提督×矢矧5-210

大和の護衛の為に深海棲艦の巣に潜入する矢矧。
だが、それは深海棲艦T級の巧妙な罠だった。

「矢矧のプライドは 俺に崩される為に築いてきたんだものな」
「いつもの力が出せれば…こんな深海棲艦T級なんかに…!」
「よかったじゃないか 大和が人質になってるせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「へへへ おい、俺の46cm砲を用意するぞ。気持ちよくしてもらう」
(耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!)
「矢矧の生パンツゲ~ット」
(いけない…!左乳首が感じやすくなってるのを悟られたら…!)
「生矢矧の生ハメシーンを実現してもよろしいでしょうか?」
「こんな奴に…くやしい…! でも…感じちゃう!」(ビクッビクッ
「おっと、乳首に当たってしまったか。甘い痺れがいつまでもとれないだろう?」

───「と、いうのはどうかしら?」
「いや、話の流れが読めん」
「ほら、最近マンネリ気味かなと思って」
「誰のせいだと思ってるんだ」
「あら、誰のせいなのかしら?」
「すいませんでした」

ここ最近毎日のように部屋を訪れるようになっている矢矧。
毎回搾り取られて正直昼にも影響が出ているのだが
いざ来られてしまうとそこは悲しい男の性、結局彼女が満足するまで付き合ってしまう。
それでも流石に毎日のことである。
さすがにするパターンが同じになってきたと思ってきたところへのこの提案であった。

「というかなんなんだそれは」
「最近提督との性生活がマンネリ気味になってきたって秋雲に相談したら渡されたの」
「ああ、あいつ怪しげな本を書いては売って稼いでいるらしいからなって
それ以前に駆逐艦相手にそんな相談するか普通」
「あら、あの年頃の子って結構その手の知識は持ってるものよ。
それに前も言ったけど前世の記憶があるなら猥談なんて聞き慣れてるしね。
ましてや秋雲はこういう知識にやたら詳しかったりするし」

「で、それをやれと?」
「あら、提督にはご不満だったかしら?」
「つまりはあれか、雰囲気を作っていつもと趣向を変えてみろと」
「そんなところじゃないかしら」

「じゃあ始めるぞ『矢矧のプライドは 俺に崩される為に築いてきたんだものな』」
両手を縛った矢矧に対してイメージプレイを開始する。
「いつもの力が出せれば…こんな深海棲艦T級なんかに…!」
「よかったじゃないか 大和が人質になってるせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
言葉で責めながら矢矧の豊満な肢体を弄る。

「へへへ おい、俺の46cm砲を用意するぞ。気持ちよくしてもらう」
(うん、最初の時以来主導権握られっぱなしだったから結構新鮮だなこれは)
イヤイヤをする矢矧に屹立した肉棒を見せつけ、さらに矢矧を責め続ける。

「ヘヘヘ……さて、そろそろメインディッシュをいただくとするか」
「ああっ……イヤ、そこだけはやめて!」
「聞こえんなぁ」
ズブブブブ……
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!」
「クックック……スゴイ締めつけだぞ、このまま快楽の奴隷に落としてやろう」

────数時間後
「あっあっあっあっ! も、もうやめてくだしい!」
パチュッパチュッパチュッ!!
「ほら、どうしたの! 私を快楽の奴隷に落とすんでしょう!」
動きの衰えてきた提督の動きに不満を持った矢矧が器用に縛られてる縄を自力で紐解き
提督に襲い掛かったのであった。
体こそ反応していたものの、意識はもはや朦朧としており抵抗する力は既に残っていなかった提督に
矢矧が猛然と襲いかかる。

「だ、ダメだって……も……無理」
最後の力を振り絞って矢矧の一番奥に腰を叩きつけて何度目かわからない精を吐き出す。
自分の奥に注ぎ込まれる暖かい感覚をを矢矧はとても満ち足りた表情で受け止めていた。

「グー、スピー……」
「……さすがにちょっとやりすぎちゃったかな」
苦笑しながら提督の頬を指でつつく矢矧、当然ながら熟睡している提督からの反応はない。
「ごめんなさい、やっぱりまだちょっと怖いの。
また何も守れずに沈んでしまうんじゃないのかなって」
正直自分が艦娘という存在になったとき、できればもう戦わないで済む人生を送りたかったとも思った。
だが、諦観を心のどこかしらに抱えていた自分を迎えてくれたのは……

「う~ん……矢矧……だからもう無理だって……ムニャムニャ」
「あはは、ごめんなさい」
聞いているはずもないのに笑顔で謝る矢矧、そして──
あなたが私の提督でよかった」
そう呟くと提督の頬にそっと口付ける。
そして布団に潜り込み提督の手を取り抱き寄せる。
そのまま手から与えられる心地よいぬくもりに身を任せ、矢矧もまた眠りに落ちていくのだった。

 

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最終更新:2013年12月10日 17:42