は霧島の手の間で力強い痙攣を続け、指の間から溢れるほど精子
を吐き出し続けた。やっと終わった時には、白く濁った液は霧島の手首まで流れ落ちていた。 

「もう、司令、こんなに出して……」 
霧島の手中で、提督の男根は全く萎えず、新しい刺激を求めて昂っている。首筋を唇で吸われな
がら、霧島はその男根を緩く握った。霧島の耳朶を嘗め、耳孔を舌で犯しながら、提督は甘く彼女
に囁いた。 
「君の手があんまり気持ちよくてね。綺麗にしてくれ」
「はい……」 
霧島は猫のように両手を嘗め、彼女の手を穢した液を掬い取った。霧島は蕩けた顔のまま体を折
り、促されるまま陰茎に奉仕を始めた。髪をかき上げ、残滓を口へ運び、彼に促されるまま、霧島は
液を嚥下していった。瞑目した彼女は陰茎を根元まで頬張ると、尿道を舌先でなぞって、残った精
子を吸い出していった。
「ほら霧島、おっぱいも使ってよ」
「司令……本当におっぱいばかり好きですね」
真っ白な胸に手をやると、もう力を取り戻した男根を、霧島は二つの脹らみで挟み、左右から刺激
した。歓喜に震える提督が、自分の胸の中でますます充血させていくと、霧島は胸の谷間から突き
出てきた先端にキスし、彼へ忠誠を示して見せた。
「あ、霧島、それやばい」
霧島がそのまま亀頭を嘗め回していると、提督が喜悦の呻き声を漏らし、二度目の射精が霧島の
唇へ叩き付けられた。彼女は口を離さず、舌を口腔の中で動かし、あふれ出る精液をすべて受け止
めてしまった。
口を開け、溜まった精液を満ち足りた表情の提督に見せつけてから、彼女は口を閉じ、ゆっくりと
提督の吐き出した液を嚥下していった。

椅子に座った提督の、露出した下半身の上に馬乗りになった霧島は、白い貌に艶やかな髪を貼り
つかせ、半開きの唇から切なげな喘ぎを漏らし、対面座位で彼女を貫いた提督の劣情をますます
煽った。
提督は霧島の背後へ手を回すと、完璧な桃のような尻へ指を喰い込ませた。
「あっ!? 提督」
「霧島!」
「んんっ!」

提督は霧島に唇を重ね、もう片方の手で彼女を抱き寄せた。霧島を思い切り抱きしめると、豊かに
実った乳房が胸板に押し付けられた。吸い付くように柔らかい乳房の中で、肉の豆のような二つの
胸の頂が提督の胸の上を跳ねまわり、さらに彼の興奮を誘った。
提督は力強く霧島を突き上げ始めた。
「ぷはっ! んっ、あっ! さ、最初から激しすぎます、提督! んう!」
「こんな美人に我慢できるわけないだろ」
提督は霧島をまた抱き寄せ、目の前で躍っている豊かな乳房に吸い付いた。胸の中で自己主張
している先端を咥えて、舌でねぶると、霧島は提督の頭部を抱きしめて、ますます悶えた。息ですっ
かりレンズを曇らせた眼鏡の奥から、舌を垂らしてだらしない表情の霧島は蕩けた声を出した。
「あんっ♪ もっと強く吸ってください、司令っ」
執拗に霧島の乳首を嘗めながら、提督は彼女の尻をつかみ、更に突き上げていった。頤をそらせ
た霧島は、彼の髪に指先を埋め、その顔をはだけた胸元にさらに強く抱き寄せ、手足と股間で提督
の体をますます強く抱きしめた。
「はう……すごい、すごいですっ!」
霧島はしまいには彼の肩に手を回して、自分から尻を振り始めた。
密着した状態で、提督は霧島の首筋を吸い、鎖骨の周辺を吸い、乳房を吸い、霧島の胸元に
次々と自分の所有権を示す印をつけていった。提督は顔を離すと、濃すぎる快楽に歯を食い縛っ
て、ピストン運動を加速させた。霧島の胸を滅茶苦茶に揉みしだきながら彼は言った。
「霧島! このまま中に出すぞ!」
「あっああ! だ、ダメですよ司令! 赤ちゃんができてしまいますっ!」
「ああ! きっと霧島に似て綺麗な子だ!」
髪をふり乱した霧島は、快楽にすっかり緩んだ顔で、司令官に讒言した。ところが、涎を垂らして快
楽に溺れる彼女が提督は可愛くてたまらないので、ますます陰茎をいきり立たせ、腰を振り立て、
霧島を存分に味わった。
霧島はろれつの回らない声で言った。
「あん、司令! 奥まで、奥まで来ちゃいますからあ!」
「霧島、好きだ! 愛してる!」
「も、もう! いやな人ですね!」
提督は腕を霧島に回し、顔を彼女の胸元へ埋めて、艤装を外した華奢な体を抱きしめた。均整の
取れた霧島の体は柔らかく提督を受け止めた。

