提督×扶桑1-340

「提督にお手紙があるみたい・・・」
「お?そうか、ありがとう」
扶桑から手紙を受け取る
いつもの戦績報告書だろうとおもったら・・・母さんからか

[元気にしてるか]
あぁ、してるよ
[飯は食ってるか]
間宮さんの飯はうめえさ、心配いらねぇよ
[早く嫁さん見つけてきな、孫が見たい]
そう、か・・・いや、心に決めたやつはいるんだけどな・・・
[うだうだ考えてないでぶつかってきな。どうせフラれやしないかとビクビクしてるんだろう?]
なぜお見通しェ・・・
まぁ、そうだな・・・踏み出さないと掴めないもんもあるってもんだよなぁ

「提督・・・?あの、どうかしました?」
心配そうに覗き込んでくる扶桑
「なぁ、扶桑」
「・・・?」
きょとんと首をかしげる彼女に
「好きだ、結婚を前提に付き合ってほしい」
「へ・・・?け、結婚・・・?えっと・・・えぇーーーー!?」
思わず驚嘆の声を上げさせるほどの爆弾発言を行った
「え、あの?提督?結婚?結婚ってその、男女が夫婦になって、あの、その、え?え?」
いつものおっとりした彼女が一転してあたふたしている。これはこれで非常にかわいいと思うのだが、少しかわいそうかな
「扶桑、落ち着いてくれ、深呼吸だ」
「あ、はい・・・。すー、はー、すー、はぁ~」
落ち着いたようだ
大げさに深呼吸したようでおっぱいが強調されて実にスバラシイ!
・・・失礼

「あの・・・提督、ほんとうに・・・?本当に私でいいの・・・?」
「あぁ、一目見たときからずっと思っていたんだ。一目ぼれってやつだな・・・」
「でも・・・きれいな子やかわいい子は他にいっぱいいるわ・・・私なんて・・・」
「それに、私たち姉妹がなんて言われているか知っているわよね?あなたまで不幸だなんて呼ばれたら、私は・・・っ!?」
信じられない、そんな風にネガティブな発言をする彼女を抱きしめて黙らせた

「実力行使にでるが・・・俺がこんなことをしたい、と思うやつはお前しかいない」
言いながらぎゅっと抱きしめる
俺よりも背の低い彼女は胸板に顔を付けるようにすっぽりと埋まっている
ふわり、と長い髪からいい匂いが流れてくる
背中に背負った砲塔が頭にぶつかってすごい音がしたがまぁ問題ない。鉄板に顔の熱を奪われて意識がぶっ飛ばないで済む
「ぁ・・・、すごい、ドキドキしてる・・・」
「わかるか?これ結構勇気だしてやってるからな?」
「わかるわ・・・顔が真っ赤だもの・・・」
そういってひんやりとした手をこちらの頬に添えて見つめてくる扶桑
その少しうるんだ瞳に吸い込まれそうになる

「ほかの奴?確かにいろいろいるだろう」
「だが、それがどうした?俺はお前に一番心を惹かれてる」
「あだ名は知ってる、不幸姉妹・・・だろう?ふざけるな」
「俺が提督である以上お前らを絶対不幸になんてしてやるものか。過去がなんだっつーのそんなもん鼻で笑って俺の鉄拳という名の主砲でぶっとばしてやる」
普段から思っていたことを一気にまくし立てる
そして目をぱちくりさせている彼女にしっかりと目を合わせてもう一度
「俺はお前が好きだ、お前の素直な気持ちを教えてほしい」
馬鹿正直に告白してやった。これでフラれたら俺は回天にでも乗って敵本拠地に突撃してこようと思う
「・・・はい、私でいいなら喜んで」
彼女は涙をたたえながら微笑み、答えてくれた──そして
「私もずっとずっと好きでした・・・もう、離れません」
嬉しさ爆発と言わんばかりに抱きつき返してきた
「~~♪」
ご機嫌な様子でほおずりしてくる扶桑
こんな一面もあるらしい。すごいふにゃふにゃしてる、かわいい、なんだこの生き物
「・・・」
頭に手を置き、髪を梳くように通しながら撫でてやると
「はぁ・・・♪」
恍惚の表情を浮かべてしなだれかかってきた
お、おう、その、なんだ、やべぇこっちもドキドキしすぎていろいろと我慢がきかんっ
「扶桑」
「はい?」
「キスしたい」
節操ないな、俺。畜生悪いか初彼女で童貞だったら暴走するしか道はないだろう!
「───」
固まった。まずい、がっつきすぎたか──
「はい♪」
幸せそうにはにかんで答えると
「──どうぞ」
目を閉じて迎えてくれた

