加賀×提督4-246

現在ヒトナナマルマル。
本日の執務を終えた提督は顔の前で組んだ手で口を覆うように、加賀は何時もの無表情でドアを見つめる
そしてゆっくりとドアが開く
「失礼します、司令官さん加賀さん、晩ご飯の時間なのです」
暁型四番艦、電はそういうと一礼して戻って行く
「今回は私の勝ちね」「そう、だな」「今から気分が昂揚します」「ちっ」

夕食を終えた後は、各々が部屋に戻りその後風呂や各自の趣味に興じる時間である
空母寮の浴場にて一航戦と二航戦が長風呂中
「あら、加賀さん今日はご機嫌ね?」「流石赤城さん、分かりますか?」「ええ、提督と何かあったの?」「秘密です」「そう?」
「ねぇ飛龍、分かる?」「うんん、何時もと同じにしか見えない。」「だよね」

時刻はフタフタマルマル
人気の無い廊下を紙袋を持った加賀が提督の私室へと歩く。
冷静であまり感情を出さない彼女だが普段より足取りが軽い

「失礼します」「入れ」
私室に入り鍵を閉める。薄暗い部屋で待っていた提督は加賀に近づきキスをする。
唇が離れ唾が橋を作る。
「ふぅ…今回は私の勝ちなのよ?勝手は困るわ」「分かっているさ、だがこれくらいは良いだろ?」
そんな会話も程々にベッドへ向かう。
「提督、手を後ろで組んで」「ハイハイ」
言われたように手を組むとがチャリと金属音がなる
「なんだこれは」「手錠です」
そう言うとドンと提督の背を押す。提督は倒されギシリとベッドが軋む。

提督と加賀が付き合い始めたのは既に数ヶ月前。健康な男女が体を重ねるには差程の時間はかからなかった。
何回と行為に励むなか加賀はポツリと一言こぼした
「あなたばかり主導権を握るのはズルいわ」と
しかし提督としては女性に主導権を渡すのは嫌だった。とは言え恋人の願いを無下にする訳にはいかずならばと勝負事をする事になった
夕食時、誰かが提督を呼びに来る。その呼びに来る娘を当てた方が勝ちという単純なもの
因みに20近く勝負し加賀が勝ったのは今回が初である

提督の背に覆い被さりながらズホンを下着ごと脱がす
そのまま手を提督の肉棒に這わせる。少しひんやりした手が徐々に固く、熱くなる肉棒を扱き出す
「どう?」「っ」「声を出しても良いのよ?」「誰がっするか」
提督の耳元で囁くが頑なに声を殺している。このまま耐える提督を見ているのも良いかもと思う、が行為のたび散々彼に鳴かされたのだ。
せっかく得た機会だ、うんと辱めよう。そのための準備はしてきたのだから。沸々と沸き上がる感情に任せ右手は依然と肉棒を扱き左手で持って来た紙袋を漁る。

「強情ね」「ハァ、ハッ」
返事する余裕もないのか荒い息だけが返ってくる
「これは耐えられますか?」
と紙袋から取り出すは数珠つなぎになったビー玉。さすがにアダルトグッズなど買いに行ける暇もなく工廠の妖精にアクセサリーと偽り作って貰ったものだ
それを提督の尻穴にあてがい一つ入れる
「いっ!?」
二つ三つと押し込む
「あっやめ、ひあ!」「やっと声を出したわね。可愛いです」「くぅ、うあ」
ビー玉が入るたび腸液が潤滑油となりヌプッと入りやすくなる
そして最後の一つが入ると同時に肉棒が膨張し白濁がシーツを汚す

「気の強い人はお尻が弱いというのは本当なのね」
そう耳元で囁きながら力の抜けた提督を仰向けにする
何時もは意地悪く笑みを浮かべ自分を見下ろす彼が今、恥辱で真っ赤になりながら涙で潤んだ瞳で自分を見上げている。その事実に加賀はぞくりと身悶える。服と下着を脱ぐと既にパンツはぐっしょりと湿っていた

「はぁはぁ、加賀、お前」「加賀'さん'と呼びなさい」「お前っ」
提督が口を開いた所に先程脱いだはかりのパンツをねじりこむ
「ふがっ」「反論は許可しません」
そう言い放つと観念したのか提督は大人しくなる。再び加賀はぞくりとする。完全に提督が服従したことに満たされたのだ
「では、入れます」
クチャっと湿った音がし自らの秘部を広げる。既に濡れたそこからは新たに溢れた愛液が零れる
ヌプッと肉棒が加賀に入ると一気に腰を落とす。コツっと肉棒の先が子宮を突き快感が走る。
「ん、駄目よ提督…腰は動かさないで」「ふが…」「そんな顔をしないで、私が気持ち良くするから」
ぐちゃぐちゃと加賀が腰を動かす。最初は小さい、だが次第に大きく快楽を貪るように。同時に提督の尻の中のビー玉を出し入れする
ドプリと精を吐かれながらギュッと肉棒を締め付けながらひたすら何度も腰を振り続ける。

「盛り過ぎだ。加賀」「でも良かったのではなくて?」
手錠を外した提督の腕の中で満足したように加賀は抱きついている
「二度とごめんだ」「そう、私は何度でもしたいのだけど」
「ほう?」「?」「そういえば、気の強い人は何だっけ?」「お尻が弱い…」
にやりと提督は笑いギュッと加賀を抱き寄せ尻を鷲掴みにする
「きゃっ」「なぁ加賀“さん”」
「何か冷たい物がお尻に…まさか」「ビー玉だオラァ!」

翌日やたらとお尻を気にしながら歩く加賀が目撃された

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最終更新:2013年11月27日 14:58