瞬間、提督は霧島の胎の奥深くで決壊し、霧島の子宮をこらえようのない射精が穢した。形のいい
尻をしっかり掴み、霧島の腹の底を自分の遺伝子で染めていった。そして提督は霧島の尻に回した
手の親指を、葵色の窄まりへ突っ込み、奥へとねじ込んだ。
「あっ!? 司令っ、そこはダメえええっ!」
自分の胸に埋まった提督の頭を抱きしめたまま、霧島は目を見開いた。
「ああっ!」
自分の中で断続的に子宮を叩く感覚を感じながら、霧島も抗いようのない絶頂を迎えた。肢体全
身で提督を抱きしめ、彼女は歓喜に打ち震えた。彼女の熱い吐息を間近に感じ、提督は霧島の胸
の中で言った。
「まったく……尻の方でもこんなに喰いついて、君はとんでもない女だ」
「司令が変なことばかりさせるからですっ」
霧島が力の入っていない拳で提督の胸をたたくと、提督はその手にキスした。
「ごめんごめん。君はとんでもなく素晴らしい女性だよ」
「もう!」

べつのひ!

「いい加減にしてください! これじゃ装備の開発どころか、書類の整理だってできません!」
霧島の叱責が執務室に響いた。スカートを下ろし、胸元を緩めた彼女の背後では、後ろから彼女
と結合した提督が、激しく怒張した彼の一部を烈しく霧島に突き入れていた。
「ごめんごめん、後で手伝うから一緒にやろう」
提督は霧島の細い腰をしっかりホールドすると、ますます強く突き入れ始めた。
「そっ、そういう問題じゃあ、ん♪ あ♪ あ♪」
揺れ動く霧島の乳房を手で受け止めると、ゆさゆさと揺すって楽しみながら、提督は彼女の耳元に
唇を寄せ、耳朶を甘噛みしながら囁いた。
「霧島、愛してる」
「も、もう、本当に、データ以上にしようのない人です!」
霧島の両手首を手綱のように両手で握りしめ、提督は激しく腰を動かした。下腹部を叩き付けるた
びに、霧島の柔らかな尻が弾んだ。だいぶ慣れてきた子宮の入り口を何度も突かれ、霧島は脱力し
た上半身を机に倒して悶えた。
極上のオイルの中に滑り込むような快楽に神経を焼かれながら、提督はなかば本能的に腰を動か
し続けたまま言った。

「霧島、逝っちまいそうだ」
半身を折った霧島は息も絶え絶えに言った。
「わ、わたしも、提督の、お、おちんちんで……いってしまいそうです」
提督は霧島の後ろ髪に鼻先を突っ込み、牛のように彼女の項を嘗めた。提督の舌に敏感に反応
する彼女の耳元に唇を寄せ、提督は囁いた。
「いいね、このまま、中で」
「し、司令、いけません、こないだだって……」
霧島の返事を待たずに、提督はラストスパートをかけた。快楽に取りつかれ、無心に腰を振る提督
の前で、こちらも半ば無意識に尻を動かしながら、霧島は机の縁を握りしめて嬌声を上げた。
「あっ! あっあっ、ああっ!」
衝撃の奔流に体を揺らしながら、霧島は絶頂へ昇りつめていった。提督は焼き切れそうな快楽に
拳を握りしめた。霧島が声を漏らし、彼女を貫いた提督を締め付けると、霧島の中でさらに長く硬く
なった男根を通し、提督は霧島の奥深くに思い切り滾った劣情を撒き散らした。
霧島は汗の浮いた顔で息を吐きながら、細長い指で尻を撫でた。
「あっ、ああ……司令、おなかの中が、あたたかいです……」

なんねんかあと!

「チビはどうだった?」
「あなたに似て甘えん坊です」
「俺といるときは、君に似て落ち着いてるけどな。こいつ、猫被ってやがるな」

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霧島
最終更新:2014年01月10日 17:54