一見落ち着いているように見えるが耳まで真っ赤になっているし、肩もふるふると震えている
ここで応えなきゃ漢じゃねぇっ!
「──んっ」
「ん、んむ、ちゅっ」
腰と頭に手を回し、抱き寄せてキスをすると彼女から積極的に吸い付いてきた
「ちゅっちゅ、ぁむ、む、ちゅ、ちゅっちゅ──んぅ!?」
「ん、んむむ、ん、ちゅるっ」
負けじと舌をねじ込む。最初は驚いた彼女もすぐに順応してお互いの口内を蹂躙する
「ぷぁ、は・・・っ」
「はっ、ふぅ・・・」
息が続かなくなり離れると、二人の間に唾液で橋ができ、月明かりを受けてきらり、と光る
「いきなり激しかったな」
「だって・・・ほしかったんだもの」
指を合わせてもじもじする扶桑。本当にどこまで俺を萌えさせれば気が済むのだろうこの子は

もうあれだ、我慢できん。最後まで行ってもいいよな?
みなさんお分かりのことだとは思うが、童貞ボーヤ(愛宕にとてもいい笑顔で言われた)がこんなことをしたら下半身は見事に反応するわけで
扶桑も顔を真っ赤にして所在なさげにしている
「提督・・・あの・・・何か、あたって」
うん、だよね・・・というわけで
「すまん扶桑、抱きたい・・・というか抱く」
「・・・はい///」
ぱんぱかぱーん!すごい、こんな気持ち初めて!もう何も怖くない!
我、夜戦ニ突入ス!
いたすにはちょっと邪魔な装備を一旦はずし、お姫様抱っこで布団まで運ぶ。
「あ・・・」
寝かせてやると、恥ずかしさと嬉しさと期待を込めたまなざしで見つめてくる
「その、ゆっくりできないと思うから先に謝っとくな、ごめん」
「・・・ふふっ、大丈夫よ。それだけあなたが想ってくれているってわかっているもの」
やさしく応えられてしまった。さすがはお姉さんか
「じゃあその・・・脱がすよ」
言って彼女の服に手をかける
彼女の手伝いもあり、するりと簡単に脱げ、一糸まとわぬ彼女の身体は
「きれいだ・・・」
「~~~~~っ///」
飾った言葉なんて考えられないほど美しかった

胸や秘所を隠そうとする手を上にのけて、その姿を目に焼き付けながら
おもむろに胸に手を伸ばした
「───んっ」
ふにゅっと手でつかんだ分形を変える胸──あたたかくて、柔らかい。
そのままこねるように、また、ふにふにと感触を楽しむように揉んでいく
「ん、ぁ、ひゃ、やん、あ、あ・・・っ」
切なげに声を漏らす扶桑、どうやら痛くはないようだ
そのまま触り続けていると、先端部分が固くなってきた。どうやらちゃんと感じてくれているらしい
ので、こりっとつまんでみた
「ふああっ!?あ、やっ・・・!?」
ビクン、と大きく跳ねたちょっと刺激が強かったか・・・?
「あぁ・・・ん、ぁ・・・」
少し弱めながらくりくりすると甘い声を上げながらもだえる彼女、どうやらこれくらいがいいらしい

おっぱいを刺激すること約10分ほど
さっきからもじもじと太ももをすり合わせていることには気づいていたのでそちらも触ることにした
「ぁ・・・ひゃ!?」
胸は一度解放し、両手で閉じた脚を開かせると彼女の秘部からあふれたもので敷布団のカバーにシミができていた
「やぁ・・・みないで・・・」
恥ずかしいとばかりに顔を覆ってしまった扶桑、そのいじらしさに感動を覚えつつ
くちゅ・・・
「ひあぁっ!」
「濡れてるな、ここ・・・」
水源を指でなぞっていった
「あ、あ、だめ・・・そんな・・・はあぁ・・・」
「気持ち良くなってる証拠だよ、俺としては嬉しいな・・・」
「そう、なの・・・?」
「あぁ、だからもっと力を抜いて・・・」
少しいやいやと首をふる彼女をなだめ、本番のための準備を開始するべく指を侵入させる
「あ、あぁ、あ・・・ひゃぁ、あ・・・っ!」
くちゅくちゅと中を刺激してみる奥からとろり、とろりと愛液があふれてくる
「あ、あぁ、ふあ、あああ・・・っ」
「よく濡らさないと痛いらしいからな・・・」
言い訳しながら彼女を攻めたてる
部屋には水音と彼女の喘ぎ声だけが静かに響く
「あ、ぁ・・・提督、なにか、なにか・・・くるの・・・」
「いいよ、そのまま身を任せて・・・」
限界が近いらしい彼女をイかせるために少しスパートをかける
「あ、あ、あ、あああ、あああああああぁ~~~っ!!!」
布団をぎゅっとつかみながらピンとのけぞり硬直する扶桑
どうやら無事イったらしい
「はぁ、はぁ、あ・・・」
脱力し、ぼんやりと中空を見つめる扶桑を前に自らも裸になり覆いかぶさる
「あ・・・」
「本番、するからな」
「はい・・・あなたを、ください・・・」
ギンギンに屹立したモノをあてがい

ずぷり
「~~~~っ!!」
彼女の中に侵入した
「くぁ、きっつ・・・」
「う、くぅ・・・っ」
十分準備したつもりだが初めてってのはこんなにきっついもんなのか・・・
「大丈夫・・・じゃないよな、すまん・・・」
「いいえ、だいじょう、ぶ、です・・・だから、さいごまで・・・っぅ」
痛みに耐え、涙を浮かべながらも受け入れようとしてくれる彼女
「わかった、一気にいくから少し我慢な・・・!」
感謝をしながら、せめて痛みは一瞬に、と腰を突出し一気に突き進む
「くぅあ、あっ・・・!」
みち、ぶち、と肉を引き裂いて行き止まりまで押し込んだ

「はいった・・・!」
「は・・・い・・・」
ふるふると震えながらも笑顔をうかべてくれる彼女
そして、それとは別にぎちぎちと締め付けてくる内部に我慢をできずに
「動くな・・・」
「はい・・・!」
彼女を貪る
「うくっ、あ、あぁ・・・!」
苦悶の表情を浮かべる彼女だったが、こちらが心配して腰を止めると
「大丈夫ですよ・・・?この痛みも、あなたとつながっていることを教えてくれて、うれしいのです・・・」
嬉しいのだと、大丈夫なのだと受け入れられてしまった
こうなったら男としてはもう甘える他無く
「んく、あ、うぁっ、あぁぁ・・・っ!」
彼女の身体におぼれていった
彼女と交わり始めてどれくらい経っただろうか
「ん、あ、あぁ、あんっ、ぁ・・・っ」
痛みは薄れてきたようで、甘い喘ぎ声を上げてくるようになった
中の反応も、押し出すような締め付けではなく、もっと奥へ、奥へと引き込むように変化していた
こちらの限界は近い。おそらくこれ以上我慢は効かないだろう
「すまない、先に・・・」
「はい、あなたのお好きなように・・・」
情けない話だがその言葉を受け取って
少し乱暴に腰の動きを速めて、俺は限界に達した

どぷっ、どくっ、どくんびゅるっ!
「あああっ、あ、ひゃああっ!」
最奥部に押し付け、全部中に放つ
彼女も逃がすまいというように背中に腕を回し、脚で身体を挟みこんで受け止めてきた
いわゆるだいしゅきホールドとかいうやつだ

「あぁ、あ・・・あついのが、なかに・・・」
「う、うぅ、くっ」
全部出し切ると彼女の上に突っ伏し
「ありがとうございます・・・」
「それはこっちのセリフだよ・・・」
嬉しそうに抱きとめて頭を撫でてくる彼女に身を任せ、二人一緒に軽い眠りについた

「しちゃい・・ましたね」
「あぁ、そうだなぁ・・・」
「みなさんにご報告はどうしましょう」
「遠征組が帰ってきたらまとめて全員にしよう・・・ただ、山城には先にな」
「えぇ、あの子には祝福してほしいのたけれど・・・」
「難しいかもな・・・でも、認めてもらうさ。俺は二人の仲を引き裂くつもりはまったくないしな」
「わかりました、お任せします」
少しして目を覚まし、抱き合ったままの姿でそんなことを話し今後の騒動をどう収めようか考えたあと
せめて今だけはと事後の余韻にひたりいちゃつくのであった

タグ:

扶桑
最終更新:2014年06月11日 22:00